教会旋法の7つのモードの内、アイオニアン・モードとエオリアン・モードの2つのモードだけが残ったのは何故でしょうか?

メロディーの終止感をはっきりさせるためには、対位法で曲が作られた時代から、すでに導音の必要性は分かっていたようですが、7つの教会旋法の中からアイオニアン・モードがメージャー・スケールとして、エオリアン・モードがマイナー・スケールとして残ったのはどうしてなんでしょうか。

アイオニアン・モードとリディアン・モードには元々導音が含まれているので、このうちの一つがメージャー・スケールとして残ったのはまだいいとして、4種類あるマイナー感のあるモードの内、エオリアン・モードだけがマイナー・スケールとして残ったのは何故なんでしょうか。
4種類のどのモードにも導音は無いので、7度を半音上げて和声短音階としなければいけなかったとしても、どうしてエオリアンだったのでしょう。ドリアン・モードを残してくれたほうが、いろいろ都合が良かったような気がしますが。

A 回答 (1件)

エオリアが残った理由は、和声構造上都合が良かった(有利だった)からだということになっています。



ここで言う「都合が良かった」というのは、あくまでも長調に対する対照性という意味です。

主要3和音を見ると、長音階はすべて長三和音になりますが、短音階の場合、エオリア旋法のみが主要3和音が全て短三和音になります。
すなわち、長音階の長三和音に対し、短音階の短三和音で対照性が際立つことにより、存在価値が出てくるということです。
導音の不都合さは、質問者さまが指摘されている通り、すべて欠陥があるわけですが、あくまでも短音階の場合は「長音階との比較(対照性)」において評価される、ということでしょう。
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この回答へのお礼

JBrahmsさん、詳しいご回答をありがとうございます。

なるほど、和音を作る事を前提に旋法が選ばれた訳ですね。
確かにエオリアン・スケールだと、Am,Dm,Emと綺麗にマイナー・コードが揃いますね。
ドリアンだと、Dm,G,Amとメージャー・コードが入るし、フリジアンやロクリアンだとBm-5と減三和音ができます。

疑問が一気に晴れた気分です。大変参考になりました。
ジャズが好きなので、モード奏法では殆どドリアン・モードを使うので、始めからドリアン・モードが短音階と決められていれば分かりやすいと思った訳です。
それにドリアン・モードなら7度の音を半音上げただけで旋律短音階になるので、マイナー・スケールが3種類もある複雑さが少しでも簡単になっただろうと、勝手な事を考えていました。

お礼日時:2011/05/15 22:17

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