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東京からニューヨークで飛行機で旅行する被爆量の200分の1です、なんて新聞やネットで書いてありますが、なぜ飛行機で遠くへ行くと微量の放射能を浴びるのでしょうか?
高度が高いところへいくからですか?

A 回答 (6件)

その通りです。


通常、標高0mと高度1万mでは
大気が遮断する量に差が有ります。
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 高空の方が地磁気の盾が弱くなるという説は間違いです。


 オーロラが見られる様な高緯度地帯を除けば、地磁気の盾(というより、地磁気による対放射線バリヤー)は、大気圏外に存在しますから、飛行機が飛べる様な高度では、バリヤーの外に出る事はありません。

【参考URL】
 ヴァン・アレン帯 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1% …

 高空の方が空気が薄いからという表現は、少しだけ語弊があり、正確には、宇宙からやって来る放射線が通過した空気の量が高空の方が量が少ない(その高度の場所の頭上にある空気の量が少ない)ため、放射線が弱められる度合いが、高空の方が小さいからです。
 厚さ1mmの鉄板よりも、厚さ5mmの鉄板の方が、放射線を遮る効果が高いのと同じ事です。
 ですから、もし、大気の濃さが高空と地上で変わらなかったとしても、高空の方が被曝量が多くなります。

 もう一つ別の理由として、宇宙から来た放射線の粒子の中でも、エネルギーが特に高い粒子が、大気圏の上部で、空気中の原子核と衝突すると、そのエネルギーで多数の素粒子が生み出されます。
 生み出されたそれらの粒子の中には、電子の様な安定な粒子もありますが、ミュー粒子(平均寿命千万分の22秒)や中間子(パイ+粒子で、平均寿命10億分の26秒)の様に短い時間で崩壊してしまうものもあります。
 生み出された粒子は高速のため、相対性理論の時間が遅くなる効果により、一部は地上にまで到達しますが、途中で崩壊してしまうものもあります。
 高空の方が、その様な粒子が生み出された場所に近いため、崩壊する前の粒子の数が多くなりますから、それだけ放射線の量が多くなります。


 尚、高空の方が放射線が強くなる理由として、どちらの方が影響が大きいかと言えば、通過した空気の量が違う事による影響の方が、大きいと思います。
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スペースシャトルはもっと多量に被曝します


滞在時間も桁違いです

放射線の影響度は 強度X時間で決まります
飛行機は長くても10時間程度 スペースシャトルは何日~何百日です
飛行機の高度には少しですが空気がありますから、減衰します
スペースシャトルの高度には空気はありませんから、空気による減衰はありません

どの程度の放射線強度かは検索してください(昨日頃放射線強度を調べた方が、その強度を示して質問していました、参考になるでしょう)
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飛行機に乗っていて、被曝するのは宇宙から降ってくる放射線です。


なので高度の高いところに行けばそれだけ被曝すると言うことです。
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地球は絶えず宇宙からの放射線に曝されているからです。


中でも特に大きいのが太陽からの放射線です。地球には地磁気があるため、太陽からの放射線のうち荷電粒子や電磁波の部分はこの地磁気によって大きく逸らされて守られているのですが、上空に行くほどのこの地磁気の盾の効力が弱くなるため、放射線の被爆量が多くなるのです。

高緯度地域で見られるオーロラは太陽からの電磁波や荷電粒子といった放射線が、地磁気によって曲げられ大気の分子ぶつかったときに発光する現象です。太陽からの放射線の強さは非常に強いので、過去にはカナダで放射線の影響で変電設備が故障し大規模な停電を起こしたこともありました。

宇宙空間で働く宇宙飛行士もこの影響を受けるため、太陽の活動は常にモニターしています。太陽の表面で爆発(太陽にとっては小さな規模)がおきてフレアなどが発生すると、多量の放射線が出るため、緊急の退避場所を船内に設けたり、地球の裏側に退避したりします。
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放射線は宇宙からも絶えずやってくるからです。

そしてその多くは普段我々がいる地表付近では厚い大気の層によって弱わりますが、飛行機は空気の薄いところを飛ぶため、地表に比べ多く被曝します。
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