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今回事故を起こした福島第一原子力発電所の原子炉は沸騰水型(BWR)だという。
タービンを回す水蒸気に放射性物質が含まれている事が、復旧作業を難航させているという。
もし福島第一原子力発電所の原子炉が加圧水型(PWR)だったら、状況は変わっただろうか。

A 回答 (4件)

 もっとひどくなる可能性がある。


 加圧水ということは炉心部分に常時圧力をかけ、沸騰させないで高温(水)を得る技術。もともと潜水艦用として騒音低減と、機動中にお湯が溢れかえる事故を防ぐために考えられた。
 そのため炉そのものの強度は相当ある(深海に落ちてもやすやすとは壊れない。)けれど、外部からつながるパイプなどが同様とは言い切れない。特に高圧化では、僅かなスキマから内部の重水などが噴出した場合、放射能がまき散らされることになる(仮に心臓に穴があいた場合、噴出する血液は2メートル以上になるといわれる。)。
 かつてチェリノブイリでは、構内の構成員救出のため、地下の冷却水用の放射能まみれの池へ地元の消防隊が、潜水でくぐり抜けて投入した。おそらく今回の場合、加圧水の事故では構内に入れなかった可能性が高い。そうなれば即、石棺化。
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Wikiに「スリーマイル島原子力発電所事故のように、ひとたび液体でなくなれば一次冷却水の残存量すら判らなくなる様に、通常の制御手段がとれずに、非常用炉心冷却装置の他は冷却の手段がなくなる。

」とあるように、地震や津波でどこが壊れるか判らないし、PWRだったら違う部位が問題視されるでしょうから、今回の事故を見るとPWRだったらもっと深刻な事故対応になった可能性もあります。

原発に絶対に安全な発電方法は無いです。

今回は明らかに初動対応ミスで、国と東電のミスです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8A%A0%E5%9C%A7% …
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わかりません、今回の事故も誰もが「想定外」の連発


何とも言えないでしょう、もう元には戻せません。
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仮定の問題で何とも言えません。

確かに一次冷却系と二次冷却系とで分離されているので、タービン建屋などには放射能はいかない構造です。ただ、あくまでも正常な状態での話です。複雑なだけに壊れて一次と二次との分離がされなくなったりすれば同じです。一次が動いていても二次がストップして、一次の温度が下がらず、それがもとでトラブルになったかもしれません。
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