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天皇制が存続する理由は、伝統であることのみに依るのでしょうか?

憲法は改憲出来るため、憲法に、天皇陛下が日本国の象徴であると明記されているから、という理由は理由にならないので、いりません。

こてこての国粋主義者のつもりが、この質問を読んで、ふと、なぜ天皇制が制度上正当に存続する理由はなんなのかとかんがえてしまいました。

みなさんのお考えを知りたいので、アンケートのカテゴリで質問致します。

A 回答 (19件中1~10件)

天皇制がなぜ存在するか、それは「人間社会には頂点に立つ人が必要だから」です。



そしてこのような問題を考えるときに、日本の制度だけ見ていてもだめですので、世界各国をみてみたいと思います。
まず、世界で「人間社会の頂点に立つ人」を世界ではどのように決めているかというと、
・議院内閣制による首相選出
・直接選挙による大統領などの選出
・伝統的な王や貴族
ということになります。
様々なやり方があるのはご存知だと思いますが、重要なのは「頂点にたつ人物を決めない国はない」ということです。
ここに天皇制(別に天皇でなくてもいいけど)が存在する根拠のひとつがあります。

次にでは歴史的経緯などを考えたときに「頂点にたつ人物の決め方」はどのように変化してきたか、ということになります。
どの国の歴史でも、通常は「王」がたって独立国として出発します。今はひとつの国なのに歴史的には王が乱立して小国が何個もあったという時代を持つ国もおおいです。イギリスは主なものだけで3カ国に分かれていましたし、中国も三国志などのように小国に分かれている時代もありました。
大統領などの「近代的・民主的」な選び方がなされるようになったのは、フランス革命以後だと思われていますが、以外にもそうではありません。

ギリシャの各都市国家(ポリス)では王が統治しているところや、民主的に統領を選んでいるところもありました。場合によっては選挙で選ばれた人が王になるという国もあったのです。
また特殊なのは、古代ローマの皇帝制でこれは絶対的専制主義であるのに、選挙やその他民主的な手続きを得ないと承認されない、という特殊なものだったのです。
これらの内容から「人間社会が一人の人物を頂点に選ぶのは以外に難しい」ということが見えてくると思います。

日本に限らず王家がいまだに世界中に存在するのは、この「頂点の人物を選ぶ」ということが歴史的事実、つまり世襲に基づいておりそれを変更する事情が存在しないからです。

日本の総理を見るまでも無く民衆による多数決による決定は「権威の付与(これを正当性という)」と言う点に欠点がありますので(菅総理は民主党の多数の賛成で誕生したことも、国民が民主党を与党にしたことも忘れてはいけません)アメリカの大統領であってもレイムダック(政治的無能状態)を引き起こす危険が常に付きまといます。
王制を廃止したフランス革命は、その後80年間に渡り政情が安定せず、王制復古もナポレオンによる独裁政治も経験した上で、ようやく第三共和制で安定したという事実があります。民衆による権力と権威のコントロールが難しいことを示しているといえます。
その点、問題はもちろんありますが世襲による頂点は「権威」と言う点で非常な利点があるといえます。だから、日本に限らず近代国家が生まれて400年以上経っても「王国」が存在し続けるのです。
この政治的安定というのが天皇制が存続する第二の要件です。

最後は地政学的理由です。
日本は世界的に見て非常に特殊な場所にあり、日本と同じ条件をそろえている国はありません。そしてそれが日本を世界で最古の現存王朝を持つ国にしているといえます。

日本はイギリスと比較した場合、大陸から遠い位置に存在しています。イギリスと大陸(フランス)を隔てるドーバー海峡は距離にして60km程度ですから、古代でも船で容易に渡ることができました。この距離が大陸によるイギリスの政治的介入につながっていき、現在でも王朝はあるもののイギリスの最初の王朝とは系統に変化があります。
日本の場合、大陸と行き来はできるものの大量に軍隊を送ることは難しく、また亜熱帯に属する日本の風土が世界的に見て人口を育てやすい環境を持っていました。つまり大陸から征服にくるのが困難であるということです。

