プロが教えるわが家の防犯対策術!

 先日、友人達と居酒屋で飲食していたところ、突然見ず知らずの人から、言いがかりをつけられ口論になりました。
 あまりにもしつこく、また一方的に罵詈雑言を浴びせてくるのでこちらも言い返していたのですが、途中で馬鹿らしくなり、支払いをして店から出ようとしたところ、いきなり背後から殴りつけられ、右耳を7針縫う(通院9日間)怪我をさせられました。
 当然警察沙汰になりましたが、その後の話し合いの結果、現在は訴訟はせずに示談で進めようと考えています。
 先方は弁護士を代理人にして、私は弁護士には相談せずに交渉を行い、先日その代理人から慰謝料の提示がありました。
 先方の主張は、交通事故や労働災害の場合の傷害慰謝料を算定基準として、通院9日間=8万円のところ、事情を考慮して20万円を支払うとの申し出でした。
 私としては、勝手に酔っ払って赤の他人に言いがかりをつけ、挙句の果てに暴行されたことと、事情を考慮されたとはいえ、交通事故や労災と同じ扱いでは全く納得行きません。
 その旨を回答したところ、「いくらが妥当なのか根拠をもって提示せよ」との返答でした。
 個人的には、素人考えゆえ甘いかも知れませんが、一桁違うのではないかと思っているのですが・・・
 ただ、それも根拠があってのことではないため、強く言えないのが悔しくてなりません。
 裁判になれば明確になるのでしょうが、相手の社会的立場を配慮して、示談ですましてあげようと考えていました。やっぱり裁判ではっきりさせた方がいいのでしょうか?
 

A 回答 (5件)

まず、



a)治療費
 実費金額で請求します。
 ご質問者は健康保険を使われたと思いますが、その場合は健康保険に届け出が必要です(第三者行為による傷病届け)。
 そして、健康保険が支払った分は健康保険が加害者に請求することになりますので、「勝手に示談せずに健康保険と共同で示談するようにして下さい」
 勝手に示談してしまい、健康保険の方で加害者に請求できなくなった場合は、健康保険は代わりにあなたに請求してきます。

で、ご質問ではこの治療費は除いて考えて良いのでしょうか?
治療費込みの話であれば治療分はまた別途ということにしませんと、上記に書いたとおり面倒なことになりますので。

で、いわゆる慰謝料関係は以下の通りです。

b)恐怖の慰謝料
 一応こういう物もありますが、今回は...認められても極めて少ないので...5万円位請求してみましょう。
 (死ぬかもしれないという恐怖を1時間以上味わった場合で25万円という例がある)

c)休業損害
 会社等の仕事を休んだことによる損害です。基本的には給与が減った金額分です。
 年休を使った場合は実は厳密には請求できないのですが、とりあえずふっかける為に計算して請求してみましょう。
 計算は年収を360日で割る、過去三ヶ月の収入の合計を90日で割るなどして一日あたりの金額を算出。

d)通院慰謝料
 全部で通院した期間はどの位ですか?
 基本的には通院して治療が完了するまでの全期間ですが、通院日数が9日ということですから、最大でも、
 9×3.5(裁判所基準)=31.5日までが限界です。
 通院期間と31.5日のすくない方の日数が計算対象となる日数です。
 その日数×6500円(おおざっぱな裁判所基準)位請求してみましょうよ。(自賠責基準は4100円)

e)その他通院関係でかかった費用(交通費等、ガス代でもよい)があればそれらも
 ただ常識的範囲に押さえます。

f)後遺症害
 耳に傷が残る場合は認定されます。とはいえ男性の場合は女性よりも低いので該当しても、最低等級の14級です。
「 10 円硬貨大以上の瘢痕、長さ 3 cm以上の線状痕など」です。これ以下だと後遺症害対象外です。

上記で集計してみて下さい。

少なくとも上記で出した金額の10倍というのは無理です。
特に裁判では無理です。

相手は裁判にしたくないと考えるからこそ上乗せにも乗ってくるのです。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりすみませんでした。
皆さんのアドバイスのおかげで、当初の
提示の倍以上の内容で示談することが
できました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/26 09:23

