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福島原発のことで、いろいろ行動してるのがニュースに流れますが、
これって最終的に、どうするのでしょうか?
直す?壊す?それとも、チェルノブイリみたいに石棺にしてしまうのでしょうか?
まわりは、直せないだろ。とか、壊すのも無理。とか言ってて、自分でもよく分からないし、
ニュースを見てても、方向性が分からないので、教えてください。

A 回答 (6件)

方向性として、もう現在では直す・壊すのはもう無理です。

現場では放射性物質の量が多すぎて。。。
それだけに現在もなんとか冷やそうと戦ってくれている作業員の方には感謝せねば!

石棺にできるのは、冷やしてからです。
現在冷やすことができていないのです。原子炉そのものが健全ならば、真水に切り替えて冷やして・・・ということが可能でした。
しかし現在では原子炉が損傷している可能性が高いです。そうなるともうできることがない。。。放射性物質は垂れ流しです。その垂れ流しはそれくらい続くかというと何年もです。石棺にもできないなら、100年も大げさではないでしょう。

原発の大爆発だと亡くなる方は多くはなります。しかし通常2週間くらい我慢すれば、方向性は見えると思ってしまうのですが、大爆発ではないゆえのこの長期化はまさに想定外のはず。

石棺作るのにも莫大な手間と費用。
冷却し続けて、放射性物質は垂れ流しでも莫大な手間と費用。そして環境汚染・・・。

チェルノブイリの場合、亡くなった人は大勢います。死者数で言えば、チェルノブイリは福島の比ではありません。ただし福島の場合は何基もであること・長期化からすると、ある意味ではチェルノブイリは超えていると思います。

TVに出ている専門家は最初のうちは、「大丈夫」というようなことしか言いませんでしたね。国民を不安にさせないためかもしれません。しかし結果からすれば、あまりに楽観的でした。もともと一番楽観的すぎたのは、東京電力だと思いますが。

福島や東京周辺で人がバタバタ亡くなるということはないでしょう。しかし時間がかかればかかるほど、被曝量(内部被曝を含む)が増えますよね。当初放射性物質の量に関して「1時間あたり外に居た場合の●マイクロシーベルトです」というような言い方をしていましたが、何年もになったら・・・イヤすぎて計算したくありません。。。
しかし30歳や40歳以上の大人(年を何歳くらいにするかはいろいろな考え方があるかもしれません)ではそこまで身体への異常は出ないかもしれません。
子供で甲状腺がんになる子が今までよりもわずかに増えるのではないでしょうか。子供たちへの影響が心配でなりません。。。
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どちらもありません。



現在冷やしているのは、核分裂反応は停止したものの、
以前の原子炉の運転中にできた各種の放射性物質が安定な
状態になろうと崩壊(それぞれの原子核が電子や中性子などを
放出していく過程、分裂ではない)で発生する熱で燃料棒などが
溶けたりしないようにするためです。

すでに一部は溶けているようですが、これをきちんと冷やして
強制的に冷やさなくても大丈夫なレベル(要は短時間に崩壊する
物質がほとんど崩壊してしまい、ゆっくりと崩壊する物質だけに
なり、さほど高温にならない)になるまでは続ける必要があります。

その期間は数十年という単位です。

その後は解体して、高レベル及び低レベル放射性廃棄物として
処理することになりますが、その費用は数千億円という単位でしょう。

また、燃料棒が熱で溶けると、放射性物質がむき出しの状態に
なり、人間が容易に近づけなくなって、様々な対処を行うことが
大変厄介になります。今は一部そういう状態になりかけていますので
必死になってそれを防ごうとしているところです。
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>これって最終的に、どうするのでしょうか?