そして重要なのは、早い段階で現存する天皇家(大和朝廷)が日本をほぼ統一したという事実です(沖縄と北海道を除く)そして現代まで「元寇」と「GHQによる占領」以外は他民族の侵入も経験しておらず、侵略も受けていないのが日本の歴史の一大特異点になります。
これにより、国内での紛争も他国の侵略戦争とは趣が異なることになっていき、正統性と正当性の位置づけも日本独特の経緯が現れます。

端的に言えば、鎌倉幕府が出来たときに「天皇の勅許」を得て軍事政権が誕生したということがすべての始まりです。これにより、現代までの日本のグランドデザインが形作られることになります。
なぜ鎌倉幕府が天皇の勅許を得て征夷大将軍として幕府を開いたかと言うと、それは「天皇の権威を借りることで、天下人を明確にし不毛な争いを避ける」ためだったのです。

もし鎌倉幕府が天皇を廃し、全国を力による統一を図ろうとしたならば、100年ぐらい続く騒乱になってもおかしくなかったかもしれません。応仁の乱から戦国時代までの100年間が早めにやってくる感じだったと思います。

しかし、鎌倉幕府は天皇から「これから源頼朝に政治を任せる、みな従うように」という勅許を得たために、源頼朝には従いたくない勢力も天皇の意向にはしぶしぶ従って、早期に鎌倉幕府が安定したのです。これにより、政治にも軍事にも縁の薄い庶民の犠牲が少なくなったことはまちがいない事実です。天皇は政治を諦めることにより、源頼朝は自分より上位の「権威」と権力を与える「天皇家の正統性」を認めることにより、日本の国家と国民の安定を早期に実現したと言えます。

これが後の日本のグランドデザインとなり、(信長は天皇を尊重したか怪しいですが・・)室町から戦国時代を経て豊臣の関白政治そして300年続く江戸幕府につながって行くのです。

明治維新になると「近代国家」の号令がかかり、もう一度天皇を担ぎ出して新しい政権(明治政府)を作ろうと試み成功します。当時の近代国家はプロイセンなど立憲君主国家が多数あったため、これをモデルとして明治憲法を造りました。しかしこれもやはり「天皇が誰かに政治を委託する」という古来からの日本方式を「憲法」という名前に変えたのにすぎず、内閣を作って天皇を輔弼させる、と言うものだったのです。

もっともこの方式には穴があり、天皇の大権である軍事権(総帥権)は文民統制を受けないと解釈され、日中事変から第二次大戦に突き進み、敗戦を迎えることになるわけです。
天皇の責任はこの主題ではなくまた議論も多いので明言は避けますが、昭和天皇が自ら決断して決めたのはポツダム宣言受諾による終戦だけだったと言われていることが注目に値します。
つまり、昭和天皇は内閣の輔弼も日本的な権力構造も、十分に認識されていたのだと言うことです。

敗戦により、日本は新しい憲法を造り、新しい形の国生まれ変わったとされています。天皇は国家元首から「象徴」の地位に退いたというのが、通常の説明です。
しかし、明治時代でも現代でも、条約の批准には天皇の御璽(はんこ)による決裁がなければ有効にはなりませんし、内閣総理大臣も天皇の任命がなければ就任することができません。
江戸時代に開国を迫られた江戸幕府が「京都の決裁が居る」と説明して笑われたように、源頼朝に征夷大将軍を与えたように、現代も天皇の勅許(とは言わないが御璽による決裁)がなければ、この国の政治はまったく動かなくなるのです。

これが歴史的に天皇制が存続している理由で三番目の理由になります。そしてこれを「国家統治の正統性」と呼びます。

正統性はまさに歴史と伝統であり、そこに住む人々の納得が重要です。イギリスの戴冠式では国教会の祭司が国王に王冠をかぶせるように、アメリカ大統領が聖書に手を置いて大統領に宣誓するように、日本では天皇による決裁が、様々な政治の動きに正当性を与えるのです。

