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お世話になります。

東日本大震災の地震で新幹線のRC橋脚で鉄筋むき出し、変形や道床も
ゆがむなど、かなりの損傷がありましたがこのような補修はどのようにして
行われるのでしょうか。

阪神淡路大震災では報道されないところも鉄筋がむき出しのところが
かなりありましたがどう見てもジャッキアップしているとは思えませんでした。
1編成700トンのものが300km/hで走行するのでそう簡単な方法ではないと
思いますが当時は自分のことで精一杯で確認の機会を失いました。
今は鉄板を巻いて樹脂を浸透?させているため事後確認もできません。

土木建築のジャンルがわからなかったのでこちらに投稿しました。

A 回答 (4件)

早速のリピ、ありがとうございます。


私の早とちり、でした。
一度曲がった鉄筋は、伸ばして形は復元しても、曲げ体力は復元できません。
したがって、ジャッキで支えておいて、曲がった部分を切り取ります。
そして、正常な所までジャッキで戻し、鉄筋を溶接して、繋ぎます。
もちろん、補強筋を入れて、元の体力を補います。
今のジャッキは、ミリ単位で正確に上げることが出来ますので、上部構造を傷める事は、最小限に留めることが出来ます。
そして、残ったコンクリートに塗り継ぎプライマーを塗布後、コンクリートを流し込み、整形します。
乾燥させて、表面含水率が、8%以下になってから、炭素繊維で補強します。
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この回答へのお礼

gonbaさん
回答ありがとうございます。
鉄筋は切り繋ぎするんですね。
すごい修復技術に感心するばかりです。

このような熱意ある方々のおかげで新幹線がまた走ることができるのですね。

お礼日時:2011/04/21 20:49

NO.2です。


NO.3の回答者の言われるように、コンクリの打ち直しというのは、破壊部分を撤去して打ち直すという意味です。(基礎も含めて)曲がった鉄筋は既に使い道はありません。曲がった鉄筋をまっすぐにしてもどのくらいの体力が鉄筋に残っているか判断できません。
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この回答へのお礼

inonさん

2度も教えていただいて、感謝いたします。
鉄筋は加熱すると思ってましたが塑性が変わりますね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/04/21 20:55

仰っているような所は既に破壊しているところなので、破損部分をはさんだ両方で、ジャッキアップしてその部分のコンクリートを打ち直しています。

勿論破損部分が改修されるまでは新幹線は走れません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
曲がった鉄筋をもまっすぐにするそのジャッキや技術を知りたいのです。
無理に上げると他のところに応力が働き割れてきますよね。

お礼日時:2011/04/20 21:42

私は、コンクリートの補強工事を専門にやっております。


現在では、ほとんど、鉄板を巻くことはありません。
鉄筋がむき出しの所は、カチオンをしごいて、無収縮モルタルで整形をして、炭素繊維を巻いて補強します。
コンクリートと炭素繊維の接着には、エポキシ樹脂+マトリックス樹脂を使用します。
道床(ウエブ)の場合は、アラミド繊維を使用する場合もあります。
アラミド繊維は、炭素繊維に比べて、強度は落ちます、が、ひずみが大きく、摩擦につよいのが特徴です。
柱脚の補強は、高強度の炭素繊維を使います、7層から8層巻きます。
最後に、無収縮モルタルを2回塗りして、ウレタン塗装をして仕上げます。
ビルやマンションの柱、梁、または、擁壁、住宅の基礎、などの補強も現在はほとんど、炭素繊維で補強します。

この回答への補足

自分の文面を見るとちょっと不足しているところがありました。
鉄筋がむき出しというより自重で上下のコンクリで崩壊寸前のところで
までいっているので鉄筋がかなり曲がっているところがあります。

ジャッキで上げるとしてもあれだけの鉄筋を元のように直線的に
復帰することは現場作業としてはそれなりの技術や機械があると思ってます。

ウーン、あえて言うなら一番知りたいのは鉄筋の修復です。

補足日時:2011/04/20 21:32
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かにテレビでカーボンを巻いた柱を見たことがあります。
思い出しました阪神の時に建設中のマンションでカーボンを
巻きだしたところもありましたね。

お礼日時:2011/04/20 21:38

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