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テキストには水溶液にしたとき、電離して水素イオン(H+)を生じる物質を酸という。とあり塩化水素
(HCl)という気体が酸だとおもいましたが、その後の例で
HCl  →(H+)  +   (Cl-)
塩酸  水素イオン   塩化物イオン
となっていまして他の例からみても塩酸を酸としているようです。 
塩酸とは塩化水素が溶けた液体だとおもいますが液体が酸なのでしょうか?
ひょっとすると上の例の塩酸(HCl)とは塩化水素の俗名みたいなものでしょうか?
中3です教えてください

A 回答 (2件)

中3で、こんな細部にまで目配りができるあなたは、すごいですね。


是非、将来 化学オリンピックを目指して欲しいと思います。
今年の代表メンバー5人も、現在強化合宿中です・・・!

塩化水素は常温で気体のHClのこと。
塩酸は、塩化水素を水に溶かした水溶液のこと。
これについては、あなたはすでにきちんと理解しています

中学では水溶液どうしの中和反応しか学習しませんから、
>水溶液にしたとき、電離して水素イオン(H+)を生じる物質を酸という。
という記述になっています。

だから、この記述に従えば、気体の塩化水素(HCl)が「酸」なのですが・・・・
結論から言えば「どちらも酸」と言ってもOKだと思います。

 ただ、学年が進んでいくと、H2O(水)でさえ、「酸」になる場合もあり得ます。だから、「酸」ってなあに?と言う質問に中3の段階で明確に答えるのは少し難しいかもしれませんが、あなたなら今後、独学していける実力があると思いますので、簡単に述べておきます。

これから大学までに学習する「酸」の定義は実は3つくらい有ります。
(1)水溶液にしたとき、電離して水素イオン(H+)を生じる物質(中学)
 →これを アレニウスの定義 と言います。
(2)H+(陽子)を放出する物質(高校)
 →これを ブレンステッド&ローリーの定義 と言います
(3)電子対を受け取る物質(大学)
 →ルイスの定義

※中学では、(1)の「アレニウスの定義」を学習するのですね!
 がんばって下さい。
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この回答へのお礼

ていねいに説明していただいてありがとうございます。まずどちらも酸でいいことがわかりすっきりしました。理由は本当のところまだ完全に理解できたわけではないですがなんとなくのイメージはつかめたようにおもうので今後勉強していきたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/22 13:27

塩酸というのは塩化水素が水に溶けたものです。


そして、酸とはH+を放出するものです。
ですので、塩化水素も塩酸も酸です。

塩化水素の気体はアンモニアの気体と反応しますので酸です。
HCl + NH3 → NH4Cl
この反応はHClはH+を放出し、それをNH3が受け取って
NH4+になることによりおこります。

また、塩酸は水中で塩化水素が電離しています。
HCl → H+ + Cl-
ですから、ここにNaOHなどを入れると中和します。
HCl + NaOH → NaCl + H2O
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この回答へのお礼

塩化水素も塩酸も酸といっていいとわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/05/22 13:17

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