プロが教えるわが家の防犯対策術!

テレビなどで錦織圭選手のプレイを見ていると

特にフォアハンドの打点、ボールとの横の距離が
他の選手よりも、どちらかというと近いタイプのように見えます。


素人考えですと、顔より近い位置にボールをセットしたほうが
安定的に打ち続けられる気がするのですが、、、


このようにボールを体に近い打点で打つ場合の
メリット、デメリットなどありましたらご教授ください。


よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

歩くという最も単純な行為でさえ、その動きには人によって微妙な違いがあります。


移動した距離は同じでも、その過程で、身体の各部分がどういう順序でどれくらい動くいたかは、人それぞれで違うわけです。
軍隊の行進のように、手の振り方や足の運びを事細かに決められている場合は同じ動きになりますが、好きなように歩ける時は、それぞれが歩きやすい形で動いてしまうため、一人一人で動きが違ってしまうのです。

ボールを打つという行為についても、ベストな動き方があって、全員がそれをまねたほうが良いというのではなく、人それぞれに向いた動き方があって、他人の良いフォームをまねても自分に合わない場合があるとお考えいただいた方が変な回り道をしないで済むと思います。

ボールとの距離についても同様で、近いほうが良いのか遠いほうが良いのかという、「方法としての優劣」で考えるのではなく、人それぞれで適した距離があるとお考えいただいたほうが良いでしょう。

それでは、自分に適した打点はどうやって見つけるかということですが、インパクトの手応えが一番軽くなる場所を探すのが近道です。
ボールとの距離に加えて打点が前か後ろかも含めて、スルッと振り抜ける限定ポイントを探すわけです。
そして、そこが一番プレイヤーのパワーが無駄なく打球に伝わるポイントです。

打点については、できるだけ前でボールをとらえたほうが良いと考えている方も居ますが、伝わる場所は人それぞれで違うため、前で打つことが泳いで打つことにつながっているケースも見られます。

テニスでは、しっかりした手応えがあった場合に、良いショットを打ったと誤解するケースもあるようですが、インパクトの手応えは単なる「伝達ロス」です。手応えが大きければ大きいほど、パワーがうまく伝わらずに逃げてしまったということです。
ソフトボールでも、長打が出た時はズシンとした手応えはなかったはずで、打球衝撃が大きい時はボテボテの飛びになりますが、テニスでも同じです。
ですから、手応えの大きいインパクトポイントはハズレなのです。

プレイヤー自身が、打点をどうしようかと頭で考えて意識しなければ、身体のほうで勝手に打ちやすい打点を探してくれれるはずです。
強い手応えを求めて打とうとしなければ、一番効率の良い場所を身体のほうで探してくれます。


テニスでは、ボールの動きがポイントを握っていて、プレイヤーの動きは基本的にポイントには関係しません。
ですから、正しい身体の動きはどうだろうかと考えるより、常に打球の状態に注目しながら、勢いのある打球を最も少ない運動負荷で打ち出せる動きを探して下さい。
勢いのある打球が出ていて、その時の動きに無理がなければそれで良いと考えて、具体的な身体の動き方にはあまりこだわらないほうが、強くなるまでの時間を短縮できるでしょう。

少ない運動負荷で強い打球が打てる打点がその人にとっての最適の打点です。力を伝えやすいかどうかをキーにして、「自分の打点」を見つけてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

非常に分かりやすい説明をいただけました。


参考になるフォームや打点があっても
それが自分にとって最適がどうかはまた違うということですね。


確かに、迷いながら打ち始めてからは
ストロークの安定感、スピード、コントロールなどが
劣化していたように思います。

迷いなく、体を自然に運べ
最小の負荷で力のあるボールが打てる打点


ここを追及して行きますね。


ありがとうございました!<(_ _)>

お礼日時:2011/06/01 13:51

No2です。

補足します(*^_^*)。
錦織選手への興味ではなく、自分の打点探しだったんですね。

おっしゃる通り、一度フォームができると、ほんのちょっとでもいつも
と違うと違和感を感じるのは誰しもっす。私も頑固に27インチの
ラケットしか使わないっす。27.25は6mmしか違わないのに試し打ち
さえしないっす。弘法筆を選ばずですが、凡人は選ぶっす。

