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現在、簿記2級を勉強中です。
試用販売について是非教えてください。
  
1、試用販売契約と試用販売売掛金の使い方の違い
2、使用仮売上と試用販売の使い方の違い

この2点がわかりません。
テキストには、試用販売売掛金と試用販売での仕訳が中心なんですが問題集は試用販売契約と使用仮売上での仕訳になっています。

問題文の違いと言えば、買い取り値段が記載されていなかったり、返品した値段が書いてなかったりでしたのでこのようなときは、試用販売契約と使用仮売上を使うのかな?と思っているのですが・・・

申し訳ありませんが、是非ともご教示お願いします。

A 回答 (3件)

試用販売とは、顧客がまだ買うかどうか決めていない段階で商品を渡し、顧客が一定期間試用した後、買い取るか返品する販売形態です。


試用期間中に顧客が買取の意思を表示した時点で正式の売上に計上します。

1、試用販売契約と試用販売売掛金の使い方の違い
2、試用仮売上と試用販売の使い方の違い
についてですが、

上記の1.2.とも、
(A)顧客に商品を試送した段階と
(B)顧客が買取の意思表示をした段階
とで使い分けます。

(A)顧客に商品を試送した時の仕訳
借方 試用販売契約 ×××/ 貸方 試用仮売上 ×××
この段階では、まだ正式の売上ではなく仮計上です。

(B)顧客が買取の意思表示をした時の仕訳
一旦逆仕訳により(A)の仮計上の仕訳を取り消す
借方 試用仮売上 ×××/ 貸方 試用販売契約 ×××

改めて次の仕訳により正式の売上に計上する
借方 試用販売売掛金 ×××/ 貸方 試用販売 ×××
   (又は試用売掛金)       (又は試用品売上)
   (単に売掛金でもよい)

このように、商品を試送した段階と、顧客が買取の意思を表示した段階に分けて考えれば理解できると思います。

なお、上記の方法を「対照勘定法」と呼び、別法として「手許商品区分法」がありますが、これについてもいずれ問題集に出てくると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
大変に分かりやすくびっくりしました。
自分の勉強不足もしっかり把握したところでまた頑張りたいと思います。

お礼日時:2011/04/04 15:15

試用販売は顧客の買取の意思表示があるまでは売上ではありません。

単に商品在庫が顧客の手元に移動しただけです。従って在庫管理さえしておけば仕訳はなくても良いのですが、備忘勘定として処理する場合は、下記のような仕訳をするということです。

 試用販売契約  9999/試用仮売上  9999
この試用販売契約をテキストによっては試用販売売掛金を使う場合もあるのかもしれないというだけです。

買取に意思表示があったときに初めて本来の売上に変わります。この時備忘勘定は取り消しになります。

下記に詳しい説明がありますから参照してください

----------------------------------------------------
試用販売

試用販売とは、試しに使ってもらい、購入するか決めてもらうという販売方法で、
相手が買い取るという意思表示をした時に売上が成立します。

商品を渡した時にはまだ売った訳ではないので、売上とはできません。
そこで出てくるのが、対照勘定法による備忘記録です。
科目は「試用販売契約」/「試用仮売上」で、売価により仕訳します。
買い取ると言われた時はこれを逆仕訳した後、「試用売上」を計上します。
買い取らないと言われた時には、ただ逆仕訳をするだけです。

[ 例1 ]
試用販売のため、商品(原価¥100,000、売価¥200,000)を送付した。

試用販売契約 200,000 / 試用仮売上 200,000

[ 例2 ]
上記商品を買い取る旨の通知を受けた。

試用仮売上 200,000 / 試用販売契約 200,000
売 掛 金 200,000 / 試用売上 200,000


http://www25.tok2.com/home2/masatoru/boki/main59 …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とてもわかりやすかったです。
お礼が遅れて大変申し訳ございません。

お礼日時:2011/04/04 15:12

話しを一般商品のレベルに一度戻します。


商品を現金仕入れたとき、「商品/現預金」と言う仕訳を最初の頃にやりませんでしたか?[日簿4級程度]
そして、少し勉強が進むと「仕入/現預金」と言う仕訳に変化し、決算整理仕訳で「仕入/繰越商品」「繰越商品/仕入」で売上原価を算出すると教わりませんでしたか?[日簿3級程度]
『商品』に絡む仕訳方法には幾つか存在し、「商品100円を現金で買った。その商品を150円で売り上げて代金を現金で受取った」と言う取引を想定すると
◎分記法
 ・購入時
  商品100/現預金100
 ・売上時
  現預金150/商  品100
        /商品売買益50
◎分割法の1である三分法
 ・購入時
  仕入100/現預金100
 ・売上時
  現預金150/売上150
 ⇒「売上」「仕入」「繰越商品」の3つの科目を使うから「三分法」と言う
 ⇒分割法には、そのほかにも『五分法』『七分法』等があります。
◎総記法
 ・購入時
  商品100/現預金100
 ・売上時
  現預金150/商  品150

http://www.toyo-t.com/new_page_75.htm
つまり、どのような科目名が使われているのかによって、どの仕訳方法を採用しているのかが判別が可能であり、それが出来ない人は勉強が足りないと言う事です。
因みに、ここに書いた内容は日簿1級で教わる(一部は復習)内容なので、知らなくてもご心配なく。


では、本題の試用品ですが、
> 1、試用販売契約と試用販売売掛金の使い方の違い
> 2、使用仮売上と試用販売の使い方の違い
> この2点がわかりません。
簡単に言うと、同一の内容を表すものなので違いは有りません。
テストでは問題文に従って科目名を使うだけであり、実務では会社(経理責任者)の方針に従って科目名を使います。

> 問題文の違いと言えば、買い取り値段が記載されていなかったり、返品した値段が書いてなかったり
> でしたのでこのようなときは、試用販売契約と使用仮売上を使うのかな?と思っているのですが・
試用販売にも幾つかの仕訳方法が存在しますが・・・問題文が不明なのでなんとも答えられません。
◎対照勘定法
 ・試用品を送付
  試用販売売掛金/試用仮売上(売価で計上)
  ※試用販売売掛金を使わずに「試用販売未収金」とか「試用販売契約」を使う事もある
  ※試用仮売上を使わずに「試用契約」とか「試用販売」を使う事もある
 ・買取の意思があった
  試用仮売上/試用販売売掛金(売価で計上)
  売掛金/試用品売上(売価で計上)
◎手許区分法
 ・試用品を送付
  試用品/仕入(原価で計上)
 ・買取の意思があった
  仕入/試用品(原価で計上)
  売掛金/試用品売上(売価で計上)
⇒手許区分法は更に「その都度法」と「期末一括法」に区別される。上記仕訳は「その都度法」。
http://fwka1605.cocolog-nifty.com/blog/files/6.s …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
かなり詳しくありがとうございました。
お返事が遅れたことは大変申し訳ありません。

お礼日時:2011/04/04 15:10

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