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お世話になります。
工業簿記2級の材料の購入で分からない処がありまして、質問させて頂きます。
材料副費に関してなのですが、何故貸し方に記入するのでしょうか?

ex
(問題)
材料部品100,000円(購入代価)を掛けで購入し、引取運賃(外部材料副費)30,000は、
現金で支払い、購入事務費などの内部材料副費は、購入代価の5%とした。

(解答)
材  料 ×××  買掛金 ×××
             現 金×××
            材料副費×××
この解答で、材料副費が貸方に来るのが理解出来ません。材料副費って費用ですよね。
費用は借方に来るのではないのでしょうか?

分かる方、ご説明をお願いします。

A 回答 (3件)

No.2です。


ごめんなさい、一番重要な内部材料副費について、%計算をひとケタ間違えてます。

以下、この部分と仕訳のまとめを仕切り直します。

「材料全体にかかる費用として、既に計上されている内部材料副費は、材料購入代価100,000×5%=5,000という形で各々の材料に振り分けられ、材料(原価)に賦課(上乗せ)されることになった」

この仕訳に登場する材料以外にも、本来なら、外部材料副費と同様、発生時の内部材料副費発生時の借方仕訳が欲しいところですが、内部材料副費は複数の材料品目にわたって発生し、材料ごとの仕訳グループに算入させることは難しいため、別の機会で借方計上されているものとみなし、材料原価へ含めるための作業として、今回、貸方(振替)計上のみ行います。

(付随費用として「材料」勘定に算入される)材料 5,000 / 購入事務費など(内部材料副費) 5,000

これまでに登場した仕訳を、以下の通りまとめます。

材料 100,000 / 買掛金 100,000
材料副費 30,000 / 現金 30,000
材料 30,000 / 材料副費 30,000
材料 5,000 / 材料副費 5,000

この一連の仕訳を貸借一致で相殺消去した結果、生まれた以下の仕訳が、この設問の最終解答であり、質問者様を悩ませた仕訳パターンになります。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

★解答結果★

材料 135,000 / 買掛金 100,000
ーーーーーーーーーーーーー/ 現金 30,000
ーーーーーーーーーーーーー/ 材料副費 5,000
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この回答へのお礼

わざわざ有難う御座いました。

お礼日時:2011/04/27 01:02

おっしゃる通り、材料副費は費用科目です。


材料の購入代価とは別に、材料の購入から消費までの間に付随的に発生する費用を指します。
この材料副費は、材料の購入原価、すなわち「材料」勘定に含まれるのが原則です。

【材料(=材料購入原価)】=購入代価+引取費用(外部材料副費)+購入事務費・材料保管費等(内部材料副費)

「材料副費」は費用科目なので、発生スタート時は借方計上という質問者様の考え方で合ってます。

なぜ、模範解答では、材料副費が貸方に来ているのか。
まず、ご質問の仕訳を3つに分けて書いてみます。

“材料部品100,000円(購入代価)を掛けで購入し”

材料(購入代価) 100,000 / 買掛金 100,000

“引取運賃(外部材料副費)30,000は、現金で支払い”

引取運賃(外部材料副費) 30,000 / 現金 30,000

材料副費の内、個々の材料ごとに個別に発生するものは、その材料品目に直接算入できるというルールがあります。
なので、この「引取運賃(外部材料副費)30,000」は、ただちに材料(原価)に振り替えます。

(付随費用として算入される)材料 30,000 / 引取運賃(外部材料副費) 30,000

また、材料副費の内、材料全体に対し共通して発生する材料副費は、材料の個数や重量や金額の割合に応じて、それぞれの材料品目に振り分けされなければなりません。(この配分作業を「配賦」といいます。)

ご質問でいう「内部材料副費は、購入代価の5%とした」の表現は、この状況を指します。

設問をお読みになった時、「引取運賃(外部材料副費)30,000は、現金で支払」と明示されているのに対し、内部材料副費に関しては金額表示もなく、支払うのかどうかにさえ触れられておらず、曖昧な表記だなぁ、と感じませんでしたか?
上の表現を詳しく記すと、
「材料全体にかかる費用として、既に計上されている内部材料副費は、材料購入代価の5%という形で各々の材料に振り分けられ、材料(原価)に賦課(上乗せ)されることになった」
という意味になります。

この仕訳に登場する材料以外にも、本来なら、外部材料副費と同様、発生時の内部材料副費発生時の借方仕訳が欲しいところですが、内部材料副費は複数の材料品目にわたって発生し、材料ごとの仕訳グループに算入させることは難しいため、別の機会で借方計上されているものとみなし、材料原価へ含めるための作業として、今回、貸方(振替)計上のみ行います。

(付随費用として「材料」勘定に算入される)材料 50,000 / 購入事務費など(内部材料副費) 50,000

これまでに登場した仕訳を、以下の通りまとめます。

材料 100,000 / 買掛金 100,000
材料副費 30,000 / 現金 30,000
材料 30,000 / 材料副費 30,000
材料 50,000 / 材料副費 50,000

この一連の仕訳を貸借一致で相殺消去した結果、生まれた以下の仕訳が、この設問の最終解答であり、質問者様を悩ませた仕訳パターンになります。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

★解答結果★

材料 180,000 / 買掛金 100,000
ーーーーーーーーーーー / 現金 30,000
ーーーーーーーーーーー / 材料副費 50,000

「材料副費」勘定が貸方に来るカラクリは、複雑な取引をよりシンプルに表現するための仕訳結果であるがゆえです。
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この回答へのお礼

詳しいご説明を有難う御座います。
理解出来ました。

お礼日時:2011/04/27 01:01

これは考えると混乱するのであまり考えないほうがいいと思いますが


「支払った費用を材料に振り替えてる」という仕訳なのです。

材料副費を支払ったときは例えば運送費の場合は
材料副費(運送費)30,000 / 現金 30,000
という仕訳を事前にしてあります。

そして材料をGETした時には
それを材料費に振り替えるので
材料副費(手数料) 5,000 / 現金 5,000
材料       135,000 / 買掛金 ×××
              現金 ×××
              材料副費 35,000

となります。
つまり、材料副費を減らして材料の一部にしているので貸方にくるわけです。
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この回答へのお礼

有難う御座います。
なんとなく分かったような気がします。

お礼日時:2011/04/20 11:55

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