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国の原子力安全委員会が定めた放射性ヨウ素131に対する暫定基準300ベクレルですが、
実はこれは震災後引きあげた数値であり、WHOだと10ベクレルが基準値だと知りました。
これが事実だとすると、放射性セシウム137の200ベクレルも当然引きあげ後の数値ですよね。
セシウムも同様に10ベクレルがWHOの基準値だと聞きましたが、これは本当でしょうか?

また、乳幼児や妊婦(胎児)は放射能を甲状腺に吸収しやすいとも聞きました。
そのため100ベクレルが乳児に飲ませてもいい限度(あくまで300を基準とすると、ですが)だとか。
そうなると、10ベクレル未満が安全とするWHOの基準も、
乳幼児や妊婦の場合は1/3の数値までと考えていいのでしょうか?

A 回答 (8件)

同種の質問があったので調べたのですが、確かにWHOの


基準は質問者さんが言われる通りみたいですね。
そして、現在の暫定基準はICRPの勧告(2007か2008)を
元に決定した様子です。


ちょっと詳細に。
WHOは基本として「その数値を一生涯摂取し続けた量」として
計算しています。
これに対して現在使われている国際放射線防護委員会
(ICRP)系統は「その数値を1年間摂取し続けた量」として
決定しているようです。

これは考え方(立場)の違いですね。
・WHOは「国によっては一生涯採り続ける可能性も
 否定出来ないでしょ?」という全世界的立場
・ICRPは「私どもは原子力を利用する国を見ています。
 そんな国でこの数値が出るって事は原子力関係の
 事故でしかあり得ないですよね? ならば事故を1年
 も放置することはあり得ないですよね?」という立場

ですので、現在の数値でも問題は無いですよ。

なお、WHOの数字はチェルノブイリの子供への影響を調査
して出した数字ですから、幼児向けの規制値になっています。


ここでちと蛇足ですが、閲覧等される方向けに。
不安をあおるような情報、例えば「放射能を持った水は
全く取らない方が良い」云々、これは信じないようにお願い
します。

国内外の「責任を持って結論を出す機関」、例えば(財)原子力
安全研究協会でも、各大学でも、医学関係でも、現状の水を
乳幼児が摂取しても問題ないと発表しています。
WHOも、汚染範囲が当初予想(30km圏)より広いことは深刻
であるが、食品汚染が深刻であるとは発表していませんし。

むしろ、ペットボトルが過剰に東京で消費されると、現在
本当に必要な「断水している、しかも給水車が入れない」
状態の被災地で、冗談抜きに人が死ぬことにも繋がります。

「危ない」と言っているのは、責任を追及されない民間団体
か、個人的発言をしている学者のごく一部か、匿名掲示板
くらいのものですから、どうか冷静に。


蛇足ですが、責任を持った期間が発表している内容から。

Q:放射性物質はドンドン濃縮する?
A:ある一定以上濃縮しません。
 物理的半減期(通常半減期という場合はこれ。核分裂で
 物質濃度が半分になる期間のこと)だけでなく、人間には
 生物学的半減期(尿・便として体外に排出される期間
 ヨウ素なら約120日、セシウムなら100日程度)がありま
 すから、100倍とか120倍までしか濃縮されません。

Q:日本の基準は緩いか?
A:「一生涯採り続ける」とした場合は緩いです。
 しかし1年という期間で考えると相当厳しいです。

Q:チェルノブイリで小児がんが出たけど?
A:チェルノブイリの場合は、ソビエト当局が事故を認め
 なかったため、住民は知らずのうちに相当高濃度の
 放射性物質を含む牛乳等を乳児に与え続けました。
 (数年にわたり。)
 そのために甲状腺ガンしたと言われています。
 (IAEAの疫学的調査結果 2006)
 それを受けて制定されたのがWHOやICRPの基準です。
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自然放射線による被曝線量(年間2.4ミリシーベルト)に対し、飲料水に由来する被爆線量を5%と仮定すると0.1ミリシーベルトを飲料水により被爆している計算になります。



この0.1ミリシーベルトの被爆線量を基準に計算したのがWHOの基準となっているようなので、絶対に安全な基準というよりもこれ以上厳しい基準に出来ない数値ですね。

それに対し暫定基準というのは、年間被爆線量を5ミリシーベルトに制限するために設けた基準のようです。
一年間一般的な消費量を摂取した場合でも5ミリシーベルト以下になるように制限するための数値ということですね。

この5ミリシーベルト/年という数値が安全なのか?ということが問題です。
自然界から受ける被爆線量とあわせれば、これまでの3倍に相当する被爆線量になります。

ちなみに飛行機の乗務員は年間5ミリシーベルト以下になるように乗務制限されているらしいです。
さらに妊婦さんは1ミリシーベルト以下という基準もあるそうです。

パイロットやCAと同じだから安全と思うか?そんなの関係ない危険だと思うのか?
結局は自分で判断するしかないですよね。

あくまで許容可能な危険というレベルの話なので、妊婦さんや乳幼児は出来る限り安全なものを摂取するようにした方が良いと思います。

WHOの基準は、世界標準的な自然被爆線量より安全側の指標。今回の暫定基準は、緊急時の許容範囲を表すものと考えた方が良さそうです。

震災後引きあげた数値というのはデマです。もともと基準がなかったのに引き上げることなんて出来ません。
自然被爆線量と緊急時の許容可能な被爆線量を唐突に比較し騒ぎ立てるのは如何なものかと思います。

現状では、脱水症状や栄養失調というような危険を冒してまで摂取を控えるというようなレベルではないが、より安全なものが手に入るならそちらを選びましょうということだと思います。
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>これは本当でしょうか?


