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こんにちは。

高1駿台全国模試と全統高1模試についてなのですが、偏差値上ではこの2つの模試はかなりのレベル差があるように思えます。
その根拠としては、東大文IIIの合格可能ライン(B判定、60%以上)が、駿台では偏差値63となっているのに対し、全統では偏差値75と、12もの差があります。
京大文学部についても駿台61に対し、全統72.5と、同程度の差があります。
私立を含めた他大学においても、総じて10前後の偏差値差があり、両者の偏差値を単純に絶対比較する事は到底出来ないものと思っています。
そこで、最初の質問ですが、受験界の共通認識として、駿台全国模試と全統模試との一般的な偏差値差がどの程度と考えられているのでしょうか?

次ですが、駿台全国模試では、受験者数が多い高校が冊子に掲載されています。
これは、恐らく学校受験が大半だと思いますが、学校名を見る限り、中学入試における日能研偏差値が50~60程度の高校が多く、60~65程度の進学校が5校程度、一校のみ偏差値70クラスの高校が学校受験していましたが、その他の最上位校は比較的少数(個人)参加でした。個人的感想として、この程度の受験層が主体の模試での偏差値60程度で東大や京大が狙えるのかと疑問に思いました。高3の駿台模試ならば上位校も多数参加してくるのでしょうが、そうでない層も新たに入ってくるので、平均レベルはそんなに変わらないのでしょうか?

また、高1の時点では、中高一貫校がカリキュラム的に圧倒的優位と思われるので、中高一貫校の生徒が多数派のこの模試において、国公立高校の生徒は不利な状況であり、偏差値が出にくいのいう側面もあるのでしょうか?

前と重複する部分がありますが、駿台模試でその程度の受験層なのだから、全統模試の受験層はかなり低いと考えて良いでしょうか?

以上、かなり長くなってしまいましたが、宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

もう少し時間がたてば偏差値に詳しい方々の、詳細な書き込みがあると思いますので


その方々が回答されないようなことを補足で書き込みます。

ご存知のとおり受験者数が違いますが、どちらの模試も充分に信頼がおけるものです。
私は偏差値の違いなどは気にしなかったし、それぞれの模試でB判定以上がでることを
目標にしていました。

ただ私のように文系学部へ行った人間からすれば、理系学部における駿台の信頼性に比べれば
文系学部における駿台の評価は、時々?というところはありました。
(例えば関西における神戸大学文系学部の合格ラインが、駿台のほうが河合より低いなど
 河合の神戸の合格ラインのほうが厳しいけれど、同級生の受験結果は河合のほうが信頼性が
 高かった。)


私だけではなく、巷でもそういう意見はよく聞きます。
理系学部(特に医学部)は駿台のほうが優秀な生徒は多いと思いますし、毎年発表されている
難関大学合格者も駿台が河合を上回っています。
この数の違いが両校の優秀層の力の差を表していると思います。

といって河合の合格者も相当に立派な数字です。

私は関西の高校出身ですが(小さい頃からいろんな都市にすみましたが)、関西の進学高校でも
高3になると、ほとんど両方の模試を受けていましたよ。
学校指定は河合全統、個人で駿台模試をという感じです。
学校指定が全統のほうが多いのは受験者数が多く、それだけサンプル数が多いので、
いろんなレベルの学生の指標となるからです。

どちらの模試も信頼できるものだから、優秀層がどちらが多いなどの心配は、
あまりされないほうが良いかと思います。
あなたが東大や京大、国立大医学部を狙うならば駿台のほうが良いと思いますが。

最後に日能研の偏差値だけれど、前述したとおり私は関西の高校出身、
大学は東京にある大学だったので、家庭教師や塾のアルバイトなどをして、
関東の中学高校生を教えて感じたことは、日能研の偏差値は東京の私立中学のほうが
関西の私立中学よりも高めに偏差値が出ていると思いましたね。

