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「地球環境世界児童画コンテスト」の優秀作品(http://www.childrens-drawing.com/search.html)というのを見ていたら、海外の子供の非常に色鮮やかで色彩豊かな作品がたくさんありました。
一方、日本の子供の作品は、見慣れた色合いの作品が多いです。
(もちろん海外でも色鮮やかなのばかりではありませんが)
この、色合いの違いは、画材の違いなのでしょうか?
小学生の息子に色の作り方を聞かれて、一緒に絵の具を混ぜていろんな色をつくってみたことがあるのですが、混ぜるとなんだかにごった色になって、全然色鮮やかにはなりませんでした。
私自身、小学生が普通に使う絵の具と、中学のとき使ったポスターカラーしか使った経験がありません。
児童画で使われる物ですから、あまり高価な画材は使われていないと思うのですが、色鮮やかな絵に使われているのはどんな画材なのでしょうか?

A 回答 (5件)

見てみました。


確かにいい画材を使っていると思われるものもありますね。国というよりその子の環境によるんでしょうか。でも絵の具が安そうなのが圧倒的に多い。

混ぜたのではできない色はあります。
特に、彩度の低い色同士をいくら混ぜても鮮やかな色にはなりません。

上等な絵の具はいくらでもありますが、学童用のいわゆる水彩と、日本の画材屋で当たり前のように売っている絵の具でもけっこう違っています。
日本の学童用の不透明水彩に近いのは「ガッシュ」というものです。描き方は同じように描けますが色の幅はずっと広いです。

ですけれど絵の中では対比を使えるということもありますから、安い絵の具でも使いようで面白くできるという部分は無くもないです。
ただどうしてもこの色という色は画材屋さんでそのつど1本づつ買ってみても面白いのでは。
多分「学童用不透明水彩」と混ぜても大丈夫だと思います。
ガッシュの例↓
http://www.holbein-works.co.jp/gouache.html
顔料によって値段が違います。(モニター画面では色の違いがはっきりしませんが)
http://www.holbein-works.co.jp/static/chart_gouc …
http://www.holbein-works.co.jp/static/chart_gouc …
あまりに高い物は無駄と思います。

アクリルガッシュとは違うものです。(アクリルガッシュは乾くと水に溶けなくなるものです)
まあ絵の具にもいろいろあってそれを研究するのも楽しみや勉強のうちではありますね。

(三原色を混ぜて作るシステムがありますが、これではやはりできない色がありますし私はあまり愉しい物と思いません。)
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。
私はなぜか、色は混ぜて作る方が偉い(?)みたいな価値観を持っておりました。子供の頃誰かに言われたのかな?
でも混色では出せない色もあるのですね。
カラフルで鮮やかな絵は、安くてもたくさんの色数のある絵の具で描かれているのでしょうか?
画材屋をのぞいてみるのもおもしろそうですね。
普段使っている絵の具では、赤をそのまま塗っても派手な赤にはならないし、青を塗っても目の覚めるような青空にはなりません。画材屋さんに相談したら、いい色を教えてもらえますか?

お礼日時:2011/05/13 00:38

考えると言っても理屈で考えるのとはちょっと違いますね。

心を使えというか。
何色を塗っていいのかわからなければ、ともかく好きな色を塗ってみて、観て違うと思ったら変えればいいのですね。それが「良く観る」という事だと思います。上から別の色を重ねたってかまわないと思います。色の紙を貼っても良いですし。(この色の上に載せると面白い色に見えるというように、見て遊ぶわけです)
面倒な事をやらせて、おっくうになって楽しくない物になってしまってはしょうがないですね。そういう作業が好きで遊べるタイプならいいのですけど。

最終的に形にならなかったり、ごしゃごしゃになっても途中で色で遊べていれば体験できるので充分身になっているのではないでしょうか。

アドバイスするのは難しいですが、こうすると面白いよというのがあれば伝承するのも好いかなと思います。ウケれば自分の物にして楽しみますから。

まあ偶然の結果も楽しめると良いのでは。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!
すごく参考になります!
賞品欲しさにいろいろなコンクールに応募してみたのですが、全然入選しません。入選作を見ると大胆で楽しい絵が多いけど、うちの子の絵は無難な感じです。コンクールを意識せず、自由に楽しく描いた方がよさそうですね。いろいろためしてみます。
本当にどうもありがとうございました。

お礼日時:2011/05/19 00:00

>「生まれつき感覚の優れている人が何も考えないでできる」



美術とはそういう物ではありません。
「対比とかを考えて」やっているうちに自分のやり方=感覚ができてきて、感覚でもできるようになるのです。
お料理でも最初は包丁もゆっくりしか使えないし、味見をしても失敗したりしますが、だんだん寝ぼけていても作れるようになりますよね?でも最初の内の包丁を丁寧にけがしないように使う段階は省略できません。それと似ています。