ヨウ素、セシウム、10ベクレル、本当です。

世界の水道水基準値

●世界の基準値
WHO基準     1ベクレル(Bq/L) <------10の間違えだと思える。日本はWHOの基準を採用していたので。
ドイツガス水道協会 0.5ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準 0.111ベクレル(Bq/L)

●3/17までの日本の基準値
ヨウ素 I-131 10ベクレル(Bq/L) 
セシウムCs-137 10ベクレル(Bq/L )


●3/17以降・現在の日本の暫定基準値
・ヨウ素(I-131)131  300ベクレル(Bq/L)
 飲料水 300 Bq/kg
 牛乳・乳製品 300 Bq/kg
 野菜類 (根菜、芋類を除く。 ) 2,000 Bq/kg
・セシウム(Cs-137)137 200ベクレル(Bq/L)
 飲料水 200 Bq/kg
 牛乳・乳製品 200 Bq/kg
 野菜類  500 Bq/kg
 穀類  500 Bq/kg
 肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg

ソース
http://carrotjuice.sblo.jp/article/43968256.html


>乳幼児や妊婦の場合は1/3の数値までと考えていいのでしょうか?
乳幼児でIAEA基準ですと0.5ベクレルとの書き込みがありました。
ソース 2CH


こんなものまで、チェルノブイリより緩い日本の基準。
http://alcyone.seesaa.net/article/192109600.html


*日本でのCs137の測定データ(2002年)では:
牛乳は0.1Bq/l以下、
他の食品は高いものでもほとんどは
1Bq/kg以下(平均0.1Bq/kgくらい)、
きのこ類は日本でも高い方だが、生しいたけ(2~10Bq/kg)、
干しいたけ(数10Bq/kg)となっている。
P46参考
http://cnic.jp/files/che20_20060304imfr.pdf
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その前に民主党の未経験能力政治家の情報信じる事は出来ない、


言う場合責任取れる人の話は信用出来るが補償がないので、幼児の場合親は後悔出来ないので、
安心な場所の水汲みに行きましょう、



この被害は空き缶がパホーマンスで視察に行くまで、圧力低下処置待たして爆発
アメリカの冷却剤援助を知識有るふりして断った、これも後手の処理に成った
自衛隊も小出しに出して、対策ご送れた、
災害物資も配る段取り出来ず、(メーカーが補助してくれた電池抱えて居て配らなかった)
故に自衛隊に物資の配給丸投げ


こんな災害時これですよ

http://www35.atwiki.jp/kolia/pages/18.html
民放の広告収入が減って、これだ
http://65102915.at.webry.info/201103/article_14. …
税金でそのマスコミ助けてます、月20億円です、
これ災害者に行けばね、

今見たく無いコマシャル、垂れ流しだ。

これが日本の借金出来る元です、

小沢外して仕分け無くして、日本の借金は減らないでしょう。
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放射性ヨウ素によりチェルノブイリでは4000人の子供が甲状腺ガンになりました。


これだけでもオソロシサが伝わったのではないでしょうか。
御用学者は、微量だ微量だと言ってますが、どんどん蓄積されてゆきますし、
既に微量の範囲を超えてます。
体内被曝がコワイので、水道水厳禁です。
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飲料水については不明ですが、国際的なガイドラインでは、食品に含まれる量として、大人も幼児も、ヨウ素が100Bq/Kg、セシウムが1000Bq/Kgとのことです。



http://www.who.or.jp/index_files/FAQs_Japan_nucl …
http://www.codexalimentarius.net/web/more_i
nfo.jsp?id_sta=17
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WHOの基準値が見つからないのですが、欧州の摂取限度からすると暫定基準放射性ヨウ素300ベクレルが低すぎる数値とは思えません。

また震災後引き上げた数値ではなく、これまで決められていなかったのだと理解しています。放射性ヨウ素3000ベクレルを摂取すると、内部被曝量は胸部レントゲン一回分程度の被曝量になります。



欧州原子力共同体(EURATOM)のガイドラインでは、
放射性ヨウ素の摂取限度は1キログラムまたは1リットルあたりで、
乳児食で150ベクレル、乳製品で500ベクレル、その他の食品で2000ベクレル、
液体の飲料物については1リットルあたり500ベクレルと定められている。

また、セシウムなど半減期が10日を超える放射性物質の摂取限度は
1キログラムまたは1リットルあたりで、
乳児食で400ベクレル、乳製品で1000ベクレル、その他の食品で1250ベクレル、
液体の飲料物は1リットルあたり1000ベクレルと定められている。
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