これは国立大学志向の強い関西と、早慶を含めて私大人気のある関東との違いによるものが
大きいからだと思います。

また大阪などでは日能研の塾生が少なく、他の塾の合格者が圧倒的に多い私立中学などでは
日能研の偏差値は40台と、現実とはかけ離れた数字が出されています。

サンプル数が少ないのが理由ですが、地元地域の実情がわかっているのかなと疑問に思うことも
あります。

大阪3学区や4学区のトップ進学高校の併願となっている私立高校(いわゆる高入組)の、
併設中学の入試(いわゆる内部進学組)の偏差値は、どこもかしこも日能研の偏差値は
40台、でもそういう私立一貫高校の進学実績は圧倒的に内部組が優秀だということです。
これらの中堅私立中学というのは日能研は対象外なんですよ。
あくまで灘中や東大寺学園中というところしか眼中にありません。

週刊誌などでは偏差値40台のお買い得の学校から東大へ、なんて興味を引くような
見出しが載っていますが、からくり、実態はこういうことです。
そもそも学区トップ高校の併願私立校、そしてその私立中学の偏差値が40台であるわけが
ないのです。
はたまた偏差値40台の高校から、東大や京大に10名以上も合格できるわけがないのです。

こと大阪府内(関西地方)の中学受験の偏差値は、大阪で最も受験者数の多い
別の模試の偏差値のほうが信頼できます。
ただし、この模試は灘中志望の人間は受験しませんが。

要は何度も書き込みますが塾や模試のターゲットの層が違うということです。

何が言いたいかというと、偏差値の数字って、こういう面もあるということです。
中学受験に比べれば、地域差もないし疑問に思うことも少ないのが、
大学受験における駿台・河合の偏差値です。

もちろん東大理IIIや京大医学部受験層となると、鉄緑会といった最難関塾での試験も
あるので、河合あたりの模試は受けない人も多いです。
でも心配されるような実力差は、河合と駿台ではありませんよ。

大事なことは自分の勉強計画や志望する学部(理系か文系か)で模試を選んでいけば
良いと思います。
もちろん予備校も自分に合うほうを選べばよいわけです。
駿台は理系を重視しすぎると思えば河合にいけばよいことです。
逆に理系に優秀層が多いからいいなと思えば駿台へいけばいいのです。

これだけの規模を誇る両校、及び両校の模試は、充分に信頼できるものですから。
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この回答へのお礼

丁寧にありがとうございます。
確かに、受験層の違いと割り切った方が良いかもしれないですね。
関西圏の中学入試についてですが、灘や東大寺をターゲットにしてるのは希学園や浜学園ではないでしょうか。日能研も上位校に多数の合格者を出していますが、母集団が大きいですから、合格率という面ではそれ程でもない印象です。
駿台は理系が強いみたいですね。大学受験向け公開模試では全統模試が最も受験者数が多いので、全てのベースとして適切かと思いますが、駿台と全統の偏差値差が数学が最も大きかったです。

お礼日時:2011/07/17 07:16

ちょっとだけ補足しておきますね。

読み捨ててもらって構いません。
予備校模試でも、模試だけ受験した人をその予備校の「合格者」に挙げることはありません。
また、高一では、河合塾の模試と、駿台の模試では、規模はかなり違うはずです。どの回というのにもよるので、はっきりとは言えないんですが。駿台の模試は全国模試というには、ちょっと微妙の規模のはずです。
高校の模試では、上位大学者のみを競わせる難関模試と、センター試験や大学受験者層全体を把握しようとする総合模試があります。
一例ですが、東大合格者の1/3以上は、高3後期まで、場合によっては、入試自体まで、難関模試の受験をしない層があります。逆に、超がつく、難関高は、総合模試を受験しないトコも多いです。で、入試においてなかなか動向がつかめないのは前者なんです。毎年の結果数字を見るとき、後者はある意味、限られた高校での指定席の取り合いに過ぎない面があるんで。
その意味だと、総合模試の成績表は受験後資料(進路の先生が分厚い冊子や専用のサイトを把握しているはず)を見ておくのも良いかと思いますよ。
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この回答へのお礼

