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No.3
- 回答日時:
こんにちは。
核反応となると、必ずと言っていいほど、相対性理論で導かれた「質量とエネルギーの等価性」を引き合いに出した説明がされることが多いです。
つまり、核反応することにより合計質量がちょっとだけ減って、減った分がエネルギー放出になるという説明です。
ところが、質量とエネルギーの等価性というのは何も核反応に限ったことではなく、化学反応や重力の位置エネルギーや、電気エネルギーにも言えることなのです。
たとえば、中学・高校では、化学反応の前後で、物質の質量の合計は変わらない、と習いますが、実は、発熱反応の前と後では、合計質量が(ほんの僅かですが)減るのです。
核反応で放出されるエネルギーというのは、原子核に存在する力が関与しています。
重力や電気のように、距離の2乗に反比例する力ではなく、遠くなると極端に弱くなる力なのですが、似たようなものです。
ですから、重力ではないですが、核力における「位置エネルギーのようなもの」がほかのエネルギーに変わる、と考えてください。
No.2
- 回答日時:
単純に書けば「e=mc2」というアインシュタイン博士が導いたエネルギーと質量の関係式です。
核エネルギーは「原爆の核分裂」と「水爆の核融合」の2種類がありますが、どちらも反応後に質量が減少し、その減少する量が「e=mc2」という関係式で示される莫大なエネルギーとなるので、「原爆」や「水爆」と呼ばれる破滅的な破壊兵器になりますし、太陽のように輝き続けます。
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