今の現状で、よく考えもせずに天皇制を廃止すればどうなるか・・
多分、隣の国のように民衆に選ばれた大統領であっても、退任後に逮捕されたり自殺したりという「新しい正統性」を得るための苦しみを味わうことになるのだと思います。

それはすなわち、国民が、特に政治にはほとんど関係ない庶民の生活がとても苦しくなる、ということを意味しています。
フランスは革命後「新しい正統性」を得るのに80年を要しました。アメリカの南北戦争は大統領制の「正統性」をどう位置づけるかという国を二分する戦争でした。そして隣の国は「正統性」を産み出す苦しみを味わっていますし、中国は無理にでも反日教育をすることで共産党の正統性を維持しようとしてます。

今の日本には、政治的課題は山積しているとはいえますが、政治の正当性を失うような危機ではありません。天皇制が揺らぐ時がくればそれはまさに日本国の危機だと言えます(GHQの占領時に一度危機が来ています)

そのような状態でないなら、歴史的にも日本政治風土にもそして現在でも天皇制は十分な正統性をもち、また十分に機能していると思います。だから天皇制は日本に必要であり、日本のそのものと言うことができるのです。
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この回答へのお礼

本当に素晴らしい回答、ありがとうございます。
驚くほどすっとわかりやすいご説明でした。

これで胸を張って、天皇制を存続させる意見を主張できます。

本当に、ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/08 20:30

        **NO17からの追加回答**



皇室消滅を目論む連中には、もはや何を言っても無駄だと思います。
要するに日本を(少なくとも文化的に)破壊し解体しようと考えているんですから。
日本列島という土地の上に、ヒト科の動物がただ『生存』するだけの社会を
作ろうとしてるわけです。連中はアメ製民主主義と拝金主義でしか物を考えられない。
だから皇室は税金の無駄だとか、特権階級だから(逆に権利を制限されてるから)
民主的平等に反するとか、そういう暴論しか言えないわけです。

そんな輩に、いくら崇高な皇室理念を説いて見せたところで、『それがどうした?
天皇の顔さえ拝んでいれば、空腹が満たされるのか!?少なくともオレ達は違うんだよ!』
などと開き直られるのがオチです。いわば馬の耳に念仏です。
もうそんな連中は放っておいて、国民の総意しだいで天皇を廃止できる現憲法を、改正し
それが出来ないようにした方が懸命です。これについては、多くの国民は特に賛成も反対も
しないと思います。
明確に天皇消滅を目指しているのは、本当に極少数の分子です。
そいつらだけで、皇室を廃止できない以上は、まともに相手する必要もありません。
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この回答へのお礼

再びありがとうございます。

おっしゃることはものすごいよくわかります。反対派なんて幻のようにいるのかいないのか実際わからない程度の微々たる存在(声はやたらとでかい)であることもわかっております。

しかし、例えば政治家として、天皇制について盤石にするための制度を作ることがあったら、きっと反対側の意見もしっかり聞いて、それに対抗、または止揚しなければならないと考えております。


ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/10 11:05

>実は、天皇制について議論した場合を想定して想定問答を考えていたのですが、



趣旨理解しました。
クリティカルシンキングというわけですね。
現状が天皇の象徴制(元首制)なので、本来なら反対派に立証責任があるはずですが、アメリカ文化の影響などを鑑みて、賛成派が立証責任を負った場合の想定ですね。
想定できる反対派の立論を挙げていただき、「~という反対派の立論に対して、どのような反論が考えられますか?」
という形式の質問の方が、議論がスムーズかと思います。
また並行して、想定できる反対派の立論を募ってみることも必要かもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
クリティカルシンキングというのですね。

挙証責任については考えておりませんが、中立の立場の人に説明するときのためにも考えておくべきだと考えて、質問いたしました。

確かに、反対派の意見に反論することを聞いた方が、議論としては成り立つかもしれません。

しかし、積極的理由があった方が、より説得力が増すと思っておりました。
反対派の意見も、聞いてみたいです。というより、この質問に、反対派からの意見が無かったのは、ちょっと面白いなと思いました。

