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初めて知った事は原発の効率は33%、火力発電所は最大58%だそうです。
つまり42%から67%のエネルギーが熱となって海に放出される。
これによって海の表層部分は温度が高い状態になる。
工場などの熱排水もこれに加わる。
しかし強制的に撹拌しない限り深海の冷水が海の表層部分を冷やす事にはならない。
つまり地球の海面は発電所や工場が増えれば上昇すると考えられる。
又発電した電力は最終的にはほとんどが熱になると言われています。
と言う事は原発の替わりに太陽光発電や風力発電の割合を増やしても地球は温暖化
するのではないかと思うのです。
そしてそれが異常気象をもたらす原因の一つとなっているのではないでしょうか?
ご意見を伺いたいと思います。

A 回答 (3件)

 以下のサイトの情報に拠りますと、2007年の世界で1年間に人類が使ったエネルギーは、石油に換算して10219306000tだそうです。



【参考URL】
 総務省統計局 > 統計データ > 世界の統計 > 第6章 エネルギー > 第6章全表(PDF:711KB)
  http://www.stat.go.jp/data/sekai/pdf/06.pdf

 又、以下のサイトの情報に拠りますと、石油1t当りのエネルギーは約41868000000Jなのだそうです。

【参考URL】
 単位の換算一覧 - Wikipedia > 20 エネルギー・仕事・熱量
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%98%E4%BD%8D% …

 従って、2007年の時点で人類が1年間に発生させたエネルギーの総量は

10219306000[t]×41868000000[J/t]=427860000000000000000[J]

になります。
 そして、以下のサイトの情報に拠りますと、地球の公転軌道付近における、太陽光のエネルギー密度は、1平方メートル当たり約1366Wなのだそうです。

【参考URL】
 太陽定数 - Wikipedia
  http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%AA%E9%99%BD% …

 理科年表に拠りますと、地球の赤道半径は約6378km、極半径は約6357km、反射能は0.30という事ですから、地球が1年間に、太陽から受け取る熱エネルギーの量は、少なくとも

1366[W/m^2]×(1-0.30[-])×365.2422[日]×86400[秒/日]×6378000[m]×6357000[m]×3.14159≒3844000000000000000000000[J]

になります。

3844000000000000000000000[J]÷427860000000000000000[J]≒8983

ですから、人類が発生させている熱エネルギーの量は、地球が太陽から受け取っている熱エネルギーの量の、8983分の1に過ぎない訳です。
 これにより、人類゛直接排出する熱エネルギーの、地球温暖化に対する影響は殆どなく、温室効果ガスによって地表の熱輻射が1%でも遮られれば、人類の消費エネルギーなど問題にならない程の影響がある事が判ります。

 尚、太陽光発電のエネルギー源である太陽光は、太陽光発電が行われなくとも、地表で熱エネルギーに変わります。
 又、風力発電のエネルギー源である風のエネルギーは、太陽光によって大気が温められる事によって生み出されていて、風力発電が行われなくとも、最終的には摩擦によって熱に変化するエネルギーです。
 従って、太陽光発電や風力発電を行ったからと言って、地球を更に温める効果は全くありません。
 それどころか、人類が使用する照明が発する光には、可視光線が含まれていますが、可視光線は温室効果ガスに吸収される事はありませんから、太陽光発電や風力発電によって発電した電力を使用して照明を点灯させた場合、宇宙空間に放出されるエネルギーを増やして、地球を冷やす効果が僅かながらあると思います。
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この回答へのお礼

いやあクラクラする様な大きな数字に戸惑いました。
人為的に作り出す熱量は太陽から受けるそれの8693分の1であると言う事で地球温暖化への影響を与えるものではないと言う結論でよろしいのでしょうか?

今温室効果ガスとしてCO2がやり玉に挙がっており、半ば常識化しつつあります。
しかし大気組成を見ますと酸素と窒素がほとんどでCO2は0・03%だそうです。
金星の様に地球より太陽に近くCO2が96%なら何となく温室効果を納得出来るのですが地球の様に微量なCO2がことほど左様に破滅的な温暖化をもたらすのかどうかその点がいまだに承服できないのです。

今回の質問は人為的な原因で地球温暖化が発生していると言うのであれば原発や火力発電の熱排水、又消費後はほとんどが熱となる電気にも原因しているのではないかと思いここにアップしました。
それが数字で否定されました。

すると地球の人為的な原因による破滅的な未来は信じるに足るものかどうか
疑問は深まりました。

大変専門的な考察と数字のご提示を有難うございました。

お礼日時:2011/06/13 15:00

> つまり地球の海面は発電所や工場が増えれば上昇すると考えられる。


・東京湾などの工業密集地域に限り、若干、上昇していると思えます。
ですが、地球上の海水の量は約13.7億キロ立法メートル。
水温はマイナス2℃~28℃。
世界中の火力発電所や原子力発電所、精錬所が束で掛かっても、質量の大きな海水温の上昇は無視できるほど小さいデスね。

・地球上の空気の量は、質量的に、海水よりも遙かに少ないから、人間の文明から発する熱量や温室効果ガスが異常気象の一要因には充分になり得ると思います。
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この回答へのお礼

工場ばかりでなく原発や火力発電所などから継続的に排出される熱排水がどれ位気象変動に影響を与えているかは私も分かりません。
ただそれが蒸気を作り雲をつくる原因の一つと考えられます。
地球温暖化の原因を単にCO2の増加だけに起因させていいのだろうかと言う疑問がこの質問の根っこにありました。
又CO2削減と並行して地球を冷やす方法も併せて研究されるべきではないかと思います。
人為的に地球の環境を変えてしまったのなら人為的に修復する技術もあるべきではないかと思います。

ご回答有難うございました。

お礼日時:2011/06/13 08:52

素人の考えです


海水>>工場排水なので、その程度で海面温度は上昇しないかと思います
原発や火力は発電する際に高温の排気を発生させていますが、風力・太陽光発電は
発電時にそのような空気を発生させていないのでは?
また電気は抵抗などの熱エネルギーとして変換されますが、その程度で温暖化に
影響を与えるとは到底思いませんが・・・
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この回答へのお礼

地球温暖化の原因はCO2であると言う事が今や常識化されていますが、大気組成を見るとわずか0・03%である事を知りました。
すると原因は他にもあるのではないかと考えました。
太陽活動の活発化と人為的にはCO2ばかりでなく年間継続的に排出される発電所の冷却水にも原因があるのではないかと考えた次第です。

ただ私は本当に地球が致命的な温暖化の傾向にあるのならば各国が協力して冷却化する方法を何故考えないのかと言う不満があります。
(一番簡単な方法は深海の冷水の循環だと思います)

どこの学者だったか忘れましたが宇宙に大量の太陽電池を世知して電力をマイクロウェーブで地上に送電すると言うアイデアに対してそれは最終的には宇宙の熱エネルギーを地上に持ってくる事になると言う懸念を表明したのを覚えています。

何だかまとまらないお礼となりましたが有難うございました。

お礼日時:2011/06/13 08:38

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