受験者数は、駿台が2万人程度、河合塾が5万人程度でした。
この差をどう考えるかは人それぞれかもしれませんが、個人的には、駿台模試がいくらハイレベル模試であっても、2万人中の平均を取るのはそれほど難しい事では無いように思えます。偏差値的には、MARCHでA~C判定が出るくらいです。
ただ、やはり相当数の上位校が学校受験(あるいは個人受験)しており、ピラミッドの頂上層は、狙わないとなかなか入れないのも事実です。
上位2000位(10%)程度で東大文IIIがB判定、3000位(15%)程度で京大文学部がB判定が出るのは駿台だけでしょう。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/19 10:07

受験者層とか良くいわれる模試のレベルよりも、受験者数、規模の違いの方が多いのでは。



規模が大きい模試は、標準偏差が小さくなるように、模試の問題を作ります。標準偏差が小さいと、平均点よりも上の偏差値はより高く、平均点よりも低い偏差値はより低く出ます。
そういう模試の方が、人と人の差がつきやすいので、判定をはっきり出せるんですね。

お手元にある資料で、中堅大とトップ大の合格ラインの差を見てみてください。

なお、模試間を比較する場合、得点ごとの偏差値対照表を作って比較します。安易に、A模試の偏差値にいくつ足したらB模試だよ、という人がいたら、模試については詳しくないと思って良いですよ。(そういう先生が進路指導する人万が一いたら信用できないと思って良いです)
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この回答へのお礼

参考になりました。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/07/18 17:33

>受験界の共通認識として、駿台全国模試と全統模試との一般的な偏差値差がどの程度と考えられているのでしょうか?



 手元の受験情報雑誌の付録の偏差値一覧(高3の模試)を見ると、河合と駿台の数字の差は3~7くらいですね。


>学校名を見る限り、中学入試における日能研偏差値が50~60程度の高校が多く、60~65程度の進学校が5校程度、一校のみ偏差値70クラスの高校が学校受験していましたが、その他の最上位校は比較的少数(個人)参加でした。

 偏差値50台の学校はその辺にいくらでもあるでしょうが、70台の学校なんて隣の県まで含めても数えるくらいしかないはずです。より正確に言うと、偏差値70台を許される学校の数が元々わずかなのです。ですから、50台の学校ばかりなのは当然のことなのです。「クラスの女子に美人が1人しかいない。あとはフツウのばっか」と嘆いても仕方ありません。1人しかいないから美人なのです。1人しかいないカワイイ子を美人と呼ぶ が正しい表現ですね。


>個人的感想として、この程度の受験層が主体の模試での偏差値60程度で東大や京大が狙えるのかと疑問に思いました。

 確か大昔の河合の模試のチラシに、「高1、高2模試の結果なんてアテになりませんぞ」といったようなことをソフトな表現で書いてあった気がします。それはさておき、中学入試で偏差値50を超える学校が多いんだったら、それは全国的に言ったらかなりの上位層ばかりということになります。何たって大多数を占める公立中は「偏差値ナシのボーダーフリー」なんですから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
あなたの手元の資料についてなんですが、駿台はおそらくB判定の数値と思われますが、河合もB判定でよろしいでしょうか?
河合がネットで公開している数値はあくまでボーダーゾーンで、B判定はゾーンの数値が高い方+2.5となっています。
例えば、東大文III70.0~72.5ですと、72.5+2.5で75がB判定の下限となります。

日能研の偏差値云々についてですが、日能研というのは難関校向けの模試ではなく、中堅校志望者向けの模試です。
その模試で50~60が中心レベル、65以上の上位校も一部受験という情報だけでは、あまりハイレベルな印象を持てませんが、下を見ていくと、当然、日能研では、日能研で偏差値50以下の層が半分程度存在しますが、駿台模試では、そのような層は比較的少ない印象はあります。下のレベルが限定されているからこそ、平均値では質の高いレベルをキープ出来るのかもしれませんね。

