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私は芸大の日本画専攻志望の地方の高校2年生です。

地元のデッサン教室に通っています。

たまに美術系の有名な先生にも会いにいきます。

春、夏には東京の予備校の講習会にも参加しました。

それでたくさんの先生に今までデッサンや絵画につい

て御指導いただきました。最近思うことがあります

デッサンについてです(日本画専攻なので鉛筆です)

それはいろんな先生の言ってることがそれぞれ違うの

です。例えばある先生はモチーフの立体感を右か左か

どっちかを明くして表現するものだ(中学時代の恩

師)、これに対し明るさは他の暗い部分と比較してグ

ラデーションで描け(絵画教室の先生)とかガリガリ

描け、鉛筆を寝かせて描け、立てて描けとか色々なア

ドバイスを受けてきたのですが、もう頭がこんがらが

りそうです。そこでどの先生が正しいとかではなく

原点に戻ってデッサンとはモチーフの何を表現するも

のか教えてください。あとデッサンの意味を教えてく

ださい。よろしくおねがいします。

A 回答 (5件)

私も某美術大学を出ています。


もちろんあなたくらいの年には、入試の為に沢山デッサンをしました。

今でもデッサンの意味を時々考えます。
デッサンには、表現手段としての要素と、絵画の基礎勉強としての要素があると思います。

基礎では
・ものをしっかり見、観察する目を養う、
・構図を考える
・質感などの再現ができるようになる
・形や奥行き、空間、色を表現できるようになる
など、デッサンを通してものを表現する基礎を身につける。

表現として
・モチーフを前にした時、このモチーフでどの部分が気に入ったか
・何を描きたいか、表現したいか「明確な意思」を持つ
(テーマを決める)
色んな表現ができるようになったら、どんどんあなたの世界を出すといいと思います。


色んな先生に色んな事を言われるのは、その先生達が、デッサンをするときに、それぞれ重視している事の拘りの現れだと思います。
質感に拘る人、雰囲気で絵を書く人、光を表現する人、立体感を表現したい人、とにかく白黒写真よりリアルに表現したい人…
色々言われて迷うと思いますが、色々な事を言われるのは、色んな考え方が聞けるいいチャンスと思ってください。
一つ一つ「参考」にして、試してみて、その中から自分に合うものをとりこんでいけばいいと思います。


私も、いろんな人に、いろんな事を言われて来ましたが、デッサンにおいて、最終的には自分のカラーを作りました。
先生の相性もありました。A先生のアドバイスはとてもいいのにB先生のアドバイスを聞くと、完成した絵にどうも納得がいかない。
多分、B先生とは表現したいテーマが違ったのだと思います。

自分の好きな絵をお手本に真似てみたり、相性のいい先生を探して、お手本にするのもとても参考になります。
モチーフを前にした時、このモチーフで何を表現しようか、じっくり見てください。
この部分を書きたい!そう思うことが大事です。

モチーフの何を表現するものなのかは、自分の心の中に答えがあると思います。
いつか見えてきます。
そしてそれが自分の個性となって絵に表れてきます。

今の時点では、とにかくたくさん描きこむ事が先決だと思います。
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モチーフの何を表現するものか…。



1)あなたの見たもの。
 くり返し見たい(おもいだしたい)と思うもの。

2)人に伝えたいと思うもの。


デッサンの意味を…。

あなたにとって、唯一の表現手段。
または、唯一の「言葉」。
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あなたの志望校のデザイン科在籍中に、研究所でデッサンを教えていました。


