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以下の記事について。

●ソ連崩壊後、チェチェン共和国は、
 ロシアからの独立紛争で多くの命を失い、街は荒廃していた。

●現在は、プーチン前大統領の後ろ盾を得たカドイロフ政権下で、
 チェチェンの復興が進み、風変りしている。 (首都にブランド店や映画館などが建つ)

●と同時にイスラム教の戒律強化が起こっている。
 

ロシア帝国時代から抑圧されてきたチェチェンは、
独立を封印する代わり、イスラムの伝統を復活させる自由を得た。
カドイロフ政権がもたらす安定の享受と、イスラムの規律強化でくすぶる不満。
そのバランスが、今後の鍵を握る。


質問です。

プーチン政権の後ろ盾で、カドイロフ親子がチェチェンを統治するにあたり、

ロシアはロシア正教なのに、
何故、イスラム教の戒律強化が高まるのでしょうか?

なぜ、自由とのひきかえがイスラムの伝統を復活させることなのでしょうか?



ご回答、宜しくお願いします!

A 回答 (1件)

ロシア正教は全く関係ない。

元々チェチェンはイスラム化されていたイスラム圏の地域でオスマン帝国の勢力化にあった土地なのです。それがロシア帝国の拡張政策とオスマン帝国の退潮の同時並行を背景としてロシアに侵略されロシアに併合された。その目的は、土地と資源の獲得であって、チェチェン人そのものは土地にぶらさがっていた余計なおまけに過ぎません。チェチェン人にロシア正教を布教しようなどと考えたわけではなく、実際そういう政策は無かった。
ロシア革命が起きてロシアが共産化される。共産主義そのものが宗教であって、ロシア正教も含めて全ての宗教が抑圧されたのです。中国でチベット仏教が弾圧されているのと同じことであって、共産主義は共産主義以外のいかなる宗教も認めないからです。
ところがソ連の崩壊で共産主義の独裁が終わった。そうなるとチェチェン人のイスラム教を抑圧する理由も無くなるわけです。それだけのこと。ただし独立は許さない。ロシアは一度手にした土地と資源を絶対に手放さない。手放しても取り返す。土地と資源がロシアのものであれば、チェチェン人が何教だろうとどうでも良いわけです。ただし独立闘争は許さない。
そういった政策が共産主義が終わったあとのロシアの基本政策です。

イスラム教を抑圧していたのはロシア正教では断じて無い。それは共産主義という宗教です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

回答内容から、着眼点をかえてこの問題を改めてみることができました。

お礼日時:2011/05/06 10:13

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