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がんなどの放射線治療において
1週間に10Gyを照射する際、1日2Gyを5日間照射するなどの例があると思うのですが。

2Gyを照射するとはどういうことなのでしょうか?
がんなどの質量を評価できているということでしょうか?

以前実験でX線源を使った際は1.5Gy/minくらいの線源を用いて
2分照射して3Gy照射したとしましたが、
形状や質量によってこれは変わってくるんじゃないかなと思いました。

質問が煩雑となってしまい申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

#1のものです。



>では線量率が1Gy/minの放射線を1分間
>1kgの物体にあてると1Jで10kgの物体にあてると10Jのエネルギーを与えることになるのでしょうか?

その通りです。
ただ、物体に厚みがあると奥の方では線量が弱まりますのでその分エネルギー量が小さくなります。吸収による減衰が無視できるほど薄く広い物体が10kgでそこに一様に1Gyの放射線を浴びせたら10Jのエネルギーを受けることになります。


>極端な話をすると地球にあてるととんでもないエネルギー付与になると思いますが、同じ時間照射して物体の質量の違いでエネルギーは変わるものなのでしょうか?

上記で述べているように、物体による放射線の吸収で放射線自体が減衰してしまいますので全体的に一様に1Gyの放射線を与える、ということは殆ど無理でしょう。
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Gyという単位は当てる放射線の線量を表す単位で、受ける側の質量は関係ありません。

放射線の強さ×時間で決まる量になります。

1Gyの放射線を1kgの物体に当てると1Jのエネルギーを受けるということになり、同じ線量の放射線であれば質量に比例して受けるエネルギーは大きくなります。

生体に与える影響は放射線の質によって異なり、その換算係数を線量にかけたものが線量当量であり、SI単位系ではSvの単位で示します。

この回答への補足

回答どうもありがとうございます。
それに関して質問なのですが、

では線量率が1Gy/minの放射線を1分間
1kgの物体にあてると1Jで10kgの物体にあてると10Jのエネルギーを与えることになるのでしょうか?

極端な話をすると地球にあてるととんでもないエネルギー付与になると思いますが、同じ時間照射して物体の質量の違いでエネルギーは変わるものなのでしょうか?

補足日時:2011/07/08 00:49
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