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 東京農業大学の国際農業開発学科と茨城大学の地域環境科学(緑環境システム)のどちらに進学するかで迷っています。実際に通っている方がいましたら、長所と短所などを教えてください。

A 回答 (1件)

農学部出身です。


どちらにも通っていませんが。

合格されたのかな?それだったらおめでとうございます。
人生の岐路に立つって大変ですね。数年先によかったと思える選択をしてください。

あんまり役に立ちませんが、農学部出身者としてのコメントです。


●学ぶ分野からの視点

それぞれの学科のカリキュラム表を斜め読みした感じですが…。

3年生・4年生の専門段階においては、
東農大としては、生物生産・育種・経済をカバーしていて、
茨城大としては、地域(農村)計画、食品産業がカバーされていますね。

東農大を選ぶと生物学の比重が増え、茨城大を選ぶと産業構造や地域計画の比重が増えますね。
どちらにも共通するのは、農業に関する経済政策や、農業の担い手たる経営体の支援についての学びがあります。

世界を視野に入れて農作物の品種改良をしたり、東南アジア・南アジア・アフリカについての固有の事柄を学びたいのなら東農大、
国内から地域づくり(都市と農村の交流とか)や、農業・食品流通の情報化、政策展開を考えたいなら茨城大って感じがします。


もっとも、同学部内での他学科の授業をとったりすることもできるのではないか(できないかもしれないけど)というので、東農大でも農村計画や国内の産業構造を学んだり、茨城大でも育種とかの農作物を直接手にとっての勉強もできるかもとは思います。



農業分野に進学するにあたって、何かこだわりはありますか?
どうしても品種改良に参加したい!っていうなら東農大でしょうし
どうしても農業の情報化・トレーサビリティの勉強がしたいっていうなら茨城大だと思います。



●学生生活の環境

東農大は世田谷、茨城大は茨城の阿見と、大都会と片田舎の大きな隔たりがあります。住んでしまえばどちらも都ですし、どちらもそれぞれの楽しみ方があると思うのですが、どちらかに違和感があるなら安心して学生生活を送れないと思いますので、学ぶための暮らしについても見ておいたほうがいいかと思います。

どちらの大学も、入学金を払う前にいったん足を運び、自分の目でそれぞれ確かめておいたほうがいいですね。
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この回答へのお礼

詳しい回答を本当にありがとうございます!
私は「国際的に活動したい」というよりは、まずは国内の農業の活性化など(まだ漠然としているのですが…)に取り組んでいきたいと考えています。
それならばやはり、茨城大学の内容のほうが自分には合っているのかなと思います。

受験の際に茨城大学へ行ったのですが、今現在私が住んでいる場所と同じ雰囲気がして、とても良いなと感じました。
茨城大学へ進学することになったら一人暮らしになるのですが、それも自分を磨くいい機会だと考えて、踏み出していきたいと思います。
本当にありがとうございました!

お礼日時:2011/03/02 12:23

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