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ICカードを利用した電子認証について調べています。ICカードを使用したことがないので質問させてください。

ICカードを利用して買い物をする際にはどのように本人確認を行っているのでしょうか?
クレジットカードでの使用方法と変わらず、支払いの時には暗証番号を入力または直筆のサインにより買い物をするのでしょうか?

買い物の時には個人認証になると思うので、どのように本人確認が行われているのかと思い質問しました。


質問していただければ補足します。
またICカード、電子認証について参考になるサイトなどありましたら教えて下さい。

A 回答 (1件)

まず、一言でICカードと言っても様々な種類があります。

あなたが言っているのは、ICチップ内蔵型のクレジットカードのことでしょうか?

であれば、認証は従来のクレジットカードと変わりありません。

現在、最も一般的なクレジットカードの認証システムは...
専用のCAT端末などでカードの磁気部分を読んで、そのカードが有効かどうかを、NTT-DATAが運営するCAFIS(キャフィス、Credit and Finance Information System)と呼ばれるセンターと電話回線で通信してオーサライズ(データを確認し有効か無効かを知らせる作業)します。一旦CAT端末でOKが出れば、例えそれを持ってきた人間がいかにも怪しい人物でも買い物をすることが出来ます。
ちなみに、クレジットカードで買い物するときにサインをするのは、その場で本人確認するという意味合いもありますが、それよりも後日、トラブルになったときの証拠を集めるという目的の方が大きいです。ですからスーパーなどの少額でレジが混雑するような場合は、ノーサインの所も結構あります。

ICカードは、単に磁気部分の情報を載せ替えて、端末のリーダー(読み出し装置)を変更しているだけです。ではなぜ、ICに載せ替える必要があるのでしょうか?

それは現在、国際的なカード偽造団が暗躍しており、各カード会社は、年間何億円もの被害を被っているからです。磁気をICに換えることで、その偽造が非常に難しくなると言われています。

ただし、一般の消費者にはそのことは知らせずに、ICに換わるとポイントサービスや個人情報サービスが充実することだけが宣伝されていますね。たしかに磁気よりもICの方が扱える情報量が何倍にもなりますので、そのようなサービスが可能になるのは確かです。しかし、情報量が増えるということは、一旦その情報が盗まれると、その被害も倍増することを意味します。さてさて、IC化が良いことがどうか...

またICカードの普及については、国内ではJCBが最も積極的です。JCB関連で検索するといろいろと情報があると思います。

http://www.jcb.co.jp/jcb_newsrelease/dr-138.html

電子認証については日立が積極的です。こちらも調べてみてください。

http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/pki/

また、ICカードには、非接触と接触タイプ、遠隔型、近接型、密着型、などなど、ハードウェアの違いによってもいろいろありますし、クレジットカードだけではなくいろいろな用途があります。このあたりも勉強されると良いでしょう。

参考URL:http://www.cafis.jp/
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