コーチの方の教え方と違ったらごめんなさい。フォームの作り方は
一通りではありませんから・・。ただ、軌道からインパクトの位置を
作っていくのは難しいっす。まずは自分の理想のインパクトの位置を
ラケットをポスト(ネットが張ってあるやつです)などに押し当て
ながら決めてしまうのです。そして、その仮想のインパクトの位置に
ラケットを素直に運んで巻き込む軌道を決めていくやり方は楽っすよ。
ラケットを目標物に押しあてた時に、素直に力が入る場所が質問者さん
のインパクトポイントっす。

身体から近い、遠いは、実はスタンスの開き具合にもけっこうよります。
錦織選手は、最近流行の前を向いたまま振りぬく完全オープンスタンス
っす。だから身体に近めの方が自然っす。松岡修造さんなんかは昔の
テニスだからフォアの時に左肩は入ってるっす。だから、近代の選手より
遠い位置にインパクトをとるっす。フェデラーをはじめ、ほとんどの
選手がセミオープンで構えるので、錦織選手よりほんのちょっと身体から
離れてるっす。ご自身でポストにラケットを押し当てるときに、足の開き
や肩の入り具合を変化させてポイントを探ると良いと思うっす。
ご参考になれば・・。
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この回答へのお礼

補足回答ありがとうございました!

ポストにラケットを当てての最適な打点探し、やってみます。

あと、スタンスの開き具合によっても確かに距離感は変わりますね><

参考にさせていただきます!

お礼日時:2011/06/01 13:43

おっさんです。



どちらかと言えばぐらいで・・そんなに極端ではないと思いますが・・。
野球で言えば、バットを短くもつ感覚でしょうねえ。ホームランを
打つのは難しいけれど、的確に二塁打が打てる・・・そういう感覚
だと思います。

メリットは一定速度の球速のストロークで攻めやすいっす。デメリット
は、つながれた緩い球をこちらのペースで強打したい時に、速い球を
打つのがつらいことだと思うっす。もしかしたら、エアーKは、わざと
普通のフォームでは強打が無理なのでやっているのかもしれないっす。
まあ、これは可能性っすが・・・。

錦織選手は、ほんのちょっと身体に近いっすが・・・でも意外と前は
大きくとっているっす。最初だけ真似て、そのまま身体に極端に近い
軌道で巻きつけようっていうワイパースイングをすると、良い球は
打てないと思うっす。

この回答への補足

回答ありがとうございます!


前後、高低の打点について解説しているサイトはあっても
体からの横距離についての情報はなかなか得られず
質問させていただきました。

ちなみにソフトボールなら経験あるのですが、、たった数センチの差なのに
バットを短く持つのと長く持って打つのは
自分にとっては非常に感覚が変わるものだったと記憶しています...

^^;


私はテニス歴1年半で、現在も打点を色々と試行錯誤している最中です。


今の自分の打点を基準に打点を以下のように変化させると
ストロークも変化するようです。。。
(※グリップはウェスタングリップです。)


・遠くで打つ →バックアウトが増える、コントロールも落ちる。
・近くで打つ → ボールスピードが上がって安定する、コントロールも良くなる。

自分にとっての適切な打点にたどり着いていないのでしょうね^^;

補足日時:2011/05/27 01:52
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肘が伸びきらないので、臨機応変に対応可能。


コンパクトなスイングなため、クイックに対応可能。
相手にコースを読まれにくい。

などでしょうか?
難しいですけどね?

この回答への補足

回答ありがとうございます!


>肘が伸びきらないので、臨機応変に対応可能。
>コンパクトなスイングなため、クイックに対応可能。
>相手にコースを読まれにくい。

以上がメリットですね。
確かに相手にとっては嫌な打法になりますね。


>難しいですけどね?

こちらは上記のメリットを生かす為

・体に近い打点で、肘が伸び切らないコンパクトなスイングを行う。

これを続けることが難しいと言う認識でよろしいのですね?

補足日時:2011/05/25 17:50
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