「デッサンの意味」ですか。 私は、「物の本質を見抜く目を養うこと」と教えてきました。私自身そうでしたが、デッサンを習い始めの頃は、つい目に見える現象だけを忠実に描き写そうとしてしまいます。自分の目の位置から、たまたま見えた形、プロポーション、明るさの具合が、そのモチーフの全てであるかのように思ってしまうのです。その段階のデッサンは、うすっぺらで存在感がありません。
良いデッサンは、つかめます。撫でられます。そのまま手を滑らせてゆくと、裏側がどうなっているのかまでわかります。
モチーフに向かったら、イーゼルの前でじっとしていないでそのモチーフをあらゆる方向からながめ、可能であれば撫で回し、さらに可能であれば光線の方向をも変えてみてください。そうして捉えた空間上の物体と、今描かれつつあるデッサンとを絶えず比較してゆくのです。そうした努力を何十枚、何百枚と重ねてゆくうちに、モチーフの重さも、モチーフを囲む空気も一緒に表現できるようになるはずです。
表現にルールなどありません。ただ、鉛筆の表現の幅は広げておくべきです。手前にガツッと突き出した部分と、向こう側に回りこんで背景が逆光で優しく反射している部分は、同じ鉛筆、同じタッチで描き分けるのは困難です。そしてそれらは、とてもこのような場で説明しきれるものではありません。
とにかく見ること。そして意識して描くこと。
あなたの目で観ぬいたモチーフの本質とあなたの訓練によって得られた表現力が合致したとき、セオリーやテクニックを超えた、あなただけのすばらしいデッサンが描けると信じています。
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デッサンの書き方にはいろいろあります。


グラデーションにしたり縦横のメッシュにしたり斜め線にしたり、細めのエンピツを立てて細かにとか、丸めのエンピツでソフトに描くとか。
絵の先生というのはその先生の好みとか得意な方法とか流派っていうのか手法というのか等ありますから、先生が変われば言うことも違います。
例えば、音楽の世界だってなんだって芸術の世界とはそういうものです。

>原点に戻ってデッサンとはモチーフの何を表現するものか教えてください。

それは教わるものではなく、自分がどう表現したいかっていうことではないのですか?

それでは回答になっていないですか?
デッサン教室とか予備校の講習会とかのデッサンは表現するものではなく、基礎の技術を学ぶために描くものだと思います。
ですから、いろいろな描き方の違いによって、どのような作風になるのか、どう表現が変わるのか、ということを学べばよいと思います。
いろいろな技術を学んでこそ、将来自分が表現したいもの、方法、自分の絵が生まれてくるんだと思います。

というわけで、頭がこんがらがりそうなんて言わないで、今日はこんな手法で描いてみようとかイメージチェンジして、いろいろな技術を気楽に習得してください。
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芸大ですか、なつかしい。

私は私大でしたが。

デッサンとはなにか。むずかしいですが、辞書の説明ではなく私が予備校時代を振り返っておもうに、デッサンは、シンプルな素材でこの世界を表現すること、だと思います。だから素描というのでしょうか。(辞書だとこれが、ラフスケッチとか限定された説明になっているようです)
予備校の場合は、鉛筆や木炭などで存在感、立体間、質感、空間感などを表現・追及しますが、逆にいうとそれらの表現方法を身につける練習をしていることになります。

中学の先生のお言葉はちょっと?って感じですが、

>これに対し明るさは他の暗い部分と比較してグラデーションで描け
>(絵画教室の先生)とかガリガリ描け、鉛筆を寝かせて描け、立てて
>描けとか色々なアドバイスを受けてきた

これらは今思い返すと、たしかにその言葉が身にしみます。
以前課題で、直径5cm○をコンパスで紙に描き、球を表現せよというのがありました。
○に影やグラデーションをつけただけですが、生徒の点数には開きがありました。

点数のいい人の○に近寄ってみてみると、グラデーションで球を表現しているだけではなく、球の表面の質感を細めの鉛筆でメッシュ状にして描いていました。
そのメッシュも、粗くなく、わりと規則正しいメッシュが並んでいました。
わたしは、こういったこまかい表現やえんぴつの使い方、線の引き方も点数にカウントされているのだと、そのとき気付いたものでした。
ある意味そのメッシュは

>ガリガリ描け
>立てて描け

に当てはまっています。
とまあ、回答になっていませんが、ヒントになるでしょうか。
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