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スイッチングレギュレータを使用した電源回路で、出力コンデンサの選定について質問します。
電解コンデンサで定格に「許容リップル電流」というのが記載されていますが、出力コンデンサを選定する上でこの値は、
○出力電流(直流)+出力リップル電流<許容リップル電流
○出力リップル電流<許容リップル電流
のどちらなのでしょうか?

A 回答 (2件)

直流はコンデンサに流れないのでリップル分だけを考えれば良いです。



ON/OFF時に充放電しますが、これはよほど特別な使い方をしない限り
考慮する必要はありません。そもそも許容リップル電流は比較的高い
周波数の大きな電流によるコンデンサの発熱が問題になるような
項目だからです。ON/OFF(とか出力ショート事故)は大きな電流が流れても
発熱にはほとんど関係しません。

頻繁に大電流放電をするような用途(ストロボとか)ではそれなりの注意が
必要です。
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この回答へのお礼

早々に答えていただき有難う御座いました。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/05/23 09:05

こんばんわ。



この場合は2番目の、

出力リップル電流<許容リップル電流になります。

尚、これは余計かもしれませんが、出力リップル電流Irippleは降圧レギュレータの場合は

入力電圧をVin、出力電圧をVout、インダクタのインダクタンスをL、スイッチング周波数を

fとした場合に

 Iripple = (Vin - Vout)*(Vout/Vin)/(f*L)

で与えられます。
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この回答へのお礼

わかりやすく教えていただき有難う御座います。
参考にさせて頂きます。

お礼日時:2011/05/23 09:05

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