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千葉県南部の兼業稲作農家です。
毎年、二月中旬頃に頂く二枚の御札?に興味を持ち投稿いたしました。
この御札は何か?どのような意味のものなのか?

詳しい方がいらっしゃいましたらご教授願います。

「祈年祭御神璽と大年神(御年神、若年○)五」の質問画像

A 回答 (1件)

御神璽、璽は国璽の璽と同じで、正式な権威を表すものです。


国璽の押されている文書は国王本人の言葉ではありませんが、国王の言葉と同じ権威があるのと一緒で、
神璽は神札(神様の気が入った札」ではありませんが、同等の権威があると考えてください。
なのでご神札と同等に祀ればよろしいという事になります。
でも、神社などによっては宮に入れるとするところや、表に出して飾る所など様々、方向も明るい方に向けるという所もあれば、とくにこだわらない地域もあるようです。

もう一方の大年神はスサノオの子、御年神は大年神の子、若年神は御年神の子とされています。
いずれも五穀豊穣の神で最後の「攸」は「ゆう」と読みます。
意味は様々に捉えていますが「~するところ」というような意味です。
つまり、こちらは五穀豊穣の祈願をしたという証書、あるいは祈願札などと呼ばれます。更に撤饌(てっせん)と呼ぶ地域もあります。(撤饌は本来、神饌をお下げする行為を呼びます)
これも扱いは様々です。

ちなみに私は神璽であっても神札そのものではないので、袋や専用の箱に入れて神棚では無い場所に飾ります。
なぜなら宮中に国璽の入った文書はないでしょ。もしあれば、臣下は国璽の文書を優先するか国王の言葉を優先するか迷ってしまいます。
祈願札はそのまま高いところに飾ります。

取り扱いに気をつけるなら、頂いた神社に問い合わせるのが一番です。
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この回答へのお礼

大変わかりやすい内容で理解できました。
これからも大切にしていきたいとおもいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/04 10:18

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