要は色を関係で観る事です。

天才だけができるのであれば美術や芸術を理解できる人もいなくてこんなに盛んになるわけもないのではないでしょうか。

未完成のほうが良く見えるのはまあ普通だと思います。
たとえば塗っていない余白の形も塗った色の形や色で違ってきますよね?色の形を塗る事で白の形もできてきます。
そういうことも観ながら描いて行くと良いと思います。
余白があってもそれが生きているのなら私は構わないと思います。余白は必ずしも塗り残しではありません。(塗っていないのを嫌うなら白でも塗っておいたっていい→それによってまた見え方が違っても来ますが)
書道で余白の白が美しいというのありますよね。それも対比のひとつです。

好い色の絵の具を使って楽しく絵を描けると良いと思います。
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この回答へのお礼

またまたありがとうございます。
考えて描いているうちに感覚もできてきますか?!
特に子供の絵の場合、考えるよりも感じたまま描くべきだと思っていました。
でもうちの子は考え込むタイプで、「ここに何色塗ったらいい?」と私に聞くのですが、何もアドバイスできませんでした。
今は、色見本のようなものをつくって置いてみたり、別の紙に色を塗ってみたりして、対比を考えさせればいいかな、と思っています。
私も描いてみようかな?
どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/05/15 00:58

「混ぜて作るほうが偉い」


混ぜないと作れない色は混ぜて作るべきです。
そして混ぜて作るとしても「この絵の具が無いと作れない」という場合もある、そういう事なのです。

「安くてもたくさんの色がある」
それもありますが、安い絵の具では安い顔料を使った色しかない、つまりたくさん色が無いわけです。
顔料というのはそれぞれ固有の色を持った物質で、これを不透明水彩でしたらアラビアゴムという糊のようなものに混ぜて練ってあるのです。ですから赤でもその物質によっていろいろの色があるのです。高価な物質でしたら同じ製品グループ内でも高くなります。
また学童用の絵の具の場合、糊のようなものにも混ぜ物があったりします。

「赤(青)をそのまま塗っても派手にならない」
前に「対比」と書きましたが、その赤の色とまわりの色の関係で派手に見えるかどうか違ってくるのです。そういう「色と色の関係で赤(青)が強い色であるとかに見えてくるようにうまく配色する事」を「対比を使う」と表現します。

その色自体、物質として固有の色があってそれが好きだという場合と、まわりの色との関係でその色がすごく好い色に見えてくる、そういう二つの様相があるとご理解ください。

この二つは切り離せないのですが、絵の具の制約があっても色の関係でより好い色に見せることもできなくはないというのが前に書いたことです。
パレットとか絵の具のチューブだけではなくて、紙の上に置いたときのまわりの色に囲まれた色の見え方を観て色を調節するわけです。

絵の具にはなんでもかんでも白を混ぜてしまわないように気をつけたほうが良いです。
透明水彩は白は混ぜないで、白っぽくしたい場合は薄く塗って紙の色をすかして使うのですが、不透明水彩であっても何でもかんでも白を混ぜていると粉っぽい画になってしまいます。

「画材屋さんに相談」
ではなくて、自分で色を見て買うべきです。色見本が置いてあります。
色の勉強というのは見る目を養うという事でもあります。
前に書いた通り、すごく高いようなのは要らないと思います。
大人用のガッシュなどを買う場合は基本セット+必要な色をそのつど、といった事で良いと思います。
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この回答へのお礼

再度のアドバイス、どうもありがとうございます!
とても参考になります。
「混ぜて作る方が偉い」という価値観は、例えば紫が欲しいとき、紫色の絵の具を買ってくるよりも赤と青を混ぜて作る方が偉い、という価値観です。でも実際に赤と青を混ぜてもきれいな紫にはなりませんでした。鮮やかな紫は、まず買ってみたいです。
対比を使ってよい色に見せるというのは難しそうですね。
色鮮やかな入賞作品を見て、「こんな色、うちの絵の具じゃだせない!鮮やかな絵の具を使うからこんな絵が描けるんだ!」と思ったけど、もちろん同じ絵の具を使ったってあんな絵描けません。
色彩感覚の優れた人というのは、対比を使うとか考えなくても自然にそれができるのでしょう。
子供も私も下絵のときの方がよくて、色を塗るとイマイチになるタイプです。
でもいろいろためしてみようと思います。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2011/05/14 00:43

映像なので、はっきりした事は言えませんが、日本の絵はポスカラ(不透明水彩)やクレヨンや、クレパスで描いた絵が多いです。


一方外国の絵は、透明水彩を用いた絵が多いように見えます。
透明水彩だと、単純に色を塗っていても下の色が透過するので、結果として複雑な色を使っている様に見えるだと思います。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございます。
実は、息子との混色にいきづまった後、ネットでいろいろ調べて、まっちレインボーという透明水彩絵の具を買ってみました。普段使っている絵の具よりはきれいな色ができたのですが、どちらかというと淡い優しい感じの色合いになりました。
映像で見た鮮やかな色とは違うような・・・
でもまだ透明水彩絵の具を使いこなせていないだけかもしれませんね。

お礼日時:2011/05/11 23:15

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