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昨日テレビで、「アラ・カチュー」という、キルギスの誘拐婚を取り上げていました。
日本でも戦後、都会から地方に観光か何かで来ていた女性を現地の男性が連れ去り結婚しようとし、男性の家族は「うちにもやっと嫁さんが来た」と喜び大問題になったという話を聞いたことがあります。日本にも以前は「アラ・カチュー」に近い風習が一部地域であったのですか?

A 回答 (4件)

以前は・・・と言うか、相当に古い時代には(笑)・・・



有名どころでは「平将門の略奪婚」などがありますね・・・その後の物語では美化されて「駆け落ち」にされるようですが、日本でも近代以前であれば「駆け落ち」ならぬ「略奪婚」がかなりあっただろうと思います。

アラ・カチューは「一晩監禁することで貞操を失ったとさせる」ことですので、近代以前の日本では貞操に拘る武士層にしか通用しない手法でしょうが「実際に手込めにすることで既成事実を作り上げる」という手法ならば庶民層にも通用しますので、夜這いや祭りの夜の乱痴気騒ぎが当たり前の時代とは言え、そんな荒っぽい求婚の仕方も「あり」だったろうと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/05 21:26

神話の時代からフツ~にあったりします。



帝釈天は阿修羅の娘を誘拐して嫁さんにしちゃいました。
阿修羅は怒って、帝釈天に戦争をしてまで娘を取り返そうとしますが、逆にボコボコにされたあげく天界を追放されます。

ギリシャ神話にいたっては、神々の王ゼウスからして 強姦、夜這い、略奪 は当たり前の世界ですね。
最近 3D映画になったペルセウスの話しは、誘拐婚なんてナマ優しいもんじゃありません。
アルゴス国王の娘にゼウスが夜這いをして強姦したあげく、神への信心が足りないと言いがかりをつけて国王とアルゴス国を怪物クラーケンを使って滅亡させました。
その時、夜這い+強姦で生まれた子供が 「英雄ペルセウス」 です。
(映画だとストーリーが違ってますけどね)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/05 21:27

明治の初頭まで日本中にいろいろな結婚風習が在ったそうです。

以下の情報は主に柳田國男から得ました。

昔の村には若者衆とか娘組という教育機関が在って、男の子も女の子も十一二歳ごろになるとそれに入ったそうです。彼等は自分たちの小屋や集会場を持っていました。そして、そこに若者衆だけ、あるいは娘組だけが寝泊まりして共同生活を送る。そこで大人になるためのいろいろな教育を受けたそうです。勿論性教育も重要でしたが、その村固有の風習や掟など、もっと真面目な教育も一杯受けました。更に、冠婚葬祭の口上などを練習させられたそうです。どんな田舎の村でも十五歳にもなってそれらの口上を言えないと、皆に馬鹿にされたそうです。

ところで、貴方はそれらの口上を立派に言えますか?どういうわけか、社会で一人前に暮らして行くために必要なそんな教育が、現在ではいつの間にか無くなってしまったようですね。

この若者衆と娘組は時々合同ハイキングをやったそうです。そうこうするうちに、どの子とどの子が一緒になりたい、なんてのが判って来る。そうすると、若者衆や娘組の年長者が親達に掛け合って、その若い者を一緒にさせてあげる協力をしたりしたそうです。

ところが、親が了解しないこともある。そんなときには、ある地方では若者衆が協力して、さらにその娘と前もって打ち合わせをしておいて、その娘をさらいにきたそうです。だまって駆け落ちしてしまうと問題があるらしく、だから、さらいに来ましたと大声で宣言してさらって行ったそうです。勿論、さらわれたんじゃ親がかなわない。だから、さらわれた娘を親兄弟たちが追いかけて、連れ戻してしまうことも在る。そこで、若者衆は前もって娘の合意の下でさらっておいて、若者衆のなかで特に足の速いのがその娘の家に行って玄関先で大声で娘をさらいましたと怒鳴ってから、一目散で逃げ出したなんてこともあったそうです。間違ってでもそいつが掴まってしまったら、今度は娘と引き換えにその男を捉まえておいて、家に返さなかったそうです。

もっと面白いのは、さらわれたときには親が娘に持参金を持たせる必要がない。そこで、持参金の払えない貧しい家の場合、若者衆の年長者が婿さんに代わって娘の結婚の交渉に来たときに、「娘はやれない、だけどさらわれちゃったんじゃあ仕様がない」と暗に娘をさらってくれとのヒントを与えることも在ったそうです。

他にも、他の村に嫁いで行く娘に、その村の若者衆達が悔しがって、花嫁行列が村を出るときに、落し前を付けろとわざと妨害して、その娘の親が酒樽を若者衆に振る舞ってから、村を出る風習とか、あるいは、今度は他の村から来る花嫁にその村の娘達が悔しがって、花嫁行列に泥を打ちかけたりした風習も在ったとか。更にそれを防ぐためい、その花嫁の友達が数人同じ花嫁姿になってその村に嫁入りしたりなど、日本でのいろいろな結婚の奇習を柳田國男が紹介していました。

図書館辺りで『定本柳田國男集』と言う全集を探して、その総索引から、結婚や婚姻という言葉で探してみると、幾らでも面白い風習が書いてあります。楽しいから、是非呼んでみて下さい。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/05 21:27

TVの番組で誘拐婚と説明が有るけど、難しく考えないで(略奪婚)と置き換えてネット検索してみれば


日本所か世界中で行われてます

内容は有る意味思いっきり臭い内容ですが、(羨ましい話も有る、それが出来てれば・・・)である。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/05 21:25

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