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 世の中、世界中にオーディオケーブルのメーカーがありますが、いったい誰が最初にケーブルを変えると音が変わると言い始めたんでしょうか?誰にでも変わることが分かるものなので、自然とあらゆる場所でそういうメーカーができたんでしょうか?儲かるからということを理由にして、できたメーカーがほとんどでしょうか?祖父が昔(戦時中)はこんなにたくさんのメーカーが無かったと言っていました。そのころからもちろんオーディオという趣味はあったようですが、ケーブルを取り替えるといった考えは無かったと言っていました。(なるべく太いものを使うという考えはあったようですが。)

A 回答 (4件)

THD+N 170dB 近い IC オペ・アンプ IC の音よりも THD+N 60dB ほどしかない (S/N は 90dB 近くありますが歪みは 60dB 以下だったりする) 真空管の音を愛して止まないという人がいるようにオーディオは物理計測特性では計り知れない部分が非常に大きい分野です。



私はよく「データ転送速度を見ることができる PC を使ってイーサネットで繋いだ他の PC に大容量のデータを転送している時にイーサネット・ケーブルを折り曲げたり伸ばしたりしてごらん? それを見たら机の裏で雑然とケーブルを這わせる気がしなくなるから(笑)」と PC 仲間に言うのですが、オーディオも「酸化被膜系の抵抗かカーボン系の抵抗かを選択する際の理由には物理計測特性よりも聴感による判断の方が遙かに大きい」ように抵抗値や絶縁値以外の観点から電気が通過する物体の材質や形状 (内部反射など) 及び被膜層にまで気を遣うのは当然のことと思います。

一般的に小さく細く軽いものほど共振や外来雑音の影響を受けやすいものですから「小さく細く軽くする必要のない箇所ではなるべく大きく太く重いものの方が良い」という考えに至るのも当然であり、4N (純度 99.994%) 以上の銅線を製造する技術がないか、あっても高価過ぎて商品にならなかった時代にはオーディオ・ケーブル・メーカーも現在ほど数はなく「ケーブルはなるべく太い方が良いよ」というものでした。

私は 15 年ほど前にテフロン (フッ素系樹脂) 被膜ケーブル製品の試作品を映像伝送ケーブルに試してみる機会があって、その性能に驚愕した記憶があるのですが、現在ではテフロン以外にもさまざまなフッ素系樹脂がありますし、15 年以上前でも「絶縁体には空気層が良いという考えから銅線を紙テープで幾重にも巻いてから PVC チューブに仕込む」製品などがありましたね。

オーディオ・ケーブルの発達が本格化したのは Music CD が生まれた 1980 年代頃からだと思いますが、デジタル・オーディオだからと言うのではなく、デジタル・オーディオを生み出すに至った工業技術の発展が 6N や 7N 更には PCOFC (Pure Crystalized Oxygen Free Copper 高結晶化無酸素銅) といった高純度ケーブルの商品化を促したというのが正解でしょう。

・・・とは言え、私は未だに「銅線は太ければ太いほど良く、純度は一般的な電気用である 4N でも構わないが絶縁防振チューブはテフロンがベスト!」と思っており、単芯ケーブルばかり使っています(笑)。
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この回答へのお礼

 オーディオには謎が多いですね。少なくとも私は音楽は耳ではなく脳で聴いていると考えているので、あまり逝き過ぎていない製品には興味が持てます。おっしゃるようにケーブルの折り曲げや振動にも注意しています。ケーブルインシュレーターを自作して使っています。非常に音がクリアになったと思います。これはインシュレーターのおかげで安心して聴ける脳になっていたことに、違いありません。これはいわゆるプラシーボ効果だと思いますが、私はたとえそうであっても本人に効果があれば何ら問題ないと考えています。

お礼日時:2011/05/30 21:29

最初は誰かは判りませんが、私は 長岡鉄男 から入ったので、全部 長岡鉄男 が最初ですね。


ケーブル以外にも、スピーカー台も 重り(鉛)も ケーブル接点も 「音に一番影響するのは部屋だ」も 「ハイスピード」や「切れ込み鋭い」という用語も...
酷い時には「重さ∝音質」などと称して試聴もしないで重さ量っただけでレビュー書いてたことがありましたねぇ(笑。まぁこれは老人性痴呆症?によるワルノリという気がしないでもないですが...
面白い人でした。
長岡先生は「屋内配線用のキャブタイヤが一番音が良い」って言ってましたね。

あ、「最初は誰か?」は判りません。
すみません。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。長岡先生のスピーカーはユニークで面白いですね。父も以前に自作していました。重さだけでレビューが書けるのは、流石プロと言うしかないですね。

お礼日時:2011/05/30 21:15

こんにちは。


興味があったので、簡単に調べられる程度で検索してみました。
アメリカの有名メーカー、日本の古くからあるメーカーなど、
設立は1980年前後のようです。オーディオブームの頃ですね。
電線のメーカーや、オーディオメーカーなどが、電線の素材を
変えたり、純度を上げたり、ノイズ対策で被覆をしたりして、
多少でも音質が変化する事を、色々と脚色し始めたのかなと思います。
答えがないので表現や値段がエスカレートしたような気がします。
最近でも、機械メーカーやショップがオリジナルケーブルと
称して新規に販売しているのは、儲かるのかな?と感じます。
原価が同じ電線でも、被覆してみたり、見た目が良いコネクターで
飾ってオーディオ用とすれば値段を電源用や通信用の何倍(何十倍?)
にすることができて、利益率は高い気がします。
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この回答へのお礼

 やはり利益率が高いんでしょうね。以前オーディオ店で、明らかにホームセンターで売られていたのと一緒のケーブルを繋ぐジョイントが10倍くらいの値段で売られていてびっくりしました。

お礼日時:2011/05/30 21:19

あなたは、ケーブルを変えると音が変わるのは誰にでも分かるとお考えでしょうか。


私もその誰かの一人ですが、わからないものの一人です。
アンプもスピーカーも自作してきましたが、ある程度の品質のものを使えばそれ以上は変わらない(差はわからない)という意見です。
ほとんどのケーブルメーカーはスタイルブックのような宣伝文句で違う違うといっていますが、合理的になぜそうなのかを説明してくれません。
その意味で、ほとんどのケーブルーメーカーは霊感商法に近いものだと思っています。

ちなみにこの件を痛烈に批判しているサイトがあります。この筆者は大学の材料工学の研究者だったようですが、彼から見るとこういう説は全くのいナンセンスということで、その主張を展開しています。一度ぜひお読みください。

志賀@高槻 オーディオの科学
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。科学でオーディオを語ってしまって面白いでしょうか?あくまでも趣味なんだから、他の骨董、盆栽、花などのようにデザインや、ちょっとした先入観(要するにメーカーのいう特殊構造、ブランド=有名な先生のいけた花)もあった方が、面白いと思うのですが。

お礼日時:2011/05/30 21:37

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