No.12ベストアンサー
- 回答日時:
仮説も何もないですよ。
生物を見ていると誰も教えてなんかいません。教えているのではなくて教わっている、すなわち、親や年長者の真似をしているのですね。人類が言語を獲得したのだって、先ず親ではなくて子供の方だったって言うことは、当たり前でしょう。そして、その真似していることを自分の獲得した言語で勝手に表現しただけです。だから、理屈は常に行動の後付けです。そして、その後またその親達の行動や言語を真似して子供達に伝わって行ったのですね。
だから、はじめに言葉ありき、なんて頓珍漢なことを言っている連中は、生物界を合理的に観測したことがない、従って、人間と言うものを全生物的なスケールで考えることが出来ない、自己中心的で刹那的な世界観しか持っていない未熟な連中の言うことでしょう。
この回答への補足
有り難う御座います。
古代の伝統技術を文献に綴る際に、その技術の正当性を証明する為に、どういう発想が適用されたのかが分からなくて、この問いを致しているつもりでいたのですが、質問文の推敲が不足し過ぎていましたね。
No.15
- 回答日時:
○西洋近代科学的な証明方法が確立されていなかった時代に、理論体系の組成の手段は存在しなかったのでしょうか?
○科学的な分析が適用されなかった時代の伝統技術を言葉に翻訳しなければならなくなった場合に、その技術の正当性をどういう言葉で証明してきたのか、
▲以上のフレーズにお答えします:
1. そこには西洋近代科学の雰囲気はなく、結論だけだと存じます。
曹洞宗は只管打座ですが臨済宗ではことばが残っていますね。
なぞめいています、そう表現するより仕方ないのですね、真髄は。
乾屎橛なんて仏って何だという問いへの答えが、そりゃ糞を掻くへらだ。っていうくらいです。単に直踏。それだけです。後は自分で獲得するんです。
2. でも、ご存命であれば130以上かな、江戸の職人に専門と素人は何処が違う。
って20頃聞いたら。
道具を一つで済ます奴は職人ではない。使い分けをするのが職人だ。と答えました。
難しい法理論を私たちにメリハリをつけてやさしく、俗化させないで教えてくれた先生も、法律学の命は用語、その概念だ。
それをとんでもない使い方したり、ジャーナリズムのような使いかたをしていてはいけない。といろいろ教えてくれました。職人の道具が法学の用語と概念なのですね。
その方は家具です。かんなだけで120種、かなずちが62主などなど。
だから直踏でも乾屎橛でも、そこには概念にならない観念という共通の内容があるのですね。共通は外在的な間・主観ではなく、それぞれのパーソナルな観念ですね。
つまり神は普遍だが普遍は人の界にはない。あっても人には判らない。
その普遍は具体的個人の中のパーソナルな普遍として存在する。ということだそうです。
ではごきげんよう。
No.14
- 回答日時:
ANo.13:補足のコメントに
1.【聖祖康熙帝による減税政策でさえもが自虐的な要素が乏しいのではないかと思われます。(従って、)世襲の後継者達にも自虐的な改革を期待し難かったのでしょうが、】
『期待し難かった』というフレーズを出されることをどう理解したらいいのかわかりません、というかどうして自虐ということを出して質問しているのか理解する手掛かりになるのかもしれません。
2. 本人自身は決してそうは口にしなかったが、民衆からマハ(摩訶:偉大な)・アーアトマ(個人現われの魂)と尊称されたガンディーは偉大な指導者の座を捧げられましたが、所謂る機構としての権力や為政者の座には着きませんでした。ア・ヒムサはインドの精神性の根底で、ブラフミンやラージャの心得であり、日本の武士道でもありました。“私はインドを愛す。しかしインドよりもインドの心性を愛する。インドの独立は自分の血で贖うべきだ。インドが暴力、つまり他人の血で独立を得るとき、それはインドの死だ。そんなインドは滅びた方がいい”そして民衆は頭を砕かれ血だらけになるために、イギリスの官憲のうち下ろす棍棒に行列した。これは自虐を辞さないということで、自虐を内容や目的にはしていないのですね。現われは自虐ですね。
ナザレの偉大な魂が敢えて逃亡せず、十字架に掛かった。これも根底はつうじているのでしょう。
これは宗教者としての捧げ、捧げることによる獲得(自己実現ですね)。現われは自虐ですが、自虐性を超えていますね。
参考:but we also are expected, as God’s children, to attune ourselves with our Heavenly Father, whose love embraces every soul — transforming those who give it and those who receive it.
