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廃棄物(ごみ)の燃焼、焼却に関する文章に「熱灼減量」という用語が出てくるのですが、具体的な意味が分かりません。
「熱灼減量」について、お教えください。

あるサイトには、
廃棄物を燃焼炉で燃焼させた場合のこととして、以下のような主旨の文があります。
「主灰の性質」
主灰の熱灼減量は、酸素富化運転の場合、熱灼減量は1/3
程度に減少しており・・・・・・
(通常3%が酸素富化運転では1%になっています)

因みに、「熱灼」は広辞苑、家にある漢和辞典にも見当たりません。「熱灼」は「燃焼」とは何か違うことなのでしょうか?
また、ゴミの燃焼について書いてある私有の本には「熱灼残留物」は「ゴミ」を燃やして残るもの:灰分とあります。これはこれで納得しています。

A 回答 (4件)

減量というと減った量のことを示します。


熱灼という言葉の語源はわかりませんが、たぶん強熱するという意味だと思います。(高温に加熱する)
普通、焼却炉での燃焼では、完全に可燃物を焼却できることはないので、必ず、未燃焼成分が残ることになります。この未燃焼成分を完全に焼却するために、熱灼する必要があるのでしょう。

以上から、焼却灰を強熱したときに減る量のことを示していると思います。
このとき減る量として考えられるのは、可燃物しかないので、
>水分を含むかどうかは別にして、要は焼却灰中の可燃分と考えれば良いのでしょうか。
ということで良いと思います。

その測定法は、旧厚生省からの通知で説明されているらしいです。(原文を見つけることができませんでした。)しかも、何度か改正されているようです。

ただ、下に示したURLのA-5では
"105±5度乾燥(恒量まで)~10mmふるいで不燃物除去~600±25度3時間強熱"
となっているようです。

参考URL:http://www.eic.or.jp/QA/bbs02.php3?serial=1584
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この回答へのお礼

有難うございます。
参考URL、参考になりました。
乾燥焼却灰を強熱したときに減る量のことを示しているのですね。

お礼日時:2003/09/29 21:39

NO2です。


記載ミスの訂正
熱灼原料→熱灼減量です。
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熱灼原料とは広義に言えば熱により物質の容量を小さくすると言う意味です。


一般的なゴミは普通焼却で10%程度の容量になります。
更に高温(1600℃程度)で焼却すれば微細粒子となり1~3%程度の容積になります。
今問題になっている香川県の豊島の廃棄物を直島に立地した三菱マテリアルの熔融炉が之に当たる設備で廃棄物の熱灼効果を狙ったものです。
直島の設備はダイオキシンの無害化を目的にしているので一次焼却をせずに直接高温で処理します。
蛇足ですが之に近い処分法として和歌山県橋本市で不法処理の廃棄物・一次処理灰を高温熔融でガラス状固化法でダイオキシン処理を実施しています。
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この回答へのお礼

有難うございます。
うーん、申訳ありません。aaa999さんのご説明で、具体的に何が「熱灼減量」なのか分からないのですが。

因みに、私有の本には
バッチ燃焼式の「熱灼減量」は15%以下。
連続燃焼式の「熱灼減量」は10%以下。
とあります。

お礼日時:2003/09/28 21:39

「熱灼減量」はごみを2回焼却すると考えるとイメージしやすいと思います。


1回目の焼却ででた灰を、さらに高温で焼却すると有機物、水分が飛んで目減りします。
これが「熱灼減量」というイメージです。

参考URLをご覧ください。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~DH1F-MYS/kan/000/9y2 …
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この回答へのお礼

有難うございます。
ymmasayanさんの説明では、焼却灰の中の可燃分と水分を「熱灼減量」と言うのでしょうか。
参考URLからは「乾燥状態の焼却残さ中に残る未燃物の重量比を表す値をいう」となっています。
水分を含むかどうかは別にして、要は焼却灰中の可燃分と考えれば良いのでしょうか。
因みに、私有の本に、
バッチ燃焼式の「熱灼減量」は15%以下。
連続燃焼式の「熱灼減量」は10%以下。
とありました。

お礼日時:2003/09/28 21:18

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