プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

家探しで紆余曲折がありましたが、このたび、
不動産会社仲介の、新築物件(売建住宅)の購入を
検討しています。契約はまだしておりません。

状況としては、売り主(=家の造り主)は不動産会社Aで、
さらに別の不動産会社Bの仲介物件を購入します。
すでに着工しており、今日の段階ではベタ基礎が完成、
足場を組んでいる最中でした。
今のところ当方がAと接触をすることはなく、もっぱら
Bを通して疑問等に答えてもらっています。
契約をすればもちろん、Aとの顔合わせもするという話です。

建築確認が下りている建物なので当然ですが(おそらく
Aの息のかかった設計事務所)、設計事務所もからんでいます。
家造りはいくら注意してもしすぎることはない、と言いますし、
欠陥住宅もクローズアップされていることから、第三者の
建築士さん等に、監理を依頼したいと考えていました。

ただ、その旨をBに言ったら、「いや~、すでに先方に設計
事務所が入ってますし…当然そこに建築士の方もいるわけ
ですし…お互い同じ業界の方ですから、気まずいこともあるの
ではないかと…」と、どうも、第三者の監理を渋っているようなのです。

こういう場合、設計者がいるのに他に頼むのは、失礼なこと
でしょうか。それとも、いい家を造るためには、気にせずに
第三者の監理を仰ぐべきなのでしょうか。
第三者に監理を依頼して、その後m何らかの不具合が出て
くるでしょうか。出てくるとしたら、それはどんなことでしょうか。
そもそも、第三者の監理を渋るような物件は、購入を見合わせた
方がいいでしょうか。
教えていただけましたら、有り難いです。
契約の期限は月曜と迫っています。勝手を申し上げてすみませんが、
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

契約時期が迫り、たいへん悩まれていることとお察しします。

お疲れ様です。

複雑な契約形態ならば尚更ですが、施主(購入者)が建築や契約について素人さんの場合、やはり施主側も専門家である監理者をおかれた方が先々の為にも宜しいかと思います。
建築法規を踏まえた現場監理も頼め、中立の立場で工程を見守ってくれる、一級建築士事務所の建築士さんがベストだと考えます。建物の仕様や設計図のチェック、そして現場監理は、後に住む施主にとり欠かせない作業だからです。総工事費の数パーセントの管理費用をお支払いする価値は大ありです。

あってはならないことですが、懸念されている欠陥住宅を招いたり、施主の意にそぐわない家とならないためにも、通訳さんのように施主に事細かく説明して下さる代理人さんを立てられることをおすすめします。

建築確認書上の設計士さんがcorgicorgiさんのお力に確実になって下さる事が一番ですが、まず難しいように感じます。
月曜日締め切りと仰られていますが、祭日だと各事務所もお休みですね。。契約条件等に問題や不安がないようでしたらよいのですが、もし解りに辛い内容や難しい面がおありでしたら、契約日を数日延ばされてでも、お住まいの地域の社団法人建築士会会(有資格の建築士の殆どが登録)や、お知り合いの建築士さんに諸事ご相談された方が、あとあと問題がおこりにくく、万一の時にも保証面で有利になるはずです。

また、第三者を立てる事は施主の権利でありまた責任でもあります。現場監理は施主の責任も求められるので、良識あるプロに依頼する方が多いのです。
だから決してマナー違反には当たりません。そして、同業者の第三者をいやがるような設計士は本来いないはずです。もしいるようでしたら(現実は沢山いますよね‥)、その設計士や工務店さんは、corgicorgiさんの仰るように、施主の権利は守ってくれず売り主の言いなりになるような設計士さんでしょうね。

長くなりすみません。あと、施行契約する元請けの工務店(建築会社)が、契約書通りの保証や長くメンテナンスを請けてくれる会社か否かもかなり重要です!すぐ潰れそうな工務店はあとあと厄介なことになります。

家は一生ものですので、住み心地の良いおうちとなりますよう、どうか頑張って下さいね。
(しかし家を持つに云うのは、大変なエネルギーを要しますよね。。)

この回答への補足

※ご回答ありがとうございます。
返事は1000字以内で、とok-webさんに叱られてしまったので、
分割いたします。

当方の事情をさらにお話ししますと、この物件は先週の日曜に見つけ、
不動産会社Bとの話し合いの結果、契約するか否かを木曜に返答すると
いう手はずになっておりました。
この間に一戸建て住宅購入の本を読み漁ってにわか知識を仕入れたの
ですが、建築に疎い私どもでは、たった4日間では購入を決定する
ことが出来かねました。
ということで、再度返答を延ばしてもらい、今度の月曜に最終的に
返事をすることになったわけです。
不動産会社Bにも都合があると思われますし、これ以上延ばすのは
難しいです。

補足日時:2003/09/14 00:42
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この回答へのお礼

とても詳しいご回答を下さり、どうもありがとうございます。
また、当方をねぎらっていただき、頂いたご回答の内容とともに
感激をしております。

第三者の監理者を置いた方がよいとおっしゃっていただき、
安心いたしました。家を建てることは初めてで、ここ数日
『監理者』なる方の存在は知っておりましたが、一戸建て住宅購入の
本を読み進むうちに、ますます必要性を感じた次第です。
ただ、仲介の不動産業者Bに難色を示され、「そんなに失礼なことを
提示したのか」と落ち込んでいたところです。
shirohana様のお話をうかがい、心強い思いをいたしました。

監理の費用につきましても、良い住宅を購入できたという安心が
得られるならば、決して高いとは感じませんでした。
おっしゃっていただいた通り、地元の社団法人建築士会会に
問い合わせをいたします。
(残念ながら、知人に建築関係者がおりません)

