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来年、中国へ引っ越すのですが、息子の進学先で悩んでおります。
海外は初赴任で5年くらいはいて、また違う国に移動の可能性があります。

引っ越し時は息子は7歳(小学1年生)になります。現在幼稚園・年長。

中国には日本人学校とインターナショナルスクールがあります。

海外に住むので英語にも触れてもらいたいという親の願望もあり、インターナショナルスクールはどうか?と思っています。

息子は1年前から英語と国語は公文でお勉強している程度です。
現在、国語はひらがな&カタカナを書いて、英語はF教材・簡単な文章を書いて読んでいます。

6ー7歳の入学時期として・・母国語がまだ基盤つくりの段階でインターに入学させていいのやら?
はじめは日本人学校にいれて母国語を確立させてうえで英語環境にいれたほうがいいのでは?と大変悩んでおります。

ちなみに公文の先生からは日本人学校をすすめられました。
中学高校で留学しても英語はネイティブなみになるのは可能であり、まずは日本語をマスターしたがいいと。

また進学先の大学については日本の大学でなくともいいと考えています。

これからの時代
英語は必要ですので、間違いのないように進むためにはどうすればいいでしょうか?

先輩方のご指導よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

自分自身が帰国子女です。



7歳で日本人学校かインターナショナルスクールを選ぶということは、端的に言って「日本人として育てるか」「コスモポリタンとして育てるか」という選択になるということです。

公文の先生の言う
>中学高校で留学しても英語はネイティブなみになるのは可能であり、まずは日本語をマスターしたがいいと。
は、逆の言い方をすれば「今のうちに日本語を学ばないと、日本語を学ぶ機会はもうありませんよ(外国語として日本語を学ぶなら別です)」ということです。

いくら両親が日本人で外国であっても日本語を使って生活するといっても、テレビも中国語・商品も中国語・電車に乗るのも中国語ですから、まず中国語の影響を排除することは出来ません。そのうえで学習するのに使用する言語を英語にするのか、日本語にするのかを選択するわけですから、今後の彼の頭の中には、理論を構成するための英語+日常に不可欠な中国語+家で使うだけの日本語、になることは間違いないのです。

日本人学校なら、理論を構築し家庭や友人とコミュニケーションする日本語+日常に不可欠な中国語、になると思います。

ですから、小学校を卒業し次の移転先に行かれる時に、英語で考える息子さんと一緒にいくのか、日本語で考える息子さんと行くのか、という選択になるといえます。
もともとは日本人ですから日本人学校で小学校を終えてから中学以上でインターナショナルスクールに移転しても、母国語としての日本語基礎(ただし基礎だけ)は身についているでしょうが、小学校からインターナショナルなら、もう日本人学校には後戻りできませんし、する意味もありません。

またその後も問題もあります。残念ながら現状の日本では、日本語をキチンと理解できない帰国子女に対して、中学や高校の受け皿が多くありません。東京や大阪にしかないのが現状であり、キャリアとして有効に使えるかも難しいでしょう。

逆に息子さんが高校ぐらいになっても赴任先にいるのならば、息子さんとしては日本に帰国して大学教育を受ける意味はまったくないでしょう。英語ができるならばアメリカでもイギリスでも、またインドやシンガポールなどでも高度な教育を受けることができるからです。

しかしそうなると、息子さんは日本人であって全く日本のことを知らない日本人になるということです。
最近ではカズオ・イシグロという日系作家が有名ですので、このようになる可能性も高いということです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%82%BA% …
(カズオ・イシグロ、長崎生まれの両親とも日本人。幼少期に渡英したため英語で教育を受け、成人後に英国籍を取得、日本人だが英国籍で日本語はほとんど話せず英語で小説を書く作家)

旦那様の仕事が一定の期間で日本に帰国し、その後日本で教育をうけるなら迷わず日本人学校に入れるべきだと思います。
帰国する可能性がほとんどないなら、息子さんの将来を忖度してインターナショナルスクールに入れるのもいいでしょう。ただし、後戻りできない選択になる可能性も高いです。