( http://www.yogananda-srf.org/MessagesSMM/Message … Self-Realization Fellowship シュリ・ムリナリニ・マタ 2011年イースター・メッセージ の極く小一部から)
3. ソクラテスの毒盃:ある面、ある人には悪法でっても、それも法である。(法源:存在形式, あり方は外在的であるが故に、権力と社会の外的生活の当為規範となる)という思想は捧げというよりも、遵うことによる自己実現ですよね。これも現われは自虐ですが、自虐性を超えていますね。ここに捧げという宗教性はない、知性の貫徹ですね。
4. 宗教心性では知性や支配という観念は薄弱で(むしろcontrolやお世話をするという意志)、ガンディーも決して支配という権力機能は欠落していたでしょうから、為政者ということにはなりませんね。インドの心性はそうですね。ブラフミンにしろ(マハ)ラージャにしろ。日本の武士道も山本常朝の思想では支配権力という思想はなく、みっともない選び方などはしたくない。死ぬことができなきゃちゃんとしたことはできない。という禅的思いですよね。でもそこには主君という呼称で郷党が入ってきていますね。
5. つまり自己の中に入っていく作業がない、支配と権力という為政の場面では仰せの自虐は存立できないのではないでしょうか。
無論、近代法の制定は、為政権力の行使システムの構築であり、制約でもありますが、それは仰せの自虐ではないという事ですので。
【貴方が此処へ下さる回答は、別のページに関しましての内容が主ですか?】
実は当初、いいご質問存じ、何とか協力できないであろうかというのが本心と動機でした。友香という字をあてると友人(55も若い人ですが)にもいまして。
もう書くつもりはありませんでした。でもガンディーが出てきて、60年前のロマン・ロランやガンディー自身の文章を懐かしんで、書いてみました。
寿命が判かりました時に全部蔵書を譲りまして、うろ覚えでまちがいの表現もあるかとも存じますがお許し下さい。
別のページとかのことですが、そういうことで書くつもりはありませんでしたが、補足があり、再度の足跡を残す羽目に為りました。発志を貫徹できずに無念です。
それではさよなら。
No.13
- 回答日時:
桜井さん、私も法学の学部であり、勉強の理解のために20年ほどは解釈学と周辺の近代法史や法哲学、ないしは社会思想史をやらざるを得ませんでしたが、近代法制史、発達史は為政者の権限をどう制約し、ルール化するかの問題がその一側面でもありました。
無論実際というより、むしろ制度、規範、当為のうえ、建前の上のことではありますが。
仰せの自虐というタームはそういう、発達史、活動運動史における現象を除外するということだったのですね。
そうすると仰せの自虐とは古代などの暴君などが常軌を逸して布令したようなことになるのでしょうね。
法という意味の法が現われてきてからはそういう現象はありえませんでしたね。
この回答への補足
有り難う御座います。
康熙帝による減税政策でさえもが自虐的な要素が乏しいのではないか、と思われますので、世襲の後継者達にも自虐的な改革を期待し難かったのでしょうが、ガンディーの様な発想はそれに当て嵌まりませんでしょうか?
西洋近代科学的な証明方法が確立されていなかった時代に、理論体系の組成の手段は存在しなかったのでしょうか?
若しかして、貴方が此処へ下さる回答は、別のページに関しましての内容が主ですか?
