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エネルギー資源として、注目されているメタンハイドレードですが

実際に使用するのにはどれくらいかかるのですか。

メリットやデメリット、これからの課題は何ですか?

A 回答 (4件)

メタンハイドレートの採掘コストを具体的に出したものは見かけません。

かなり高くて、現時点では採算が合わないと考えられています。

メリットとしては日本近海にもあるので、もし将来、低コストで採掘する技術が開発されて採算が合うようになれば、日本自前の資源であるため、万一、石油、天然ガスの輸入がストップしてもダメージが小さくなります。

デメリットの最大のものはやはり採掘時にコストがかかりすぎて、現在は採算が合わないことです。
また、日本の排他水域以外の公海上での採掘は外国との調整、合意が必要になり、手続きが面倒です。

採掘時などにメタンが漏れだしても温室効果への影響はありません。メタンの赤外線吸収波長7.6μmは波長8~14μmの大気の窓領域からはずれていて、既に水蒸気との共同の効果で温室効果を100%発揮済み(7.6μmの上向き地球放射と下向き大気放射は同じ大きさ)ですから、メタン濃度が高くなっても、温室効果は増大しません。
http://www.asahi-net.or.jp/~rk7j-kndu/kenkyu/ke0 … 近藤純正先生のHPの図 3.5
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1% … 大気通過後の放射スペクトル分布
http://www.sundogpublishing.com/fig7-6.pdf

これからの課題はやはり、気象災害を受けやすい洋上での低コストでの採掘技術と低コストの運搬技術の開発でしょう。採算が合うようになってはじめて資源の利用が可能になります。
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>具体的どんなものがありますか?



地熱や風力などの自然エネルギーです。


地熱を利用した発電方法を佐賀大学の研究グループが行っています。

風力発電でこれまでの発電方法からさらに効率を上げてる研究を九州大学の研究グループが行っています。


地熱に関しては、ほぼ半永久的に、安定的に電力が供給されます。
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no1に補足


>CO2排出量が石油や石炭の約半分

 メタンハイドレードはメタンを中心にして周囲を水分子が囲んだ形になっている固体結晶です
確かに、石油や石炭に比べ燃焼時の二酸化炭素排出量がおよそ半分で京都議定書に抵触はしません。

 しかしメタンハイドレードが出すメタンは二酸化炭素の20倍もの温室効果があります。
 又、同時にメタンは大気中で12年程度で分解される。

つまり扱いが難しいエネルギーでもあります
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>実際に使用するのにはどれくらいかかるのですか。



コストですか?時期・期間ですか?


メリット
日本が資源大国になれる可能性もある。
CO2排出量が石油や石炭の約半分。
(まぁ、自分は温暖化の原因は別のところにあると考えているので、メリットかどうかは不明)


デメリット
海底に存在しているため、開発コスト、ランニングコストが掛かる。
ガスなので、事故時惨劇や損失は計り知れない。


これ以外にもっと使えるエネルギーは沢山あります。
そういった理由で、開発が進まないかも知れませんが、
今回の原発の問題で見直される可能性もあります。

この回答への補足

⇒これ以外にもっと使えるエネルギーは沢山あります。

具体的どんなものがありますか?

補足日時:2011/06/22 21:13
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