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コードの押さえ方って1つではないのは知っているのですが
押さえ方が違えば音って変わりますよね?

例えばこちらのサイトで「C7」の押さえ方が複数あり
鳴らしてみるとローコードともう一つブリッジ側の押さえ方では
かなり音が変わって聞こえます。
http://guitar.digimart.net/shibanzukun/mychordbo …

曲によっては同じコードの押さえ方でも印象が変わりすぎて使えない
なんてことはあったりするのでしょうか?

A 回答 (2件)

>曲によっては同じコードの押さえ方でも印象が変わりすぎて使えない


なんてことはあったりするのでしょうか?
使えないと言うことはありませんが、響きの印象が変わるのは間違いが無いので、特にその効果を狙わないときは、弾き始めた左手の位置を変更せずに終始引き続けるほうが良いです。ローポジションで弾き始めたのなら、できるだけローポジションで弾き続け、第五ポジションあたりで弾き始めたら、できるだけ、その近辺でコードチェンジをするほうが良いのです。コードチェンジのたびに左手の位置が行ったり来たりすることは良くないということです。
逆に、響きの印象が変わるということを利用して、本メロはローポジションのコードで伴奏し、サビではハイポジションを使うことで、サビに入って気分が変わったという感じを強めることも出来ます。

ご承知のとおり、コードネームは、押さえかたを意味するものではなく、そのときの和音の響きを示すものですから、あらゆる楽器奏者が共通に認識できる便利な記号です。
ギターはもちろん、ピアノやキーボード、ウクレレやバンジョーなどの弦楽器類などの和音を出せる楽器奏者にとっては便利この上ないものです。
例えば「C7」という記号を見ると、知識のある人であれば、「ド・ミ・ソ・シ♭」という音からなる和音であると言うことが判りますので、各々の楽器の特性や奏者の技量に応じて、好きな場所で和音を出すことになります。
「C7」の記号の持つ情報は、「最低音(ルート)がCであること」、「Cの上に、少なくともミとシ♭が乗っていること」ということです。最低音が「C」であれば、その上に乗るミソシ♭の順番は関係がありません。また「ソ」は省略することができます。そのような約束になっています。

しかし、コードというのは、そのキーの中で各々機能(役目)を持っており、例えば、「C7コード」は、キーFの中では、「Fコード」を呼び出すのが役目です。
どんな曲の場合でも、「C7コード」の次は「Fコード」と決まっています。
従って、「C7→F」というのをひとつの動き(モーション、ムーヴメント)と捉える必要があります。そうすると、「C7」を鳴らした場合、ピアノで言えば、結合感を強くするためには、各々の指を出来るだけ動かさずに二つのコードをつなげて弾く、というのが注意点となります。
低い音で「C7コード」を鳴らして、続く「Fコード」を高いところで鳴らした場合、「結合した感じ」が無くなりますので、それは良くないのです。

ギターの場合もそれは同じで、例えば、ローコードでC7を鳴らした場合、一番結合性が良いのが第一フレットセーハのポジションでのFコードです。というのは、
第1弦に着目すると、ミからファへ半音上行する
第2弦に着目すると、ドからドに1度にとどまる(動かない)
第3弦に着目すると、シ♭からラに半音下降する
第4弦に着目すると、ミからファに半音上行する
第5弦に着目すると、ドからドにとどまる(動かない)
第6弦に着目すると、通常C7はミュートなので、第5弦の「ド」が、Fコードにおけるルートの第6弦の「ファ」に進行したとみなす。
というように各構成音が、各々最短距離で動いてコードチェンジされるので、両者の結合性が非常に良いのです。

しかし、どちらか一方にハイコードを使うと、「C7」コードから「Fコード」に移るときの各々の構成音の落ち着き先がしっくり行かないことは想像できると思います。
このような意味で、その曲に出てくるコードは、「あまりポジションが変わらない場所」で鳴らすのが良い、すなわち「第一ポジションのローコードで弾き始めたら、終始一貫してローコードで弾く」というのが原則です。
特に、「G7」→「C」とか、「C7」→「F」、「D7」→「G」、「E7」→「A」などの進行(ドミナントモーション)があるときは、両方のポジションを一致させるほうが効果が高くて良いのです。
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>曲によっては同じコードの押さえ方でも印象が変わりすぎて使えない


>なんてことはあったりするのでしょうか?

もちろんあります。
(まったく使えないというレベルではありませんが)。

たとえば、ローコードのC7の場合、
低い音から、ド、ミ、シ♭、ド、(ミ)

3フレットでセーハするC7の場合、
同じく、ド、ソ、シ♭、ミ、(ソ)

ですので、ローコードには
・「ソ」の音が含まれていない
・「ミ」の音が4弦2フレットの低い音が含まれている

のように、省略される音、重複する音、オクターブの上下など
の違いがありますので、曲調やコード進行によって
どちらかの響きが合っていても、もう一方はしっくり来ない
というケースは多々あります。

ですので、たとえば、トップノート(コードの中の一番高い音)の
動きが、コード進行の中で自然に聞こえるようにするとか、
同じ音でも、1オクターブ高い方がいいのか、低い方がいのか
などに着目して、使うコードフォームを選べば
演奏の質を上げることができます。
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