プロが教えるわが家の防犯対策術!

アメリカ在住のダイビング初心者です。AOWは去年取得しました。
いままでカリブのオールインクルーシブリゾート中心に潜ってきました。これまでは器材はほぼタダでレンタルできていたのでマスク、シュノーケル、フィンくらいしか持ってませんでしたが、今度Grand Caymanやカンクンに完全個人企画ツアーで潜りに行こうと思っていますので、この機会にBCD、レギュレータ、ダイブコンピュータを購入しようと思ってます。

そこでいろいろ調べているのですが、日本って何でダイブ器材があんなに高いのでしょうか。
簡単な例ですが、レギュレータなんか軽く8万円とかします。アメリカで買うと400ドルも出せば結構いいのか買えます。知り合いに聞いたところ、他の器材も日本で買うとベラボーな値段なのだそうです。円高のこの時代、信じがたいです。

当方、企業の駐在員としてアメリカにいるので、そのうち確実に帰国が待ってます。
アメリカで買った方が得ならばぜひとも今のうちに、自分の分だけでなくいっしょにバディとして潜る家内の分も買っておこうと思ってます。

内外価格差について事情通の方、情報を教えていただければ助かります。

A 回答 (2件)

とある、ダイビング業界に通じておられる方のブログの一文を拝借させていただきました。



『日本のダイバー人口は、諸説ございますが、
30-50万人(大雑把過ぎてすいません)といわれております。
ちなみにアメリカのアクティブのダイバー人口は調査機関によって諸説ありますが、
もう少し具体的に300-350万人程度と言われておりますな』

もし、今の日本の市場規模がこの程度であり、また、アメリカがその10倍(最低でも6倍)の需要規模があるのだとすんなり肯定することが出来るのなら、内外価格差の問題は理解できます。
もともと需要が少なければ、供給する側もそれに見合う量しか作りませんから、価格はどうしても高いものになることはそれこそ市場の原理です。逆に、市場にものがあふれている/作りすぎたとなれば、価格は下がっていきます。そうならないのは、メーカーの自制と、ダイバーの自然増がほとんど期待できないほど、市場がほぼ固定化していることによるところが大きいものと思います。

単に需要と供給の問題、という点と、ダイビング=高尚な趣味であるという概念が醸成されてしまったがために、器材価格が高止まりしてしまっているというのも一因としてあると思います。人件費をかけて売る量販店の存在も高止まりに拍車をかけていると思います。

確かに、海外メーカーがほとんどをしめている器材メーカーだけに、ガソリンのようにリニアに変化する必要がなくても、円高差益が出ている機材は多くあるはずです。メーカーも、そういう声が上がらないことをいいことに『胡坐をかいている』可能性も否定できません。
しかし、よくよく見ると、たまぁに在庫処分とはいえ信じられない価格がでてくることもあります。『何でもよければ』日本でも安く手に入れることは可能であると申し添えておきます。
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この回答へのお礼

丁寧なご回答ありがとうございます。

結局のところ「お金を出す人がいるから高いまま」ということなんでしょうかね。
でも器材が安ければ手軽感が出てきてダイビング人口増につながる気がするので、結果的には業界も潤うんじゃないのかなぁ。

日本って関東以南ならば周囲の海が暖かくてダイビングに適した国に見えるんですけど、勿体ないですね。
アメリカは意外や意外、冷たい海流に囲まれているエリアがほとんどで、あんなに広い国土なのに夏でもハワイやフロリダ、メキシコ湾岸くらいしか潜れるところがなかったりして…。

この世界でも価格破壊が起きることを祈ってます。

お礼日時:2011/05/13 04:54

器材が安くならない理由は「安く売る理由がない」と言うこともあると思います。



ビジネスモデルとして、都市型ショップは、「器材を定価で販売」することで利ざやを稼いでおり、「高いものを買わされている」ビギナーがいまだに続出していることも、パイが一向に増えない原因になっています。

日本の場合、本当に「商売ありき」でダイビングが入ってきたことが如実にわかるともいえ、だからショップのネームの入ったBCDやウエットがオークションに出回るのです。

残念なことですが、当方も「買わされた」口であるものの、途中で、店そのものがつぶれ、現地サービスで親交を深めた結果面白さを再発見し現在に至っています。「続けられる」趣味に育てていけなかったショップ側の努力の足りなさが海のすばらしさを知らせることにつながっていないのが現状だと思います。

ダイビングで芽生える恋もあり、また、先の震災では、海底に沈むゴミ回収も急務とされています。ここらで日本のダイビング業界も利潤追求ばかりにとらわれない方向付けに舵をきりなおすべきではないか、と思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほど。ボクは日本にいるときはあまりダイビングに関心がなかったので事情はよく分かりませんが、アメリカではダイビングショップがスクール、インストラクタ、ツアー企画まで含めて、ダイバーのコミュニティ形成に一役買ったり、ダイバーライフを多面的にサポートしている場合が多いような気がしますね。

小さな内陸の田舎町なのにダイビングショップがあって、こんなところで経営が成り立つのかと思いきや、周囲のダイビング仲間が集まってきて意外と潰れなかったり。
なかにはついこの前までお客さんだった人がいつの間にか売る側に回っていたりしてね。

アメリカがすべていいとは思いませんけれど、いいところだけはうまく日本も採り入れていければよいですね。

お礼日時:2011/05/14 00:25

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