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ペットボトルに入った水は、微量の放射能も含まれていないと思っても
いいのでしょうか?
なるべく福島原発より遠い土地で採水した水を購入するようにしていますが、
例えば、ペットボトルに入った麦茶や緑茶やスポーツ飲料も、もともとは水が原料なわけで、
でもこういうった飲料は、水のように採水地などの記載がなく、
工場の住所(東京都が多い)が記載されていますよね。
この場合は東京の水道水を使っているのですよね?
東京の水も人体に影響がないですが微量検出されたということですので
心配なのですが、どうなんでしょうか?
工場では放射能が検出されていないかどうか検査してから生産しているのでしょうか?

A 回答 (4件)

飲料メーカーです。



製造工場によって異なりますが、製品の原料として使用している水は主に次のようなものがあります。

 水道水     一般家庭で使用している水と同じ、
 工業用水    自社で浄化してから、純粋装置(ろ過装置)を通して使用する
 河川水     川や湖から水を取水し、自社で浄化、純粋装置(ろ過装置)を通して使用する
 井水      地下水を汲み上げて、純粋装置(ろ過装置)を通して使用する

放射性物質は地下に浸透しにくいので、現在のところ地下水からは放射能は確認されていません。
現時点では最も安全であると言っていいでしょう。数年後はわかりません。

純粋装置(ろ過装置)に使われるろ過剤には活性炭も用いられているため、放射性物質をある程度は取り除けますが、全くゼロにはなりません。

水道水は100Bq/kg(ヨウ素131の場合)を越えると、乳児は摂取しないようにアナウンスがありますが、
製造に使ってはいけないというアナウンスは今のところありません。

飲料水(質問者様の言う、麦茶や緑茶、スポーツ飲料)には、製品中に放射性ヨウ素が300Bq/kg、放射性セシウムが100Bq/kgを越えると出荷できなくなります。詳細は、以下のHPもしくはPDFを見てください。

3月17日厚労省医薬食品局食品安全部より出された報道関係者向け通知「放射能汚染された食品の取り扱いについて」

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558 …

食品安全委員会ホームページの「重要なお知らせ」の「東北地方太平洋沖地震の原子力発電所への影響と食品の安全性について」

http://www.fsc.go.jp/sonota/emerg/emerg_genshiro …

以上の様な情報を紹介した上で、ご質問に回答します。

ペットボトルに入った水は、微量の放射能も含まれていないと思ってもいいのでしょうか?

>放射能測定には検出限界というものがあります。つまり不検出はゼロではなくて(例)20Bq/kg未満という理解になります。

工場の住所(東京都が多い)が記載されていますよね。

>記載されているのは販売者です。製造工場は静岡県、群馬県、福島県など様々です。同じ商品でも幾つかの工場で分けて製造されることも珍しくありません。製造所固有記号は1工場につき1つです。

工場では放射能が検出されていないかどうか検査してから生産しているのでしょうか?

>使用する水の検査を行ってから生産するかどうかは、その工場によって異なります。測定は30~60分で終わりますが、大変大掛かりな装置が必要で、全ての製造工場に設置するのは現実的ではありません。現場や経営サイドでも考えていますが、製造前に水を採取し、放射能測定を依頼する。さらに製造した商品も放射能測定依頼する。製品は前述した放射性ヨウ素300Bq/kg、放射性セシウム200Bq/kgを越えると出荷できない。製造前の水については、各社の判断といったところでしょうか。

質問者様はできるだけ安全な商品をお求めになりたいのですね。現時点で最も確実な方法をお教えします。例えば、1Lの麦茶を飲みたいのなら、できるだけ多くのメーカー、多くの商品を購入して少量ずつ飲んでください。リスクを分散させることによって、最悪の事態を避けることができます。

野菜や果物、肉なども同じことが言えます。色々な産地、種類のものを少しずつ購入する。もしくは、大人数で少量ずつ食べる。1000Bq/kgのものを1kg食べたら1000Bqですが、1000Bq/kgのものを10gと他の20Bq/kgのものを(10g×99品目)g食べたら、同じ1kg食べても29.8Bq/kgと3%の被害で済みます。

ちなみに、私は現在販売されている商品は全て健康には問題ないと思っております。特に大手の飲料メーカーであれば、安心して飲むことができます。大手というのは、それだけ検査にお金と労力をかけることができるからです。

きっと、小さなお子様がいるご家庭や妊婦の方はとても心配でしょう。あちこちにアンテナを張り巡らして食の情報を集めてください。長文で失礼いたしました。

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001558 …
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難しい話ですね。



まったく放射能が含まれて居ない。と言うなら、それを保障できる人は居ないでしょう。

昔原子炉事故を起こした、チェルノブイリの時の灰が飛び、世界中に落ちていますし、それ以外でも実験などでばくはつをおこさせていますので、それらの灰は、少なからず世界中に散らばって居ます。
ですので、日本以外の国の水であっても、たとえ、原子力発電所などがない国の水であっても、一切の放射性物質が入って居ない。と言い切れる物ではありません。

測定すると言っても、測定機ではでなかったと言うだけの話で、もっと高感度の測定器を開発すれば、出て来ると言う可能性もあるんですよ。
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ヨーロッパなどでは日本から輸出する食品や飲料などは


放射線検査を義務づけましたが、日本向けの飲料は検査していません。

地方自治体の検査任せで基準値を超えなければ、製造をし続けると思います。

製造場所ですが、各メーカのホームページに行けば、製造工場と住所が記載されています。
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飲料水の場合製造者の住所は本社住所にしてあって製造所固有記号を賞味期限など一緒に別の場所に印字してあることがほとんどです。


本社の住所ですから東京が多いです。工場は全国に多数あったりしていちいち工場ごとに変えると大変なので(その分経費が掛かる)本社の住所を代わりに表示していることになります。
固有記号は消費者庁(以前は厚生労働省)に届けてあるので、事故が起こったときなどは固有記号から遡って工場を特定できます。
まあ、メーカーに問い合わせ答えてもらうと言うこともできるかもしれませんが、答えてくれないかもしれません。
通常は飲料メーカーの工場近くの水道水を使うのが普通ですし、場合によると湧き水などを使うこともあります。水道水ならいちいち検査はしませんが、湧き水や地下水なら検査をするのが決まりです。
また、水道水などを使う場合RO処理(よくスーパーなどに置いてある美味しい水などを只もしくは容器台だけでくれる機械の中で行われている濾過処理)をしてその後検査しているようなところが多いです。
ただし、検査は微生物や菌などの検査であり、放射能の検査までは行わないでしょうし、そんな検査設備がないでしょうね。通常放射のが含まれる可能性がかなりゼロに近かったですから。
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