ありがとうございます。

お礼日時:2011/06/09 11:10

こてこての国粋主義なら、そもそも天皇の存在に疑問を持つはずないと


思うんですがね。
あなたはまさか、天皇・皇室は不平等の象徴だとか、税金の無駄とか考えている
タマですか?最近こういう暴論をよく目にします。
単なる損得勘定で皇室を語るのは話にならないし、天皇は権力と財力にあぐらをかく
『特権階級』どころか、選挙権も職業選択権もなく、天皇になる事を自分で選択・拒否も
できず、自由な外出さえも行えない、一般国民より余ほど権利や行動を制限された
存在です。

天皇の役割を挙げると、強権的な政治権力の出現を抑えた事です。
どんな権力者も、朝敵になるのを恐れあまりに行き過ぎた行動に出る事はなかったんです。
もし天皇が存在しなければ、日本でも何十万何百万単位での、自国民虐殺が
あったかもしれません。いわば天皇の権威がそうした異常な強権を防いだともいえるんです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ネオ国粋主義とも言いましょうか。ほかの方の補足にも書きましたが、これからの真正保守は、理論武装しなければ、サヨクに国家を乗っ取られてしまうという思想のもと、日々考え方を構築しております。したがって、支持していても、一度は既存の制度を疑うことから、考えるべきなのです。(学問は疑うことから始まります)


もう少しお聞きしたいのですが、



>天皇の役割を挙げると、強権的な政治権力の出現を抑えた事です。
どんな権力者も、朝敵になるのを恐れあまりに行き過ぎた行動に出る事はなかったんです。
もし天皇が存在しなければ、日本でも何十万何百万単位での、自国民虐殺が
あったかもしれません。いわば天皇の権威がそうした異常な強権を防いだともいえるんです。
過去の栄光と、現在、未来どのように関連しているのでしょうか?過去に確かにこのような功績があったとしても、現在の憲法下で、突出した権力を持つものが出現する可能性はほぼゼロです。
と言われたら、どのように反論なさいますか?

>『特権階級』どころか、選挙権も職業選択権もなく、天皇になる事を自分で選択・拒否も
できず、自由な外出さえも行えない、一般国民より余ほど権利や行動を制限された
存在です。
天皇陛下の身を案ずるなら、早くそんな激務から解放するために、お辞め頂いた方がいいのではないか?と言われた場合、どう反論したら良いのでしょうか?

以上2点、教えていただけたら幸いです。

お礼日時:2011/06/08 20:24

別に感情的に言っているつもりはないのですが、なぜ私が感情的なのでしょうか?


すべてのものは変革が必要だ、が絶対なら私も何も言いませんがそうじゃないですよね?

正当じゃないのであれば変えればよい、そうでなければそのままで良いのではないか?

なので、正当じゃない根拠(廃止論の根拠)を聞きたいんですよ。
あなたが廃止論者かどうかは関係ないですよ、正当性を考えるというのであれば「どうしたら正常じゃなくなるのか」についても当然考えが及ぶと考えて当然だと思います。
なのでああいう回答になりました。


>今まで存続していて特に大きな問題が無い事へ対して「今までそうだったから」という理由で存続させることがなぜおかしいのか? ということです。
に齟齬があるように思います。
私は天皇制をもちろん支持しています。おかしいなんて全く思ってもいません。見当違いです。
感情的に支持するだけでなく、制度的、根本的、分析的、目的論的にに理解しようとすると、どう根拠づけられるのか、考えたい(自分なりに結論を出した上で考えを聴きたい)したいだけなのです。

おかしくないって仰るのであればそれが答えでは?
他の政体(共和制や無政府など)に移らない理由から考えてはいかがですか?ということを申し上げたいわけです。
今までに無い政体を考えておられるのであればまずそれがなぜ良いのか?を根拠づければ自ずと答えも出ると思います。


