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アニメやSFの世界では様々なロボット兵器が登場しますが
代表的な中で、2脚、多脚、キャタピラ、車輪、ホバーがあります。
どの脚が現実的に考えた上で一番ロボット兵器の脚として適しているのでしょうか?
コスト面、整備面、実用性などの側面から考えて分かるかたいればお教えください。
またそれぞれの脚の長所短所が分かる方いればあわせてよろしくおねがいします。
また上記にあげた脚の種類の中にないのがあれば付け足して説明してくださっても結構です。

A 回答 (6件)

 キャタピラが最も適していると思います。


 兵器に使用する場合には、悪路を高速走行する事が可能でなければなりません。
 目的地までの道のりが、全て整備された道路になっていないと、戦場に到着出来ない様な兵器は役に立ちません。

 ホバーは他の方式よりも高速ですが、平坦な路面でないと走れませんし、斜面や横風に弱く、小回りや急ブレーキが出来ませんから、障害物や敵の攻撃を回避する際に非常に不利です。

 車輪はキャタピラや脚よりも高速走行に向いていて、構造が単純で、コストが低く、メンテナンスも楽で、重量も軽くなり、エネルギー効率も高いのですが、接地面積が小さいために、悪路の走行には向いていません。


 脚は悪路では、蹴躓いたり、脚を取られて転んだりしますから、ゆっくりと慎重に一歩ずつ進むのであれば兎も角、悪路を走る事は、車輪にも劣ります。
 又、脚は走る際に地面に接地していない時間がありますから、機体が大きくなると、どうしても素早い方向転換や急ブレーキが出来なくなります。
 脚は機体を持ち上げて移動させますから、どうしても機体の全高が高くなり、敵に発見されやすく、敵の攻撃も当たりやすくなります。
 脚で走る事は、短いジャンプを繰り返している事になりますから、余計に高さが高くなり、見つかりやすく、当たりやすくなります。
 物陰に隠れた歩兵が相手だと、脚で持ち上げた機体の底面を曝す事になりますから、現実の戦車と違って、機体の底面も装甲せねばならず、重くて機動性が低く、装甲の薄い機体になります。
 脚の構造は複雑ですから、高コストで、故障しやすく、メンテナンスも容易ではない事は、言うまでもありません。

 人型は特に最悪で、2足歩行だと、最大加速度は、馬力とは関係なく、脚を前後に開いた時の、後ろ足の接地点から、機体の重心に向かって引いた直線の傾きによって決まってしまいます。
 つまり、人型の機体は、人間と同程度の加速力しかない訳で、もし人間の10倍のサイズがある人型兵器があったとしたら、人間よりもサイズが大きいが故に、その動きは人間の10倍もゆっくりとしたものになります。(1歩に何秒も要する)
 又、機体の規模の割に全高が極端に高いため、敵に見つかりやすい上に、敵と戦闘する際に敵に曝さねばならない、機体の正面の面積は、機体で最も広い部位になっていますから、敵の攻撃が最も命中しやすくなる形状です。
 そして、装甲に割く事が出来る機体重量の余裕が等しい場合、装甲しなければならない面積が広い程、装甲は薄くなりますから、人型は最も装甲が薄くなる形状だという事になります。
 火器を使用する際にも、火器の取り付け位置が高い方が、振動による射線の狂いが酷く、発射時の反動も吸収し難くなりますから、手や肩の様な高い位置に火器を取り付けている人型兵器は、命中率が悪くなります。

 他の方式と比べて、キャタピラは、コスト、メンテナンス性、構造の単純さの面で車輪には劣りますが、悪路走行が可能な方式のなかでは、最も優れています。
 敵の攻撃に対しては、故障し易いものの、その故障し易い箇所は、構造が比較的簡単な箇所であるため、搭乗員によるその場での修理が可能です。(戦闘中は困難でしょうが)
 特に、悪路の走破性は、脚では通過する事が出来ない、瓦礫が散乱した場所も、複数の瓦礫の上にキャタピラを乗せてしまう事で、通過する事が出来ます。
 又、砂地の様な脆弱な地面を走行出来るのは、キャタピラとホバー位のもので(他にはアルキメディアン・スクリュー・ビークル等)、ホバーが平坦な場所しか通過出来ない以上、実用可能なのは、キャタピラだけという事になります。
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この回答へのお礼

分野ごとに詳しい説明ありがとうございました
総合すると多脚と車輪とキャタピラの複合型が最良のように思えてきました
アニメでいうとタチコマあたりがもっとも現実的な兵器ですかね~

お礼日時:2011/02/26 13:54

兵器として考えるなら何処で何の為に運用するのか、リモートコントロールなのか人間が直で乗るのかでかなり違うとは思いますが。



大気圏内の地上では既に戦車が存在しているので無限軌道(キャタピラーは登録商標)にする意味が無い。
車輪も然り。
ロボット(この場合生物型)である以上上記の2つは脱落。

ホバーはガンダムのジオングで有名な「あんなもの(脚)飾りですよ」と考えると有用に見えるが、大気圏内の地上では平地や有る程度穏やかな水面などで無いと使えないし、無限軌道同様にホバークラフトが有るので存在意味が薄い。
これも「ロボット」としては不適合。