海水注入時点で、原子力発電機能は復旧不可能になります。
ですから、東電としても「再稼動前提で、海水注入は論外」だったのです。
廃棄処分にするよりも、再稼動に重点を置いていたのです。
が、東電の秘密主義が批判を浴びると想像以上の被害が出ていましたよね。
「東電の儲けよりも、人命第一」になった訳です。
福島第一原子力発電所は、閉鎖するしか無いでしようね。
隣にある東北電力原子力発電所が(原子炉緊急停止して)、避難民の避難場所になっているのと大違いです。
地元企業と地域外企業の、考え方の差ですね。
東電としても、東京湾内に原発を設置するしか方法は無くなりました。
ディズニーランド横にある膨大な浜辺も、東電原発立地候補となるかも?

>直す?壊す?それとも、チェルノブイリみたいに石棺にしてしまうのでしょうか?

直す事も壊す事も出来ません。
原子炉を停止して、コンクリートで固めた巨大な墓石となります。
ただ、誰が作業を行なうのか?が大問題です。
旧ソ連の場合は、作業員・地元住民に「一切情報を与えないで秘密裏に作業」しました。
が、日本では(東電の期待とは裏腹に)情報公開が行なわれています。
東電社員の危険手当は、約6万円。下請け・孫受け社員の危険手当は、約1万円。消防庁・自衛隊の危険手当は、約3000円。
お金では比較できませんが、東電正社員が進んで作業を行なうしかないでしようね。
東電社長を初めとする上層部も、一斉に病院に緊急入院するより他にする事がありますよね。
(と言っても、東電には原発技術・知識がありません。全ては、東芝の技術・知識に頼るしかないのが実情です)
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海水を入れた時点で、復旧は不可能と思います。

塩の成分である塩素が、圧力容器、格納容器、配管類、計測器、冷却管系、バルブ、ポンプの隅々に入り込んでいるので、時間とともにステンレスの塩素による応力腐食が進行し、いずれヒビ割れが発生するでしょう。このヒビ割れから高濃度の放射性物質が漏れ出すことになります。今、真水に切り替えていますが、すでに注入された何トンもの塩は除去できません。各部を真水で洗浄することも事実上不可能です。

今緊急にしていることは、外部から放水したり、真水を注入することで燃料棒の自然崩壊熱を除去して、燃料棒の被覆やそれ自体の溶融を防ぎ、放射性物質が原子炉内外にまき散らされないようにしているだけです。冷却系統の復旧に失敗すると、給水、放水のみになります。いすれも排水には放射性物質が含まれるためやっかいです。
恒久的に冷やし続けることができないと、燃料棒の溶融が始まり、内部圧力が上昇し、最悪は圧力容器、格納容器が溶融するか割れて、外部に放射性物質が飛散することになります(メルトダウン)。
4基のうち一基でも、放射性物質が飛散すると、原発付近は高濃度の放射線で人が近付けなくなり、チェルノブイリどころか、4基の原子炉をコンクリートによる石棺封印するしか打つ手立てが無くなるでしょう。封印しても何十年という間立入禁止区域となり、常に漏れが無いか監視する必要があります。

冷却系を復旧させるために、循環ポンプや駆動するための外部電源の繋ぎこみ、バルブ、熱交換器などのチェック、取替が進められているはずですが、漏えいした高濃度の汚染水で作業は中断していますね。この水は蒸気の形で漏れたものが凝縮したものでしょう。
今はとにかく放射性物質が、今以上外部に飛散しないようにすることに全力をあげているはずです。放射性物質の閉じ込めに成功しない限り、収束はありません。時間はかかりますが、4基の原子炉の恒久的な冷却ができるようになった時点が好転する峠になると思います。いずれにしても原子炉は膨大な費用をかけて廃炉になるでしょう。
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>>チェルノブイリみたいに石棺にしてしまうのでしょうか?


これしか方法はないでしょう。
解体撤去は無理でしょう。解体作業は、被爆の可能性が大だからです。

すごく長期間ですが、立ち入り禁止になります。
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廃炉は決定的でしょう。


最終的には解体です。
放射性物質は法にのっとって処理されます。
ただ廃炉費用は1000億とも2000億ともいわれています。
これが電気代に上乗せです。
原発の電気は安いとウソとついていた電力会社の実態です。
トータルすれば安くはないのです。
再建するにしても5000億円。
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