>>天皇制を否定して新しい国を作る(日本ではなくなる)時にはどのような国を作るのか、はたまた無政府な状態になるのか? 現状で否定している人がはっきりとこのことについて述べているのを聞いたことがないんです。
>私でなく、天皇制廃止論者に聞いてください。おそらくは、元首を総理大臣か大統領(総理大臣と並列するか)にするかという議論になるだけで、無政府状態になるとは思えませんが。そもそも現行制度でも政府と天皇陛下は分離されており、天皇制が無くなったとしても無政府状態にはなりません。

先にも書きましたが、私は「今までがそうで、非正当性が無いように感じられる」ので「正当」と考えています。

よく、○○の名においてうんぬん、という言葉が出てきますがこれは○○が一定の権威を持っていることで初めて成立する言葉かと思います。
権威とは何らかの有力な背景(国民の支持、軍事力、長い歴史など)を持ったもののこと、我が国においては天皇や政府がそれに該当する、ただそれだけかと思います。


それとも、この質問は結論ありきなのですか?
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。
>なぜ私が感情的なのでしょうか?
いつ私がEF_510様に対し、感情的な回答だと述べましたでしょうか??

そして、いちいち同じ内容のやり取りを繰り返していてもお互いの時間の無駄ですね。
根拠というものを、回答者様はわかっていらっしゃらないのかもしれませんね。
回答者様がおっしゃる内容は、消極的根拠=これとあれがある世界でこれでないからあれという根拠(しかし、どこかにそれがある世界かもしれません)です。
私は、積極的な根拠を知りたいのです。これでなければならない理由は~~である。というものです。


結論ありきというのはどういう意味でしょうか?結論が無い(私の視野に入っていない、例えばほかの方の回答にあるような経済的な理由など)からアンケートでうかがっているのですが、結論というのは何を意味するのでしょうか?

お礼日時:2011/06/08 20:37

>また、憲法を否定することとは、そもそも、何を指しているのでしょうか?


「改憲できる」と定められた憲法ですらをも否定していると、質問者さんかの文章からは★思えます★
「改憲できる」のは、天皇陛下(と皇族の皆様)の地位を決めた箇所だけにとどまらないと★思います★

”憲法が「改憲できる」と言っいるのに、憲法で定めていることは根拠ではない”と質問者さまが主張しているように★感じられます★

「お考えを知りたい」んですよね?

ですので私の「論理的な反論」ではなく「考え」を、ご参考までに :-)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

ここは議論することを禁止しているらしいので、反論はいりません。
お考えを聴きたいのです。

お礼日時:2011/06/08 20:38

論理的回答を求めているわけではなく、考えを知りたいという趣旨で質問しているということでよろしいですね?



>なぜ日本においては、改憲すると国が滅びることになるのでしょうか?

そのような意味ではありません。誤解を与えてしまったとしたら申し訳ありません。
憲法には改憲に関する定義・手続きも明記されています。(どこに書いてあるかは質問者さんもご存じですね?)
質問者さんの理論では”「改憲できる」と定義されている憲法をも否定する”ことになってしまうと★思います★が?

>なぜ既存の制度に疑問を持つことが、即共産党支持につながるのでしょうか?

質問に「立ち上がれ日本を基本的には支持」ということは明記されていなかったので、前回の質問から「既存の制度に疑問」を持っていると★思いました。★

現在メジャーな政党(国会に議席を持っている政党)で、天皇制廃止を唱えているのは共産党だけです。
そこで「天皇制に否定的な考え方を持っているなら共産党を支持しては?」と★考えた★次第です。


>なぜ支持している天皇制の根拠を考えるor質問するだけで、天皇制否定派と思われてしまうのでしょうか?
あなたの文章力のせいだと★思います★

>自国の制度について理解を深めておくことは、いけないことなのでしょうか?
いいことだと★思います★

以上、論理的な説得・回答ではなく ★思ったこと★を回答しました。 :-)

「お考えを知りたい」のでもアンケートカテでも質問は論理的かつ明快な文章のほうがいいです、と★思います。★ :-)

