
たとえば、ベテルギウスは640光年離れているといい、今現在既に超新星爆発を起こしており、2012年にそれが観測できるかもしれない、というようなニュースを見ることがあります。
しかし、距離が離れている場所での「いま」というのは、本当に存在するのでしょうか?全ての情報が光よりも速く伝達できない、観測不能だと言うことは、距離が離れている場所での時計と、この地球での時計が、本来ばらばらの値を刻んでおり、地球尺度での「今」という言い方は、実は観念的な物で、物理学的には意味を持たない(そのような概念は存在し得ない)ように思うのですが、いかがでしょうか。
こんなに単純な、私でも疑問に思うことですから、きっと物理的に美しい解釈が既に為されているのだと思います、宜しければ、その解釈に関するリンクや書籍等、お教え頂けると、更に嬉しく思います。
何卒よろしくお願い致します。

No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>きっと物理的に美しい解釈が既に為されているのだと思います、
当然です。
100年も前にアインシュタインは簡潔に述べ、証明しています。
天才は簡潔でエレガントに表現が出来ます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BA%E6%9C%89% …
>こんなに単純な、私でも疑問に思うことですから
とてもエレガントな表現だと心得ます。
大切なのは、固有時は絶対時間と言う物理法則を覆した事です。
間違っても、物理学は5感とかの超物理学(トンデモ力学)に屈服しないと言う事です。
「私は全宇宙に時計を置いた」ということで全て解決ですね。
100年も遅れて居るとはいえ、自分自身でこの糸口までたどり着けていたことには、なんとなくおもしろさを感じます。
No.4
- 回答日時:
言葉は今でも同時でも良いのですが、宇宙は絶えず何処でも光速度で動いています。
それによって物質の相関や波の伝播が行われますので、それによる変化のことを私たちは時間と呼んでいます。
だから今見れる星の状態から予測は問題ありません。
時の矢と時間(変化)は違います。 ひゃまの時の変化力より
No.3
- 回答日時:
あっしも同じような疑問をもったことがあるのですが、距離と時間の関係について、あるいは時間という物理量の定義に関して、自分なりに納得したことがあるので、ご紹介させてください。
その昔、と言っても、アインシュタイン以前の19世紀までは、下記の関係が成立すると考えていました。
速度 = 距離 / 時間 ----式(1)
ところが、アインシュタインの時代(=20世紀)に入って、速度というものには上限がある(光速)ということが判ってきました。
例えば、式(1)に対して、距離=50万キロ、時間=1秒という値を代入することが出来ないということです。
これは、式(1)が恒等式ではないということで、距離と時間を使って速度の定義が出来ないということになります。
そこで、式(1)を単純に操作して、式(2)を作ってみるとどうでしょうか?
時間 = 距離 / 速度 ----式(2)
ここでは、自然界で取りうる値であれば、どんな値を速度に代入しても、どんな値を距離に代入しても、時間が決まります。
つまり、式(2)が恒等式であるということです。
式(2)に特別な値、すなわち速度=光速を当てはめても成り立ちますね。
時間 = 距離 / 光速 ----式(3)
式(3)は恒等式であり、かつ光速は定数です。
この式(3)で、明確に時間の定義ができたと思いませんか?
時間 = f (距離) ----式(4)
と書いても良いですよね。しかもfは極めて単純な「定数で除するだけ」です。
以上が、私の考える、「距離と時間の関係について 」なのですが、ご参考になりますでしょうか。
No.1
- 回答日時:
その意味で言うと、真の「今」は、人の感覚器官の感受表面
にしかないということになります。
そこにおける量子相互作用パターンに対して、過去の経験の
蓄積によって潜在的に励起される、“そこ(遠く)で何(生理的
相互作用)が起きるか”という予測が、空間的広がりなのです。
「五感」は、どれも感覚器官表面での量子相互作用に過ぎません。
視覚=光は当然ですが、聴覚の空気の振動も気体分子の最
外殻電子との電気的反発=光子の交換だし(触覚も同様)、
味覚や嗅覚もそれぞれの感覚細胞表面のカギ分子にはまる
分子による電離=光子の移動です。
いずれも、感受表面での量子相互作用パターンの違いに過ぎ
ないのです。
そして大事なことは、その「感受表面」も、予測=仮象としての
空間的広がりに、有限の大きさを占めているということです
(本質的存在の絶対性の否定)。
実は、相対性理論にしても、量子論にしても、認識体との相対
によってしか存在は無い、という帰結を潜在的に持っています
(絶対的時空や客観的存在というのはない)。
認識性を除外した存在は、無=無限不確定性になります。
その無限の闇に、認識体の仮定断面の運動(プランク定数hの
収束の時系列化)を想定すれば、相対的に無の風は光になり、
認識体はその光の向うに、自我仮説の補完としての時空仮説
=宇宙を認識するのです。
換言すれば、「全てのものは、あなたが存在するための(物理的
根源にまで遡った)補完である」という事なのです。
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