二脚は一脚が使えなくなっただけで運用出来なくなるのでこれも駄目。
敵の戦意喪失、見方のご神体的と云う分には一番良いのだが。

と言うことで多脚が消去法的に実用となります。

今度は逆に多脚は二脚やその他に比べ製造コストが掛かり量産に向かない。
これは兵器としては大問題。

二脚は制御ソフトウェア次第では汎用性も有るので結構使える可能性も有る。

車輪は・・・これと言って利点が見つからない。

無限軌道の場合現在「レスキューロボット」的なものも既にあるのでコスト的にも作りやすい筈。

うーん、陸なのか海なのか空なのかとか運用条件が無いと難しいなぁ。
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この回答へのお礼

確かにもうすこし用途を細分化して質問したらよかったと後悔しています

お礼日時:2011/02/26 13:46

近未来で1)最強なのはやはり羽根(飛行)でしょうね。

低騒音、省エネと信頼性、大きさをクリヤーできればの話ですが。
(ホバーとは一線を引きましたが、浮上と言う意味では同じです)
昆虫タイプでどこまで小さく出来るか、強力な武器を積むためにはある程度の大きさが必要でしょう。
脚はこの際2脚としますが停まるだけなら1客でも可でしょう。動くのなら6脚の方がトータルで安価かも知れません。
2)蛇のような横すべり移動も、狭いパイプ内での移動を別途補助的な脚で考慮すれば可だと思います。
3)重心移動による自転移動はどうでしょうか。これも副次的にキャタピラーなどが必要かもしれません。
4)尺取虫のような伸縮跳躍移動なども面白いと思います。パイプ内の移動はこれが本命かも。
5)昆虫の移動は非常に多彩ですが、蚤などを見本にした巨大ホッパーは電磁ガンの応用から物になりそうな気もします。
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この回答へのお礼

羽の存在を忘れていました
現代戦でも航空機は強いですね
昆虫型兵器もなかなかおもしろそうですね

お礼日時:2011/02/26 13:52

なかなか興味深いご質問だったので、息子が夢中になっている「アーマード・コア」のゲームを思い浮かべつつ、楽しみながらいろいろ考えて比較表にして見ました。


いかがでしょう。
もっとも、あくまで私個人の印象ですから、参考程度にとどめて下さい。

なお、ここでは
・活動場所としては、いずれも地球上の地表(重力加速度=9.8m/s^2)とする
・岩場/山林は傾斜地とする
・「人間空間」は人間の生活空間の意。例:屋内・階段・乗物内など
・「サイズ」は概ね右の意。超小型=虫、小型=犬猫、大型=自動車~戦車、超大型=建物サイズ以上

……としています。
「ロボット兵器として一番実用的な脚は?」の回答画像3
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この回答へのお礼

図をつけてくださり大変分かりやすかったです
適正の項目は大変さんこうになりました
脚によって運用する兵器の大きさとか種類がわかっていいですね

お礼日時:2011/02/26 13:55

こんばんわ、素人です。



素人考えですが、4本足、もしくは6本足だと思います。

2本足はアニメの設定でよく説明されてますが、人型ロボットは人間と
同じ道具を使える汎用性と器用さが強みだと言われていますが、バラン
ス的に2本より4本の方が良いと思います。足は多ければ多いほど良い
とは限らないので(コストが良い例ですよね)、あっても6本足だと思
います。4本を足にしておいて2本をタイヤにするとか (2本だけで体
重支えられるか疑問ですが)、もしくは4本足の裏側にタイヤ(勿論エ
ンジン付き)を付けるのが良いかも知れません。タイヤがついてる事で
平面の移動速度は段違いにあげられるはずです。

アニメでありがちなジャンプするってのは現実的ではないと思います。
(重い図体を飛ばし、バランスを保ちながら、着地する、着地時にはバ
イロットに物凄いダメージが出るので、へたすればジャンプしたらパイ
ロット死亡なんてなりかねません)

そういう意味じゃ人型である利点って結構ないんですよね。パイロット
問題をクリアしないといけないので、無人機が前提になるのかもしれま
せんが、だったら尚更、2本足だと転んで身動き取れなくなりそうです。
転ばない為にも4本か6本だと思います。

人型ロボットより、昆虫型ロボの方がよさそうです(胴体を丸くする事
で弾丸を弾くなんて利点もありそうですし)。それにタイヤつきの4~
6本足がよさそうです。
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この回答へのお礼

昆虫の形というのは兵器としてはうってつけなのかもしれませんね

お礼日時:2011/02/26 13:56

 んー、決して詳しくはありませんが(酔汗)



キャタピラ脚が現実的だと思います。
現行の技術で実現可能ですし・・・銃砲系の火器を使用する
際でも、悪路を移動しながら常に接地した状態を保てるので
安定性も抜群なのではないか、と(´_`;

まぁ、男のロマンという観点なら多脚や2脚でせうけどね・・・
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この回答へのお礼

そう考えると戦車は結構考えられてつくられた現代兵器ですね
多脚は男の浪漫・・・わかります:)

お礼日時:2011/02/26 13:58

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