明確な回答がほしいのであれば、憲法のカテゴリで質問されたほうがいいと★思います★
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。なぜ論理的な回答に拘るのかわかりませんが、参考に致します。
また、私の文章の拙さから、誤解を産んだこと、
申し訳なく思っております。
憲法のカテゴリだと、憲法学的な視点からの回答しかえられないため、様々な視点からの意見を聞きたかったから、アンケートのカテゴリで質問致しました。

最後に、一点だけ不明瞭なことがあります。

>質問者さんの理論では”「改憲できる」と定義されている憲法をも否定する”ことになってしまう
そもそも私の理論とは、天皇陛下は国家の象徴であることが憲法に書かれている。 憲法は改憲できるものである。よって、改憲することで、天皇制を廃止することは可能である。従って、憲法に書いてあることをもって、天皇制が存在、尊属する理由にはなりえない。ですが、これと憲法を否定することが、どのように対応しているのでしょうか?
また、憲法を否定することとは、そもそも、何を指しているのでしょうか?
私は憲法学的な通説である、国家の三原則、すなわち、国民主権、基本的人権の尊重、平和主義を本質的に損ねなければ、改憲することができ、また、それは憲法を否定するものでないと解しているのですが。

お礼日時:2011/06/08 13:43

中学生にわかるように書きます。



ウィリアム王子の結婚式を見ましたか。こういった儀式と儀礼はテレビに出ないだけでひっきりなしにあります。その都度催行者が過去の事例に倣って、適任者を鋏カットや披露パーティに招待する訳です。

中学の卒業式・高校の入学式一つ取っても、結婚式でも葬式でも、リハーサル、儀礼、衣装合わせ、訪問者の顔を覚える、名前とその身分を記憶し、つつがない和やかな会話を運ぶのが社交です。

さて、政治の中心にいて超多忙な大統領や首相にはこれが週3回できますか。では代理を立てれば。他の国からは王族を招きます。それに対し先日までジャーナリストだった身分のない農村出身の政治家が外務省担当として、同じ対応を受けられますか?成り上がり、と思われておしまいです。

世界には「貴族」出身がまだ尊敬を受ける習慣があります。血統書をありがたるペット愛護者も五万といます。他の王族と顔見知りになって、アラブの油送管の承諾を取るのにさえ、王族の口添えのあると無いのでは、相手が王族派なので態度を変えるのです。裏交渉ですが、世の中そんな者です。

知り合いレベルに達するのには何回も顔を合わせるのです。回転の速い政治家には何十年にも渡って顔を出し続けて信用を築く事は出来ません。パーティや食事では知らぬ顔との会話は疲れるので、常連とさらに繋がりが強くなります。日本はどこでも常連です。尊敬も受けています。

すでに正解で一番歴史の長い皇族、それをみすみす捨てるのは惜しいです。政治に介入せずに儀式儀礼担当を国の象徴として続けるのは、かなり自己を殺した生き方ですが、それを認めて上げたいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
大変参考になります。

お礼日時:2011/06/08 12:13

あなたが「憲法は改憲出来るため、憲法に、天皇陛下が日本国の象徴であると明記されているから」と「理由ではない」と切り捨てていることこそが正当な「理由」です。


憲法を否定してしまっては、我が国の存続すら危うくなってしまいます。

天皇・皇族は たとえば。東日本大震災の被災者の元に「行くだけ」で被災者を励ますことができる特別な存在です。
それだけでも、多額の国費をつぎ込み、特権階級を維持する理由になると思っています。

天皇制の存続に疑問があるなら、日本共産党を支持されてはいかがですか?

