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先日祖父が他界し、精進をしようと思うのですが、
精進料理について調べていると「殺生の節約」という記述がありました。

そこで質問なのですが、既に購入、調理していて、
冷蔵庫に入っているようなものはどうなるのでしょうか?
長持ちさせられるようなものならばなんとかなりますが、
肉類、牛乳、卵など、49日までには腐ってしまいそうなので困っています。

A 回答 (7件)

釈尊は王子の身分から出家をしたときに、すべての位や財宝を捨て、一介の僧として鉢を手に家々をまわって食をもらって歩きました。

初夏の腐りやすい時期にもらった食べ物を思わず捨てようかと悩んで、それでも出家の身分であるからと、気を取り直してその食を頂いていったのです。

上記から見れば、食物をよそにあげてしまったり、無駄にするようなことがあれば釈尊の目指した悟りとは反することになってしまうものです。あくまでも自分が摂るために持ってきた食物なのです。人にあげることも良いことではありますが、困っている人に分け与えるのではなく、その根本が自分の修行をしたいという欲のために行われることが、本当に精進につながるのかどうかは甚だ疑問です。

七七日までの精進ということは、本来の「精進おとし」「精進上げ」のやり方です。
しかし今の世の中、食材の関係上できないこともあります。ですからほとんどが初七日法要後の食事のときに行われる形になっています。私たちは特に出家の身ではありません。常に精進料理用の食材だけで暮らしているわけではないのです。当然、人が亡くなるということも予測はできません。普段たべているものを購入しているわけですから、いきなり精進をしたいといっても出来るものではないのが普通だと思います。

あくまでも七七日までの精進をしたいというのなら、まだ期間があるのでしたら可能な限り自家消費を考え、無くなった時点から七七日まで行っても問題のないことだと考えます。短い数日間であってもそのようにさせていただくことに「精進おとし」の本来の意味があることだと考えます。

以上です。
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この回答へのお礼

よそにあげてしまうことも悟りに反することなのですね。
やはり今日では完全な形での精進というものは難しく、
無理をせず、気持ちで応えるというのが、今の在り方なのでしょうか。
分かりやすく教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2011/07/06 23:17

中国仏教では肉食が禁じられているので、日本仏教でも一応禁じられていますが、


修行中の僧侶を除けば厳格に守る人は少ないのではないでしょうか。

釈迦は、自らの手で殺生をすることは禁じているが、肉食自体は禁じていません。
原始仏教では、「三種の浄肉」と言う考え方があり、
自分の食の為に殺生したりさせた肉以外は、布施されたら拒否せず受けなさいと言います。

バラモン教の快楽・功利主義や主義やジャイナ教のような徹底した苦行・禁欲主義といった
極端な概念に偏らない自由な立場(中道)こそが釈迦の仏教ですから、精進も形よりも気持で、
冷蔵庫の中の食品をムダにしないことの方が供養になると考えます。
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この回答へのお礼

国や宗派によって多々違いはあるようですね。
宗教というものの意義が希薄になってきている昨今では
どちらかというと人々の考え方や気持ちが大事というのは
分かる気がします。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/06 23:12

仏教には詳しくないのですが、とりあえず牛乳は生きているものを殺して得るものではないので、ありがたくいただくといいのではないでしょうか。


そういう意味では、スーパーに売っている無精卵なら大丈夫だと考えますが、その辺はお気持ち次第だと思います。
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この回答へのお礼

調べてみましたが、牛乳や卵なども、
生きているものを直接殺すわけではありませんが、
やはり精進では食べないようです。

ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/06 23:09

再び失礼します。


まさかと思いますが、法要の席以外の、日常の生活全てで肉を断つおつもりですか?
それは一般的とは程遠いので予想もつきませんでした。お席の話のみと判断しておりました。他のご回答の方もそうではないでしょうか。

宗教の信仰が深い方には一般の話など意味がないでしょう。否定する気も勿論ありません。

玉子は国に寄っては3ヶ月ほど持たせるようですので、買ってひと月半なら正直使えます。
肉も冷凍すれば余裕ですが、牛乳もやめたいならまとめて人に上げるのがやはり無難です。捨てるのはやはりそれも教えに反するでしょうし。

でもそこまで仏教の教えに拘るのに、式が終われば即OKと言うのもなんだか極端ですね。
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この回答へのお礼

返答遅くなり申し訳ありません。

四十九日までの精進が一般的とは程遠いものであるとは思っていませんでした。
やはり最近ではそのようなものなのでしょうか。

結局我が家では初七日までの精進ということになりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/06 23:08

元調理師です


確かに精進料理は、殺生した物は使いませんが
大事なのは、個人を思う心ですから
その心が有れば別にかまわないと思います
そこで精進としてではなく、個人をしのぶ食事会としてはいかがでしょうか
ちなみに、卵は1カ月位なら、火を通せば問題ないですよ(^-^)
一般の家庭料理で使って下さい
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この回答へのお礼

既に買っていたものですから、
無駄にしてしまうのは尚更よくないことかと迷っていました。
気持ちがあれば問題ないでしょうか。
料理して使うか、他の方法を考えるか、少し考えて見ます。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/26 15:12

精進料理ですよね?


前もって買っておけば節約になるからOK? 節約ってそういう意味ではないと思いますよ。
わたしは仏教に詳しい者ではないのですが、常識的に考えてなんだか大前提がおかしなことになっていないでしょうか。

精進料理をご自分らで振る舞うと言うのも珍しいですね。
普通はお弁当や料理を注文しますよ。そんなに無理されなくていいのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

亡くなることを予想して前もって買っておく、という意味ではなく、
亡くなってしまったので、既に買ってしまっていたものをどうしよう、という意味です。
語弊があったようですが、節約という言葉はその部分に使用されたものではありません。

葬儀後の御食事は注文したものですので、その後から49日までの精進の話です。

お礼日時:2011/06/26 15:07

>先日祖父が他界し、精進をしようと思うのですが…



そうですか。
それはそれで良い心がけですけど、最近あまり聞かない習慣ですね。
葬儀直後に行われる会食のことを「精進あげ」、「精進落とし」などと言って、ここでお刺身やエビフライが出てくるのですよ。
本当の精進料理は通夜のあとの夜食だけなのが、昨今の事情です。

>精進料理について調べていると「殺生の節約」という…

節約でしょうか。
殺生をしないということでしょう。

>肉類、牛乳、卵など、49日までには腐ってしまいそうなので…

本当に精進したいのなら、近所の人か誰かにあげることです。
腐らせてしまっては、かえって生き物の命を無駄にしたことになります。
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この回答へのお礼

我が家ではいつも精進落としは49日に行っています。
節約というのは少し語弊があったかもしれません。
既に殺生してしまっているものの扱いをどうするのか?ということでした。
誰かにあげるか、自分達で何らかの処理をするか、考えて見ます。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/06/26 15:01

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