お礼日時:2011/07/17 11:31

お礼欄でおっしゃったとおりです。



あくまで浜学園や希がそうなのですが、他の塾も(日能研も含めて)宣伝をかねて
灘や東大寺等がメインであり、その他(洛星、洛南、西大和、神戸女学院、四天王寺、星光学院)が
ターゲットということです。

逆に大阪南部の3学区や4学区にある私立中学あたりは、まったく別の塾の数校が強いですから
このへんの私立中学の偏差値はとんでもなく低い値が出ています。

また昔からの伝統校(大教大附属高など)の偏差値は、相変わらず高めにでていて
何となく時代に乗り遅れているような気がします。
こう感じているのは私だけではないような気がします。

また関東の偏差値が関西より高めというのは
東京の専修大松戸や大妻や帝京クラスの中学が、
関西の清風南海や大阪桐蔭よりも高い偏差値ですからね。
どうみても進学実績は清風南海のほうが圧倒的に良いと思うのですが。

豊島岡女子で兵庫の甲陽学院よりも偏差値は高いですからね。
両校を知る者として、この違いはどこから来るのと思います。
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この回答へのお礼

なかなか中学受験事情にお詳しく、やりとりをしているうちに楽しくなって来ました。
確かに、首都圏の方が関西より偏差値が高く出やすいという傾向はあると思いますが、日能研は全国ネットワークですし、修正が必要な程の大差はないでしょう。
個人的イメージとして、希・浜・サピックスの上位層は、本気で上位校合格を目指しており、日能研あたりの平均レベル以下の層は、小学校でちょっと出来る程度で、受験勉強に費やす時間も前者とは比較にならないと思っています。正直、日能研で偏差値55以下のレベルはどんぐりの背比べです。いつから勉強を始めたかとか、親にどれくらい教育投資してもらったかとか、純粋な学力とは無関係な部分に大きく左右されてると思います。最初の偏差値が低くても、ちょっとやればすぐ偏差値55、真面目にやれば65までは早いでしょう。本当の勝負、つまり、最上位校の枠を争う、いわば最終予選はそこから始まると思います。
あと、西日本は理系が強いふうに感じています。灘が理IIIや京医にあれだけの合格者を出しているのは偶然ではないでしょう。
偏差値が実態と乖離している例では、あなたがおっしゃられた学校もそうだと思いますが、かつて西日本御三家と言われたラサールや愛光も、偏差値的にはかなりのバーゲン価格になっています。
両校とも、全盛期と比較すれば東大合格者数は寂しいものですが、名門ラサールが攻玉社や國學院久我山よりも下であるなど、受験に詳しい方なら誰も認めないでしょう。愛光も東大に25名程度、東大理Iと同レベルとされる国公立医学部医学科に40~50名程度の合格者を出す全国屈指の進学校ですが、逗子開成や鎌倉学園よりも下など笑止千万、とんでもないジョークです。
地方は層が薄いので、都市部のトップ校にすべった生徒が入学し、それにより偏差値が低くなっている側面はあるかもしれませんが、地方にも偏差値75を超える秀才は存在し、彼らは選択の余地が無いので、見かけの偏差値では実力よりかなり低い学校に進学し、結果として東大や国立医学部に合格するケースも多いと思います。
豊島岡女子や渋谷渋谷は、近年急激に偏差値が上がってきている印象です。大学合格実績に反映されるのはもう少し先かもしれません。

お礼日時:2011/07/17 09:17

偏差値が低いとの位置付けの学校の入試の場合には、


奇妙な知識要求問題が増えやすい、という傾向が御座いますので、
模擬試験の場合にも両方の考え方への慣れが必要になりますから、
残念ながら、比較を為さらない方が遥かに望ましいでしょう。

この回答への補足

すいません、ちょっと主旨が違うみたいです。
仰られている事は分かるのですが、質問に対する回答を求めています。

補足日時:2011/07/17 05:59
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この回答へのお礼

まあどうも

お礼日時:2011/07/25 16:42

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