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年金の401Kに入っています。

今まで、掛け金をかけていて、運用指図をほとんどしていませんでした。

きちんと自分の資産を管理するために、運用をしていこうと思うのですが、
まったくわかりません。


401Kは一度入ると抜けることはできないようで、せっかくなので損はしないようにしたいと思っています。

SBIベネフィットシステムズの401Kに入っています。

401Kの運用等についての本や参考になるものがあれば教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

私の場合は琉球銀行DCを使用しています。


本当はお勧めしたい本がありますが、401Kでは特定の商品を勧める行為は確定拠出型年金法に抵触する恐れがあるので、難しい事情があります。
そこで401Kの考え方の例を挙げる事にします。
私は運用に関してはQ&Aで回答していますので、しばらくは回答例を見られるようにしておきます。

まずはコストについて考えてみましょう。
投資信託を選択すれば信託報酬がかかりますね。
現在は凍結されている特別法人税は年1.173%が将来、課税される可能性があります。
つまり、投資信託で運用する場合は「信託報酬+特別法人税」が実質コストになるので注意が必要です。
では、機関投資家がどれぐらいの期待リターンを考えているのかの例としてKKRのデータを参考URLの7Pに載っていますので、こちらをみてください。
まずは、外国債券の場合だと物価調整後で年1.05%となっていますので、仮に外国債券に投資する投資信託ならば、インフレ率を0%とするのならば年1.05%から信託報酬と特別法人税を差し引けば外国債券の期待リターンがでてきます。
同様に株式についても計算できます、ただし、KKRのデータではどのアセットクラスでもインフレ率が高まると期待リターンは高まっていく計算なので、日本のインフレ率をどう設定するのかを考えておきましょう。
損をしたくなければ、期待リターンがマイナスにならないように注意する事です。
更に、今の定期預金利率では特別法人税が課税されると確実に元本が割れますから、その点も注意を要します。

疑問に思ったかも知れないですがKKRでは金利の安い国内債券と金利の高い外国債券の期待リターンは大きく変わらない(コスト分だけ外国債券の方が低くなっている)と見込んでいるのです。
これは「高金利通貨は長期的に下落していく」からなんです(何故ならばマーケットは効率的と考えられるから)。

バリュー株について説明しておきます。
実際のデータではバリュー株の実績リターンがグロース株を上回る現象が各国の株式市場で見られます。
これはアノマリー現象なのか、それともファーマ=フレンチの3ファクターモデルで説明されるリスクプレミアムなのか意見が分かれています。
小型株についても大型株に対して超過リターンが出るなどの現象が出てきています。
SBIベネフィットシステムズの物だと、どうしても日本株アクティブ運用しか選択できませんが、バリュー株が今後ともグロース株に対して超過リターンをもたらすと考えるのならば面白い選択肢です。
注意点は、日本株が21年間も長期にわたって低迷している状態は考えておくべきでしょう。

まとめると・・・
コスト要因:特別法人税、信託報酬
外国債券の期待リターン:外国債券は高金利ですが、期待リターンは円金利並み
ファーマ=フレンチの3ファクターモデルによると小型株、バリュー株にプレミアムが付くと考えられる、しかし、本当のところは分かっていないし、小型株は株価変動が大きく、バリュー株は何らかの財務リスクを抱えていると考えられる為、景気後退局面では注意が必要です。

>きちんと自分の資産を管理するために、運用をしていこうと思うのですが、まったくわかりません。
まずは質問者様のリスク許容度がどの程度なのか?を「金額ベース」で把握しておき、それにしたがって運用商品を決めていく方法が考えられます。
例えば、30万円の損失までは耐えられるのならば、リスクのデータから大雑把な損失額を見積もっておくのが良いでしょう。
1つ例を挙げます。
現在、100万円をMSCI-KOKUSAI連動型インデックスファンドに投資しており、リスクは19.5%(1年あたりの標準偏差で表す)で、期待リターンは年4.15%、信託報酬は年0.2625%です、前提として正規分布に従う物とします。
この条件では期待リターンは4.15%-0.2625%=3.8875%となります。
つまり、1年後には約68%の確率で843875円~1233875円(3.8875%-19.5%~3.8875%+19.5%)、約95%の確率で648875円~1428875円(3.8875%-19.5%x2~3.8875%+19.5%x2)の範囲に収まると考えられます。
リスクを下げる有効な方法は「株式+債券」のような分散投資が有効です。
なお、債券の期待リターンがマイナスと考えられるのならば、定期預金を代用しても良い。

最終的な判断は自己責任です、ここに書かれた事は質問者様の方でも調べて慎重にご判断ください。

参考URL:http://www.kkr.or.jp/shikin/report220308-data.pdf
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2011/07/20 05:53

 損をしたくないなら、ローリスク ローリタンの商品を選んだほうが良いでしょう。


 投資信託や、株価は長期トレンドでは下記のようになっています。
 日本株の長期投資は、非常にリスクが高いのでご注意ください
 株価のトレンドを探るのに過去と現在の価格を比較する方法があります。
 


  頭の片隅に必ず入れておいたほうが良い、日経平均超長期スパン遅行線

   このような事になっているのは、世界を見渡す限り、日本だけです。

   金融危機、日本が一番、先進国の中でダメージが小さかったと言われるが

   株価を見ると、日本が一番、ダメージを受けています。

26年間の比較した株価です。現在の株価が26年前株価よりも安く推移。
  
   このような現象が起きているのがUSドルと日本株です。



       Y    O    H   L   C

      2011  10352.19 10891.60  8227.63  9965.09△ 

  1986 13136.87 18936.24 12881.50 18701.30▲

-------------------------------------------------------------------------

2010 10609.34 11408.17 8796.45 10228.92△

1985 11558.06 13128.94 11545.16 13113.32▲

-------------------------------------------------------------------------

2009 8991.21 10767.00 7021.28 10546.44△

1984 9927.11 11577.44 9703.35 11542.60▲


---------------------------------------------------------------------------


2008 15155.73 15156.66 6994.90 8859.56△

1983 8021.40 9893.82 7803.18 9893.82▲

---------------------------------------------------------------------------


2007 17322.50 18300.39 14669.85 15307.78

1982 7718.84 8026.99 6849.78 8016.67

--------------------------------------------------------------------------


2006 16294.65 17563.37 14045.53 17225.83

1981 7150.95 8019.14 6956.52 7681.84
 


2008年金融危機から、26年前の株価と現在の株価が安くなる逆転現象が起きてい    る。
   遅行スパン株価を、現在の株価が割り込みだすと、基本は、時間の経過と共に、
   乖離率が広がるのが通常です。
   少子高齢化、財政危機、日本経済衰退、何を織り込んでいるのか定かではありま
   せんが、このような現象は、通常なら起きない。
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