日本共産党のパンフレットによれば、”「国民の合意があれば」天皇制を廃止する”とのことです。
国民の同意=国民の代表者である国会議員の多数決。(改憲に至るまではもっとややこしいですが。)
日本共産党が国会で3分の2以上を占める勢力になれば、間違いなく天皇制は廃止されますよ。

「みなさんのお考えを知りたい」とのこと、論理的回答ではなく「考え」を投稿しました :-)

この回答への補足

現在、右翼(保守層)が街宣右翼にイメージを乗っ取られ、左翼、サヨクに学術的?に、後塵を拝しているのは、戦後世代が、政治制度、体制について、きちんと理解を深めないまま、論理的な主張(超合理的なものだから合理的な理由は不要とする回答も頂きましたが)を続け、時流に流されるようにしてこなかったことが、大きな戦後世代の過ちだと考えています。
だからこそ、感情的にも、論理的にも、正当性を考えることが、この国の将来のためになると信じており、必要であると考えております。

補足日時:2011/06/08 12:28
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お言葉ですが、もう少し詳しく教えていただきたい点が数点ございます。
>憲法を否定してしまっては、我が国の存続すら危うくなってしまいます。
憲法は改憲できるものだし、時代に合わせて変えていくべきものです。最古の憲法をいまだにそのまま使っているのは日本くらいで、各国日々改憲していますよ。立憲主義の元祖欧州でその状況なのですが、なぜ日本において
は、改憲すると国が滅びることになるのでしょうか?

>なぜ既存の制度に疑問を持つことが、即共産党支持につながるのでしょうか?質問文にあります通り、私は立ち上がれ日本を基本的には支持しております。思想的には正反対だと思うのですが。


上記質問と似てしまいますが、なぜ支持している天皇制の根拠を考えるor質問するだけで、天皇制否定派と思われてしまうのでしょうか?

これからはより外国人との交流が増します。その際、自国の制度について理解を深めておくことは、いけないことなのでしょうか?

これらの質問に、再度答えて頂けたら幸いです。

お礼日時:2011/06/08 12:18

「通説だから」と言ってはいませんよ。



日本は従来から天皇制で存続してきましたクーデターなどで政体が変わったわけでもありません(フランスや韓国のようにほいほい変わる国もありますよね?)

やったことがない事へ対して新しいルールなり方法なりを作るのは普通です。
今まで存続していて特に大きな問題が無い事へ対して「今までそうだったから」という理由で存続させることがなぜおかしいのか? ということです。

天皇制を否定して新しい国を作る(日本ではなくなる)時にはどのような国を作るのか、はたまた無政府な状態になるのか? 現状で否定している人がはっきりとこのことについて述べているのを聞いたことがないんです。

なので、「現状で何か問題が?」という答えになります。

この回答への補足

No.11の補足に誤りがありました。訂正します。

現在、右翼(保守層)が街宣右翼にイメージを乗っ取られ、左翼、サヨクに学術的?に、後塵を拝しているのは、戦後世代が、政治制度、体制について、きちんと理解を深めず、論理的な主張(超合理的なものだから合理的な理由は不要とする回答も頂きましたが)を行わず、時流に流されるままにいたことが、戦後世代の大きな過ちだと考えています。
だからこそ、感情的にも、論理的にも、正当性を考えることが、この国の将来のためになると信じており、必要であると考えております。
.

補足日時:2011/06/08 12:30
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この回答へのお礼

度々ありがとうございます。

>今まで存続していて特に大きな問題が無い事へ対して「今までそうだったから」という理由で存続させることがなぜおかしいのか? ということです。
に齟齬があるように思います。
私は天皇制をもちろん支持しています。おかしいなんて全く思ってもいません。見当違いです。
感情的に支持するだけでなく、制度的、根本的、分析的、目的論的にに理解しようとすると、どう根拠づけられるのか、考えたい(自分なりに結論を出した上で考えを聴きたい)したいだけなのです。


>天皇制を否定して新しい国を作る(日本ではなくなる)時にはどのような国を作るのか、はたまた無政府な状態になるのか? 現状で否定している人がはっきりとこのことについて述べているのを聞いたことがないんです。
私でなく、天皇制廃止論者に聞いてください。おそらくは、元首を総理大臣か大統領(総理大臣と並列するか)にするかという議論になるだけで、無政府状態になるとは思えませんが。そもそも現行制度でも政府と天皇陛下は分離されており、天皇制が無くなったとしても無政府状態にはなりません。

お礼日時:2011/06/08 12:23

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