契約書通りの保証やメンテナンスを請けてくれる会社かは、現時点では
不明です。ただ、Bの話によれば、古くから地元で請負をしている工務店
(=家の造り主・不動産会社A)であり、建築経験も豊富という話でした。
この工務店については、保証やメンテナンスについてもきちんと行ってくれ、
また、Bの会社でも独自の保証を設けているという話でした。
建築業の免許も何度かの更新を経ていて、問題はなさそうだと感じました。
ただ、回答2の方に教えていただいた、「住宅性能保証(住宅性能表示制度)」
が付いているかどうかは不明ですので、契約の時にそれとなく話してみます。

shirohana様のおっしゃる通り、家を持つことは大変なエネルギーを
要すると、身を以て感じました。
分譲マンション購入を前提で探していたところに、偶然見つけた一戸建て物件
なので、売建住宅のことを勉強する時間がほとんどなく、困っておりました。
ご親切にお答え下さり、本当に感謝しております。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/09/14 00:46

貴方が第三者の監理、または住宅性能表示を必要とするのであればマナー云々ではなく、契約書上に盛り込めばよいと思います。

おかしな要求ではないはずです。

うちの場合は監理まではしませんでしたが建築士にポイントチェックをお願いしました。
でもコスト度外視で時間を使うことができるのは施主
だけです。
結局は自分が一番うるさくチェックしましたが。。



私見ですがチェックを重視されるのでしたら更地から
見られる物件のほうが良いのではないでしょうか?
一番大事な基礎がもう完成しているのであれば
もうチェックできない部分があるってことですよ。
せっかく建築士を入れるのであれば間取りも見直しても
よいので。。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
お答えを拝読し、やはり妙なことではないと、思い直しました。
確かに家造りを依頼し、費用を負担するのは当方なので、
遠慮も不要なはずだと思います。

チェックを重視するなら、更地から見られる物件の方がよい、との
ご意見には、大いにうなずけるところがありました。
図面を見せられても、「ここをああしたい」「あれはこうしたい」と
注文したいことが山のように出てきます。
内装程度なら変更はきくらしいのですが、躯体部分の変更はできないそうですから。

ただ、この物件は自分の希望にとってかなり合致する部分があり、
さらに、現在の賃貸物件のオーナーの都合で、半年後には
確実に出ていかなくてはいけないという事情を抱えています。
そのため、今後~物件を出るまでに、今以上の物件が出てくるかどうか
何とも言えないため、契約をしないことに踏み切れないでいます。
いずれにしてもまだ時間があるので、もう少し考えてみます。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/09/15 00:33

第三者に監理を依頼することは、別に違法な事では在りませんし、購入者としての自己防衛権利です。


ただし、業者の中には、第三者の監理の手順待ちのため、工事が遅れた(これは仕方が無い事なので購入者としても工期が延びるのを納得してください)、などの文句をつけたり、管理検査のための工程進行状態を連絡してこないなどの嫌がらせをする場合があることは確かです。
第三者に監理を依頼する前に、ご依頼の施工業者が「住宅性能保証制度」に加盟しており、ご購入予定の家に、「住宅性能保証(住宅性能表示制度)」をつけているかを、確認してください。
「住宅性能保証(住宅性能表示制度)」のついた家であれば、安心されて大丈夫ですよ。
完成後のトラブルや補償問題も面倒を見てもらえます。
「住宅性能保証(住宅性能表示制度)」は公的制度ですので、公庫融資面での優遇などの付加効果もあります。
知り合いに、余程仲の良い設計士さんが居るのでないのでしたら、第三者の監理者として、「住宅性能保証(住宅性能表示制度)」をつけてもらうことをお勧めします。
公的審査機関ですから、トラブル時の対応が個人管理者とは比べ物になりません。
「住宅性能保証(住宅性能表示制度)」をつけてもらうには、別途費用が掛かります。
住宅規模によって費用が違いますが、個人的には高額だと思いますが、万が一を考えれば(不良業者に対する保険として考えれば)妥当なのかもしれないと思ってます。
個人的には、第三者の監理を渋るような物件は、何らかの性能に劣る部分がある物件であると思います。
余談ですが、今の物件であれば、新たに設定された建築における基準で、シックハウス対策が充分でない可能性がかなり高いのでご注意をしておいた方がよろしいですよ。
建築士として管理に携わっている経験でお話しましたが、実際、第三者の監理を渋る施工者は多いです。
業界として改善されなければならない問題だと思っています。
長文で失礼しましたが、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

大変詳細にお答え下さり、どうもありがとうございます。
お礼申し上げます。

第三者の監理依頼につき、違法ではないとおっしゃっていただき、
安心しております。
ただ、あまりに先方が第三者の監理依頼を否定するようなことが
あれば、ナイショでこっそり監理をしてもらおうか、という
姑息なことも考えておりました(これこそ、マナー違反ですね)。

回答1の方にもお答えいたしましたが、一戸建て住宅購入は視野に
ありませんでした。
短期間で必死に本などを読んで知識を増やしましたが、住宅性能保証に
ついては、確認を怠っておりました。
契約をするときに、再度確認をいたします。
中小の会社(売り主=家の造り主=不動産会社A)なので、制度を
付けていない可能性の方が高そうです。
シックハウス対策についても、建築概要で改めてチェックをしてみます。

回答1の方にも申し上げましたが、分譲マンション購入を前提で
物件を探していたところに、偶然見つけた一戸建てなので、
売建住宅のことを勉強する時間がほとんどなく、困っておりました。
ご親切にお答え下さり、どうもありがとうございました。

お礼日時:2003/09/14 00:57

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