息子さんの将来を考えてご選択なされるのは重々承知していますが、日本経済の規模と地位の低下(少なくとも中国を抜き返してGDP2位になることはありえない)、日本語というローカル言語、ということを考えれば、今から英語を選択するのもありだと思います。
その代わり、日本人として生きることは難しくなるかもしれません。

最後に、しつけのことを書いておきます。
しつけは日本人の流儀でいいと思います。ルールやマナーは国によって流儀が違うとはいえ、原則的には「人を人たらしめるもの」だからです。
人を人たらしめる、ということは「動物ではない」ということでもあります。この場合の動物とは「欲望をコントロールできない者」ということです。
欲望を抑えるのは理性の力であり、それが人を人たらしめているのです。

それは、外国であっても文化が違っていても、通じることができると私は思います。もちろん誤解はしょうじることがあるでしょうが、尊敬も得ることも可能でしょう。
質問者様も私も日本人である以上、日本的な流儀でしかしつけをすることができません。
しかし、どのような流儀であれ「理性をコントロールする」ことが出来れば、その人は信頼されるようになります。

息子さんに「日本人であってほしい」のか「どこに行っても通用する人間」になってほしいのかで、選択肢は分かれるのではないかと思います。
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この回答へのお礼

大変長々と回答を頂き感謝します。
帰国子女の方からの回答であることも説得力がありました。

公文の先生のいう 母国語からマスターしたほうが・・という意見も理解できる一方、
phjさんのご意見も大変参考になりました。これからの日本経済や日本の大学にあまり期待がもてないということ、英語が必要な時代になってきたことから こういう悩みが出てきたのだと思います。
間違いなく、「どこに行っても通用する人間」になってほしいと思っていますので これから半年の間 家族で情報収集しながら選択したいと思います。

ありがとうございました!!

お礼日時:2011/07/02 17:44

こういうのを読んでいると、


インターナショナルスクールのほうがいいなぁと。思います。
http://media.yucasee.jp/posts/index/1191/1
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この回答へのお礼

スイスの留学の話は聞いたことがありました。
中国の富裕層ってすごいですね。子供の教育に家族全員で力をいれてるようですね。
5歳から留学?!日本では考えられないです。
それだけ、英語が必要になってきてるんですね。
貴重なご意見 ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/02 09:22

ウチの夫(日本人ではないですが)の例をご参考までに。


両親から母国語を学びながら、親の赴任先の国ではインターナショナルスクールに通って英語で学び、中学高校と母国に戻って普通の学校で母国語で学び、大学はまた別の国で英語で学び、就職先はまた別の英語圏の国へ・・・現在は完璧なバイリンガルです。国際結婚して日本に住んでます。親との会話や頭の中の難しい思考は母国語、私との会話は英語と日本語で、もうすぐトリリンガルとも言えるかもしれません。

「中学高校で留学しても英語はネイティブなみになるのは可能」というのは、日本に住む日本人からすればかなり稀なように思うのですが、個人のがんばり次第でしょうか。ネイティブ並になれずに帰国している人の方が多いように思います。
両親が日本語を話し、日本語学校に通ったら、外国にいながら正しい日本語と日本の常識は身につくと思いますが、グローバルな心はあまり育たないように思います。
世界を飛び回るような将来を思い描くなら、インターナショナルスクールがよろしいのではないかと思います。
以上、私の個人的な感想です。

外国で日本語学校で学んで現在に至る方からの回答もあるとよいですね。
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この回答へのお礼

旦那さまの貴重な経験を教えてくださりありがとうございます。

インターに通いながら 母国語を教えていくという選択もありますね。

日本語を私たちがどの程度まで教えれるか・・というと不安になるのですがこれは腹をきめて進むしかありません。英語はネイティブ並になることを望んではいますが、本人次第ですね。もちろんグローバルに育っては欲しいです。

世界を飛び回る人生ってとても素敵ですね。日本だけにとどまらず、いろんな国のことは知ってほしいし行動できる人間になってくれればと・・親の願望は尽きません。

貴重なご意見ありがとうございます。

お礼日時:2011/07/02 09:16

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