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川の水質調査で分光光度計を使用するのですが、分光光度計で川の何がわかるのでしょうか?川の綺麗さとかがわかるのでしょうか?

わかりにくい質問ですが、よろしくおねがいします。

A 回答 (3件)

>川の綺麗さとかがわかるのでしょうか?


大雑把にこたえるとそういうことがわかります。
具体的には有害な金属の含有量(たとえばクロム、ヒ素)だったり、豊栄養化の原因となったりする窒素(硝酸イオン)、リンだったりです。

質問があいまいなので追記するならば、
分光光度計を用いる測定方法である吸光光度法は、用いる発色試薬や前処理方法を変えることによって、さまざまな物質を測定することができます。
(金属イオンから陰イオンまでを同じ装置で測定することができます。)
さらに、他の分析方法と比べて、安価な装置であり、ガスボンベといったものを必要としないので、
比較的簡単に濃度を知ることができます。
装置や原理も単純で小型化しやすいので、ポータブルなものも販売されています。
http://www.tactec.co.jp/portable/hs1000.html

吸光光度法の欠点は、一度に多数の物質を測定するといったことが難しい点です。
また、あまり精度がいいわけではなく、上の理由から手間もかかるため、分析機器が発達した今日では全元素をこの方法で測っているわけではないです。
(たとえば、金属イオンなら原子吸光、ICP、ICP-MS、陰イオンならイオンクロマトが主流でしょうか。)
ただ、一部の物質、シリカ(ガラス成分)やリンについては今でも吸光光度法が適用されます。

詳しく知りたいならば、水質分析の基礎となっているJIS規格(JIS K 0101、JIS K 0102)を調べていただくとよいとおもいます。
以上、ご参考まで。
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精度を気にしなければ、大体の分析は可能です。


http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E5%88%86%E5% …
ただ、
前処理がやたら面倒だったり(100リットルを10mLに濃縮するとか)、
分析に使用する試薬がやたら高額だったり、(1gで20-30マン(10年ぐらい前))
有効桁がやたら低かったり(対数で0.5)
します。現在は発色試薬の研究が進んで、変わったかもしれません。
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比色分析で分光光度計を使うと、呈色させた試験溶液の吸光度を測定することによって、目的成分の濃度を求めることができます。


窒素の量やCODの濃度がわかりますので、水の汚染具合がわかります。
光の透過量(吸収量)も測定するので、にごり具合もわかります。
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