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ディーゼル発電機と言う古典的な技術で成立する汎用機器が二機設置してあって、二機とも同時に使用不能になる確率というのはどの程度低いでしょうか?

仮に一基のディーゼル発電機のMTBFが10万時間とすれば、二基のディーゼル発電機が並列に設置されている系としてのMTBFはどのくらいになるのでしょうか?

今回の東京電力福島第一原子力発電所の一号機における自家発電装置の機能不全事故は通常の平均故障間隔の議論とは別の議論なのでしょうか?

まさか、二基の非常用発電機を直列にしたりしないですよね?

A 回答 (6件)

NO1です。



冷却系統だけが・・とは言っておりません。
が、配管とかは接続部が沢山あります。
その様な所は強度的にどうしても弱くなります。
また、実際問題としてこの様な部分の補強は出来ないのです。

何事も弱い所から壊れるのは世の習い。

また、一般の建物では、非常用発電機などはせいぜい震度5程度(300ガル)までしか想定していません。
原子力発電所であっても、原子炉周辺などには力を入れても、果たして、何十年に一度あるかないかの若菜らに、今回の様な災害対策まで本腰を入れているか・・となると、はなはだ疑問です。
何しろ、保安・保険と言うものはお金を産みません。


また、重力の加速度と同じ980がルまで大丈夫だったとしても、それをオーバーしてしまえば、今回と同じ状況です。
980がルまで非常発電機系統にお金をかける・・果たしてねえ~

阪神の震災では最大1800がル(もっとあったかも)もの力が加わりました。
それにも大丈夫・・なものなど・・中々・・

私に出来る事・・メルトダウン・・まで至らない事を祈るばかりです。

この回答への補足

みなさまの回答に対してあらためて御礼申し上げます。

その後の報道により、一号機だけでは無く、福島第一原子力発電所共通の要求仕様として「津波の高さ=5メートルに耐えること」となっていたそうです。実際の津波は10メートルを超えるものがありますので、設計エラーというよりは、要求仕様エラーといえそうですね。

問題は、「非常用ディーゼル発電機は水没しない」という想定ではなくて、「非常用ディーゼル発電機が水没した場合にどのような復旧が可能か」の検討・訓練ができていなかったことかもしれません。

補足日時:2011/03/14 11:14
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

三号機の冷却アーキテクチュアは一号機と同じだと想像されますか?
それても、一号機の問題が分かって三号機の設計は改善したが、レトロフィットせずに問題を放置した、ということは考えられないでしょうか。

お礼日時:2011/03/12 23:31

#2です。



冷却系統なども地震自体に対する冗長度は十分にとってあったと思う(思いたい)のです。従って揺れそのものでの破損はなかったと思う(思いたい)のですが、その後の津波による影響までは想定していなかったのではないかと思うんですよね。津波による水圧で取水設備が破損したり、大量のゴミや瓦礫が流れ込んで取水不能になったとかの可能性が高いように思えるんです。想像でしかないですが・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

三号機の冷却アーキテクチュアは一号機と同じだと想像されますか?
それても、一号機の問題が分かって三号機の設計は改善したが、レトロフィットせずに問題を放置した、ということは考えられないでしょうか。

お礼日時:2011/03/12 23:27

昔あるところで聴いた話です



非常用発電機が有りました、定期的に動作試験も行い保守もきちんと行っていました

主要機器の保守の際には、数時間の運転を行い異常が無いことも確認していました

ところが、実際に停電して 復旧までに10時間かかる見込みのため早速非常用発電機を稼動させました
順調に起動し、立派に役目を果たしていました

ところが 十数分すると機器異常で停止してしまいました

良く調べると、冷却水補給系統には非常用電源が接続されていませんでした
何回も試験し、長時間の運転も試験して有ったのですが、全系統停電の試験がしてなかったのでした とさ ・・・これに近いことが起きたのでは
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この回答へのお礼

YS11の設計者がエンジンを二基付けましたが、燃料パイプは一筆書きで設計しておきました、なんてことは無いですよ。あり得ないと断言します。

しかし、原発の設計者は冷却水補給系統に非常電源を供給しない設計にしたと!!!!

三号機の設計も一号機と同じだと思いますか?
それとも、一号機の設計欠陥に気付いたエンジニアが三号機の設計では改善したが、稼働済みの一号機にレトロフィットすることが認められなかった?

お礼日時:2011/03/12 23:38

MTBFだけあってもMTTRがないと稼働率は計算できません。



仮に稼働率が99.9%の機械があったとすると、2台並列にした場合の稼働率は99.99999%になるだけ。

ただし、今回のような場合は完全に想定外でしょうね。近くに2台を設置していれば広い範囲での災害には対応できません。ですので、サーバ設置の際に地震や火事を想定している場合、地域を離して設置するのが常です。私は西日本在住ですけど、近くの会社のwebサーバは東北にアルトのことでサーバがダウンしています。

まあ、今回のようなレアケースを持ち出して一般論を考えたところでどうしようもないですね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

地震は想定外というお考えですか?

私は、原発の信頼性設計では、地震の影響は想定内じゃなくてはイカンと思うのです。
地震の強度もM8.8で震度7とはいえ、建屋が壊れるほどでもないのですから、建築士が想定している程度の地震を、原発設計者が想定していないとしらた、この国の原発は危険極まりないです。

お礼日時:2011/03/12 17:46

大型のディーゼル発電機では船舶用の大型ディーゼルエンジンを転用したものが多く見られますが、エンジンや発電機そのもののトラブルで2基とも動作不能に陥るとはあまり考えられないことですので、やはり#1の方が仰るように冷却系とうの問題である可能性が大きいでしょう。

立地から考えても多分エンジン内部の冷却水を熱交換器を通して海水で冷却するようなシステムであると思われますが、この海水取り入れなどの系統が津波や地震の被害を受けて動作不能に陥ったのではないでしょうか。飽くまで想像でしかないですけどね・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ご想像では、ディーゼル発電機は冗長系に設計していたが、肝心の冷却系は冗長設計になっていないという事ですね。

私は、昭和のエンジニアが英知をしぼって設計した原子力発電所で地震や津波の被害を想定してないとは信じたくないのですが、、、、。

お礼日時:2011/03/12 17:42

どの様な事情でディゼル発電機が使用出来なくなったかは、発表を待たなければなりませんが・・



一番考えられるのは、水が無くなった・・事と思います。
大型のディゼル発電機では、運転時に大量の冷却水が必要です。
燃料や発電機が無事でも、冷却水の配管などは、今回の様な大地震では簡単に壊れてしまいます。
水槽も同じ・・亀裂が出来て水が漏れるなどは茶飯事の話です。

車のエンジンの様にラジエターで・・水を循環してなどと言う訳にはいかないのです。
殆ど水を垂れ流し・・状態に近い状態で運転市内と冷却出来ない位に熱が発生するのです。

>>平均故障間隔の議論とは別の議論なのでしょうか?
この様な話は通常時の想定でしょう。
詳しくは分かりませんが・・

人智を超えた災害には人間の思慮思考などの経験など殆ど役には立ちません。
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この回答へのお礼

回答ありがとございます。

今回の様な大地震では簡単に壊れてしまう冷却水の配管を使っているとのお考えですか。
回答者さんのご想像通りであれば、この地震国、日本では原子力発電は廃止しないとイケないということになりますね。

お礼日時:2011/03/12 17:52

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