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こんにちは。
哲学専攻の大学4年生です。
現在、ゼミで使用するテキストの選考をしています。
また、個人的な読書としての思想書も探している最中です。
そこで、テキスト(哲学の本)の選考の参考になる情報を期待して、今回は当サービスを利用させていただきました。

探しているテキストに関することは、下記の通りです。なお、教えて!gooというサービスを使うのが初めてなので、なにか至らない点があればご指摘ください。どうぞよろしくお願いします。


〔1〕

まず、哲学専攻生のゼミで新たに使用するテキストについてです。
教授が寛容なため、基本的には生徒の意志が尊重されるので、題材はある程度自由に近いです。

前回まではマイケルサンデルの『これからの「正義」の話をしよう』という簡単なテキストを扱っていました。この本の地続きとして次はサンデルの『公共哲学』を読んで議論していくのが選択肢の一つになっております。
私個人としては、『これから~』で少し飽きがきてしまいました。(というのも『これから~』は具体的な事例がたくさんのっているのは面白いのですが、読んでいてドキドキ感があまりないというか、知的好奇心は満たされなかったです。それに、読んでいて論理的にここの箇所はどうだろう?と疑問に思うところもありました。)

題材は自由といいましたが、一応条件というか、選考するうえで考慮におくべき点があります。
それは
・思弁的すぎないこと
・なにか現実へのつながりなるものがあればなおよい
とのことです。これは現在のゼミの方針がそういう方向性だからです。
ですので、前回はサンデルのようなわかりやすい実践哲学が選ばれました。
内容次第では当然実践哲学でなくともかまいません。
実際、教授はカントやヘーゲル、ハイデガーなどを専門として、相当研究なされてます。

なにか面白い本の情報があれば、どうぞよろしくお願いします。


〔2〕

つぎに、私個人の読書に関することです。

まずは、最近読んだ本をさっとあげてみますと、大庭健『善と悪』、竹田青嗣『はじめてのヘーゲル『精神現象学』』、『ニーチェ入門』、岩田靖夫『よく生きる』などです。
中島義道の『悪について』を読書中です。

これらの本はとても面白かったです。とくに、竹田青嗣の『ニーチェ入門』は好きです。
影響を受けて、「高い」人間のモデルを設定して憧れて生きています。
実存に興味があって哲学を専攻したというのもあります。結局実存に関する本はほとんど読んでないのですが。

ニーチェやヘーゲルの翻訳は読まずに、とてもわかりやすいが本質的な解説書を読むのが好きです。

また、最近読んだ本ではないですが、
西谷啓治『宗教とは何か』を途中まで読み、とても知的好奇心が震え立ちました。
実在の実在的な実現、当時ハッとさせられました。実在哲学というのでしょうか?
難解なので、途中までなのですが・・・。また機会があればチャレンジしたいですね。
『宗教とは何か』を知っている方がいましたら、これに類する本も教えてほしいです。


対して、哲学を専攻したのちに強制的に勉強することになった中世の哲学やカントの純粋理性批判には全く興味がわきませんでした。


だらだらと読書に関する自己PRを書きましたが、こんな私にオススメの本はあるでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

「宮沢賢治の思想」・・・・そのうち「農民芸術概論綱要」


http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/2386_ …

童話や詩で有名な賢治は、一方で独特の思想を持ち、
あまつさえ農村コミュニティーを主宰して、実践しようとした。
昭和初期の工業化により個人が埋没していく中、一方で
共産主義がおこり、対極にファシズムが台頭する時代に、
全く独自に異端な思想(生きること自体を芸術にしよう)を
編み出し、孤独なチャレンジと悲惨な結果に終わる。
そうした既成の社会思想が限界を呈している中、忘れられた
異端の中に、見過ごされた可能性を見出せるのではないか。
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