No.11
- 回答日時:
ANo.9と4の関連の補足投稿:すいません。
大日本帝国憲法第7章73条 将来此ノ憲法ノ条項ヲ改正スルノ必要アルトキハ勅命ヲ以テ議案ヲ帝国議会ノ議ニ付スヘシ
2.此ノ場合ニ於テ両議院ハ各々其ノ総員三分ノ二以上出席スルニ非サレハ議事ヲ開クコトヲ得ス出席議員三分ノ二以上ノ多数ヲ得ルニ非サレハ改正ノ議決ヲ為スコトヲ得ス
という規定により、両議院を通過した(右翼的論調では押し付けといわれ、自虐的ともいわれる)現行日本国憲法が改正という制定をされました。
つまり制定権者なる裕仁陛下は裁可しせいていされました。
立憲君主制ということでは国体は護持されていますが、大日本帝国憲法の統治原理と主権のあり方を大きく逸脱するもであります。
ある人たちはこれを自虐とか押し付けと呼んでいますが、裕仁陛下も当時の国論もともに歓迎するものであり、新聞論調もまた然りでした。
押し付けという事実の経過は水面下ではあったはいえ、長期にわたり両院で審議を尽くしました。
これを今となって、自虐反省とか、押し付けとかいって、改正論を展開する人もいますが、憲法は政治的いきさつなくして、誕生するものはありませんで、憲法制定の一つの歴史のプロセスでしたでしょう。
水面下の事情は、当為規範としての憲法の存否を云々する事由には無論、なりません。
この回答への補足
すいません。
これでも的外れです。
為政者自身が自力で自虐的な立法を試みたことが世界史上で起き得たのか否かを、前回の質問(http://okwave.jp/qa/q6801069.html)では伺っておりました。
No.9
- 回答日時:
ANo.4
自虐的ということばを見落としました。単に完成のための都合の悪い、という理解で書いてしまいました。
反体制や批判勢力をなだめたり、或いは、それを受け入れた結果の、自らの自虐ではないが、都合悪い法制は多々あるとは存じます。自虐ではないが都合悪いですね。
反省と謝罪のような制度制定などはあると存じます。
すみませんでした。そして私も反省と謝罪ですね。
No.8
- 回答日時:
ANo.5補足拝読。
誤謬見解のご批判を素直に受け入れます。しかし基本的なスタンスの更なる省察が望まれます。
実は言語はとても私の関心のあるものなので、訪問して顰蹙を買ってしまいました。ごめんなさい。
私も46年世界一小さな大学の事務(図書館)にいました。(もう10年前に退職しました)
教わる事は表面、というか実際面です。
そして人のセンスというか、感覚だと思っていましたが。それもありましょうが無言の中、全体のことやそこに存在しているという事実が、肌と空気で受け取るのです。
それができるセンスと感覚がないか、合わないともう何も説明できないし、わからない奴です。
あまりに調子よく判ってしまうのも困るんですが。
私たちは盗むといいました。技術や遣り方、仕方を。じっと見ながら同じようにやるんです。
いろんな関わり合いをしていながら、意識があるときもないときも、盗んだ結果が生かされました。
そして先輩の了承が得られました。
言語で説明するのは、できるのは表面の僅かです。
私は35の薬剤師から30の娘まで一男二女の親ですが、あったことのない死んだ親に似ていたり、私に似ていたりするんです。
なにか空気の中になにかがあって、呼吸すると彼になっていくのかと思いました。
No.7
- 回答日時:
職人の世界では、決して教えたりしませんでした(最近甘えったれ
が増えて、手取り足取り教えねばならなくなりましたが)。
最初は、材料運びや道具の手入れをさせられながら、棟梁のする
ことを見ながら、自分で見よう見まねで始めるものだったのです。
言語の発生は、何か新しいものを生む事ではなく、経験やそれに
基づく思索(後には言葉による思索も可能になりますが)によって
心の中に生じた既成概念に、与えられる記号性に過ぎません。
この回答への補足
科学的な分析が適用されなかった時代の伝統技術を言葉に翻訳しなければならなくなった場合に、その技術の正当性をどういう言葉で証明してきたのか、という点を巡りまして、この問いを致しております。
補足日時:2011/06/12 23:35お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
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