治療費や、休業補償は告訴しようがしまいが請求できると思います。


告訴(傷害罪)でするかどうかですよね。
200万なら200万と言ってみましょう。
それだけ貰えなければ告訴しますよって。
弁護士は歩み寄ってきますよ。
今は貴方が素人だから、高飛車なだけです。
どうぞ告訴してくださいって言われたら、弁護士さんのところへ相談に行きましょう。
1時間1万で教えてくれます。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりすみませんでした。
皆さんのアドバイスのおかげで、当初の
提示の倍の内容で示談することができました。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/26 09:27

先方の提示金額は(態度はともかく)それほど不当なものではありません。

民事訴訟を提起したとしても、20~30万円とれればよい方でしょう。それに要する手間や期間を考えれば、裁判に持ち込むことはあまり得策とはいえないと思われます。むしろ、前の回答者の方もいわれているように刑事告訴もちらつかせながら金額交渉をされた方がよいのでは。納得できる金額というのは気持ちの問題なので一概にはいえませんが、客観的にみれば、30万円を超えれば十分検討に値すると思われます。委任するかどうかはともかく、弁護士さんに相談して意見をきくのも一方法でしょう。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりすみませんでした。
皆さんのアドバイスのおかげで、当初の
提示の倍以上の内容で示談することが
できました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/26 09:28

示談交渉は被害者がこの金額だったら示談で納得できるという金額を提示し、それに加害者が応じる事ができれば成立、できなければ訴訟をし公正な判断を仰ぐことになります。


被害者が負ったのは金銭的な損害だけではなく暴力による精神的苦痛の損害も生じるのが普通です。
実際の金銭的損害以外の部分の損害をどれだけ自分が受けたのかを考え、納得できる金額をまずは提示することが大事です。
それは加害者側が根拠を持ってというのは言葉が違うと思います。(相手がこちらに専門家が付いていないのを知っていて作戦でこういう言い方をしていると思います)
根拠を述べる必要はありません。
精神的な損害(暴行の恐怖、傷の痛みなど)と言えば良いと思います。
こちらも作戦を練るか専門家をつけるのが良いです。
相手は告訴(刑事事件で)されて当然のことをしていますから、告訴をされることだけは避けたいと思っているはずです。
告訴の取り下げはしていませんか?(していると再告訴はできません)
していなければ条件(金額)を提示した時に応じなければ、民事での訴訟と合わせ刑事事件としても告訴をするつもりでいると言えば多少有利にたちます。
金額に関しては200万円というのは多い気がしますが、相手がどこまで出せるのかも分かりませんので、その辺は自分でちょっと考えて提示するか、弁護士に相談して一般的な金額を算出してもらうのが良いと思います。
200万といっても良いのですが、相手が高すぎると思えば、応じず裁判で良いやもう!と思う可能性があります。
ちなみに私の友人は同じ様な件で50万とりました。
個人的にはちゃんと警察に被害届けを出して告訴した上で損害賠償を請求するというのが良いと思うのですが、お金をもらえれば納得できるのでしたら、そこまでしなくても良いのかなと思います。
徹底的にやるならば、弁護士つけた方が良いですよ。
(面倒な交渉を自分でしなくてすみますから)
とにかく加害者がデカイ顔をしてもこっちが被害者だ!と強気で交渉してください。
優しさを見せると足下をすくわれます。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりすみませんでした。
皆さんのアドバイスのおかげで、当初の
提示の倍以上の内容で示談することが
できました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/26 09:29

うーん。


私も素人の立場ですが、
あの…正直3桁は難しいと思います。貴方が重役の社長さんなら違うかもしれませんが。(失礼!)

そうですね、向こうの振り分けは
治療費はもちろんとして、
一ヶ月の給料が31万だとします。
9日間ですと9万ですね。
8万+9万=17万
精神的苦痛の被害で+3万でしょうか。=20万
↑の3万は安いですね。
ここをもうちょっとごねるといいかもしれません。
ですが、こちらに弁護士がついていないのがフリですね。
30分5000円を払って(一時間はいりそうですが…)弁護士に相談して見てはいかがですか?
むかつくじゃないですか。
ちょっとの出費ですが仕方ないです。

面倒な事は避けたいのなら、そのまま要求をのんだ方がいいですね。
目が、無事でよかったです(>_<)
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりすみませんでした。
皆さんのアドバイスのおかげで、当初の
提示の倍以上の内容で示談することが
できました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/10/26 09:30

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