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学歴社会の反対は実力社会とかよく言われてますけど、学歴社会の反対は身分制社会じゃないですか?

学問のすすめを読んでたらそう思いました。

A 回答 (4件)

ちょっと違いますね。



「反対」と言う考え方では無く、「転換(シフト)」「変更(チェンジ)」とお考えになった方が良いですヨ。
学問のすすめは、身分社会の否定では無く、身分社会のパラダイムシフトですから。

学問のすすめの教えは、社会主義的に身分制度を批判・否定するものでは無く、封建主義から自由主義・資本主義な身分制度にシフトしなさいと言うコトです。
福沢さんは、先天的な身分社会は否定しつつも、後天的な身分社会は認めておられるんです。

一方、現代社会で言う実力主義・能力主義とは、業務遂行能力や利益貢献度であり、こちらは評価基準のパラダイムシフトでしょうね。

言うまでもないですが、高学歴でも仕事が出来る人は存在しますので、実力や能力は、学歴の対義ではありません。

学歴社会の反対となりますと・・・無学社会,低学歴社会などとなってしまいます。
身分社会の反対は、非差別社会とか平等社会でしょうか?
実力社会・能力社会の反対は、形式社会とか無評価社会ですかね?
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福澤諭吉の背景を考えると、適塾で塾頭をするほどの秀才であったが、


適塾は、西欧の学問を学べる数少ない、学問所で、何でも新鮮な思いで、
学んでいたのでしょう、その後、渡米・渡欧した時のカルチャーショックが、
大きく影響していると思えます。
「維新史観」と同様な、「白人崇拝主義」的な面が有る様に見えます。
福澤の育ってきたのは、江戸時代で、そこがベースに立脚して「学問のすすめ」が書かれたものでしょう。
明治時代の人が、「学問のすすめ」を読んだ場合、福澤と同じ江戸時代を、肌で知っていたでしょう。
しかし、現代に、それを読んでも、同様な理解が出来るものでしょうか。
現代の教育の基礎は、「維新史観」が浸透しています。江戸時代を正しく理解はされていません。
幕末・維新の時代に訪れた外国人が見た古きよき日本の姿を、著した書物が多数あります。
これらをダイジェストした様な本で、「逝きし世の面影(渡辺京二・著)」があります。
その紹介文が(http://www.h2.dion.ne.jp/~apo.2012/Yukishiyo.html)にあります。
当時の背景を、理解しての「学問のすすめ」を読んだ場合は、また、異なるのではないでしょうか。
また、No.2の回答にある「科挙制度」これも、「維新史観」の一つで、学歴社会の発端となっています。
「身分制社会」とは、福澤の考えるものと、あなたの考えるものとのギャップを、本当の「江戸」を知る事で、埋めることが出来るのでは、ないでしょうか。
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反対、という言い方は少しオカシイような


気がしますが、歴史的には学歴社会に対する
ものは、身分制かもしれませんね。

その昔、中国では科挙という試験による
選抜制度がありました。
競争率数千倍というもの凄い難関で、それを
合格すると高級官僚の椅子が約束される、と
いうものです。

これは身分制では有能な人材を得られない
として、能力制をとり入れようとしたものです。
朝鮮もこれをとり入れましたが、日本は世襲制
を選びました。

これで、中国や朝鮮は有能な人材が登用されたか、
というとギッチョン。
今では、科挙制度は、中国、朝鮮衰退の原因と言われて
います。

こういう歴史から見れば、学歴社会は本来能力主義なんだけど
形骸化して、実力主義と対比されるようになってしまった
ということが判ると思います。
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 福沢諭吉の生きていた時代は非公選の皇族議員・華族議員・勅任議員によって構成された貴族院があったらから・・身分制社会でいいと思うけどね


 ただ今の時代に身分なんてさほど関係ないですから『実力社会』であってると思います。
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