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 いったいぜんたい、なぜ鳥類のなかでもニワトリだけが毎日のように無精卵を産むことができるのでしょう。
 雌一羽だけで飼っていても、ちゃんと卵を産みつづけるのがふしぎでなりません。
 そもそも「卵を産む行為」は種の保存・子孫繁栄のためだと理解していますが、どうしても解せません。
 ほんらい「シングルマザー」として、一方的に卵を産む遺伝子が組み込まれているのでしょうか?
 どうか、だれか教えてください。
 
 ちなみに、その産んだ無精卵を、件のニワトリはずっと抱いて、あたためています。
 

A 回答 (4件)

ニワトリが卵を産んで暖めヒヨコを孵すことを就巣性といいます。

野生のニワトリも当然就巣性があったのですが,ヒトは長い年月をかけ,大変な育種努力をして,その性質をなくしてしまいました。

本来卵が他の動物に取られて無くなると,代償として再び産卵する性質を利用したものです。現在でも卵を抱かせておくと産卵が抑制されます。

繁殖期は本来春です。ですから日長状態にしないと産卵させ続けることが出来ません。電照飼育はご存じと思います。ニワトリの卵の本来の旬は4月頃なのです。

日本ではチャボ等は就巣性を失ってはおりません。自ら生殖することが出来ます。ですから限りなく産卵することもありません。

参考になりましたなら…
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございました。
これでチビッコたちに威張って教えてあげられます。
でも、知らないことばかりで、へ~ぇ・へ~ぇ・へ~ぇ!の連続でした。

お礼日時:2003/10/15 21:43

一般的には産卵すると就巣性によって抱卵します.現在の


鶏は卵を沢山産む鶏を順次交配した改良の人工の鳥です.
原種は年間50個以下の産卵です.現在の鶏は年間340個を生
みます.従って,就巣性はありません.また病気に大変弱
いです.日本には常時1億3000万羽がの鶏が毎日産卵してい
ます.この鶏同志を交配しても同じ産卵率の鶏は産まれま
せん.
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この回答へのお礼

さっそくのご回答、ありがとうございました。
じつに、明快。
わかりやすく解説していただきました。
「就巣性」「抱卵」なんて言うんですね。ふーん。
勉強になりました。

お礼日時:2003/10/15 21:38

ニワトリでも原種に近いものは、そこまで頻繁に産卵しません。

人間が卵を採るために改良した結果、ほぼ毎日卵を産む品種ができました。

無精卵を産むのは人間でいうところの排卵だと思います。
シングルマザー等の発想はむしろ人間だけにほぼ限定されるのではないでしょうか。

個人的な考えですので間違っていたら失礼します
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過去に同じ様な質問がありました。


私も回答しています。
私も毎月無精卵を排卵しています。

>ニワトリはずっと抱いて、あたためています。
これはたぶん飼育による成果だと思います。
 

参考URL:http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=636989
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