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今、ラックスマンの505uを使っており大満足ですが、今後のバージョンアップも検討しようと思います。

私の好みの音は、繊細さというよりは柔らかく艶のある音です。

ちなみに今のサウンドシステムです。

スピーカ:MENTOR6 ダリ製
アンプ  :505u ラックスマン製
DAC :DA200 ラックスマン製
PC    :Think Pad IBM製の中古

(1)505uより上級機種ではアンプだけが高級になってつりあいがとれないのでしょか。
(2)507uや509u等の上級機種の音質はどうなのでしょうか。
 柔らかく艶のある音がでますでしょうか。
(3)スピーカとの相性はどうでしょうか。

以上よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

まず、「大満足しているアンプ」を買い換える必要があるのかどうか、疑問です。



さらに言うと、L-507uにしてもL-509uにしても、L-505uとは違ってややアキュレートな方向に振られると個人的には思います。だから、アンプの更改は解像度や情報量は増えても、お好みの「柔らかく艶のある音」にはならない可能性があります。

候補機を強いて挙げればSQ-38uですかね。真空管アンプらしい。。。といえば語弊があるかもしれませんが、確かにソフトで艶っぽい音は出てきます。そのへんは店頭で確かめてください。

繰り返しますが、満足しているシステムをわざわざグレードアップすることはないと思います。ケーブルの付け替え等で「味付け」をちょっと変えてみる。。。という方法もあるのではないでしょうか。

また、もしもアンプの電源ケーブルが付属品のままならば、市販ケーブルに取り替えてみてください(店頭市販品ならば、できれば定価5万円以上のもの)。ひと味違います。
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現在のシステムが出す音に大変満足されていらっしゃるとのことですが、ラックスマン 505u やその上級機は「柔らかく艶のある音」に特徴があるアンプではありませんので「繊細さというよりは柔らかく艶のある音」を奏でている最大の要因は DALI MENTAR 6 にあり、アンプ及び DAC を変えても「もっと柔らかく艶のある音」にはならないだろうと思います。



DALI MENTAR 6 は 16cm コーン Mid-Bass ユニット と 28mm ドーム Tweeter ユニットのチューニングが「柔らかく艶のある音」を醸し出す絶妙なチューニングになっているもので、この特徴を出すために 28mm ドーム Tweeter ユニットは敢えて 12kHz から LPF (Low Pass Filter) でカットして、音色には殆ど関係のない超高域には超高域まで Flat な Ribbon Tweeter を採用しているのだろうと思います。

また、ラックスマン DA200 も「柔らかく艶のある音」という DAC ではありません。

私は TIBB (Texas Instruments Burr Brown) 社製 DAC チップを用いた DAC 製品の音を追っているわけではないので詳しくはないのですが、TIBB 社製 AD1704 DAC チップを 4 連装で用いた DENON DVD5000N を愛用していた頃の記憶からは TIBB 社製 DAC チップを用いた DAC 製品の多くは「繊細さ」とか「解像感」といった微細な音色変化の再現に注力する一方で迫力とか猛々しさといったダイナミック感は抑制して安定感を前面に出した大人しい (温和しいではない) 音というイメージがあります。

DAC に関しては Philips 社の DAC ばかり追ってきたのですが「柔らかく艶のある音」と言えば DAC7 と呼ばれるようになった一連の Philips 社製 DAC チップ群 (SAA7331、SAA7335、SAA7350・・・特に SAA7350+TDA1547 が DAC7 と呼ばれています) が有名ですね。・・・私は SAA シリーズの音が好みではなく、TDA1541A-S1 DAC チップを用いた製品ばかり 3 台も乗り換えてきたのですが・・・。

SAA7331~SAA7350 の DAC チップはいずれも Bit Depth 型 Single Bit DAC と呼ばれる方式の DAC チップで、Philips 社以外のメーカーが作っていた、Bit Depth 型とは異なる Bit Width 型の Single Bit DAC も殆どのものが「柔らかく艶のある音」を出す傾向があり、「柔らかく艶のある音」という表現は DAC7 系 DAC を用いた Philips 社の LHH500 とか LHH300 といった銘 CD プレーヤーが高評価を受けていた頃に定着した音の傾向だろうと思います。

残念ながら現在は Single Bit DAC チップを用いた DAC 製品が殆どなく、Multi Bit (正確には Multi-Stage Single Bit?) 型の TIBB 社製 DAC チップや CLCS (Cirrus Logics Crystal Semiconductor) 社製 DAC チップを用いたものばかりですので、DAC7 や他の Single Bit DAC はマニアの自作や Kit 製品、或いは海外のマイナーなメーカー製ぐらいしかないようです。

昔ならば DAC7 の DAC を使うことによって確実に「更なる、柔らかく艶のある音」に持って行けたのですが、今では DAC でその方向に持って行くのは困難ですね。

同様にアンプで「更なる、柔らかく艶のある音」に持って行くにはラックスマンのアンプを手放して他のアンプに代えなければならず、決断にはかなりの勇気が要ると思います・・・試聴には充分な時間を採らなければ・・・。

最も安全なバージョンアップは対面側 (後方) や両側の壁にカーテンを垂らして高域反射を制御したり、MENTAR 6 の 28mm ドーム Tweeter 周囲に防振テープを貼ってメタル・バッフル部の共振を制御したりといったスピーカーや部屋の環境に手を入れることでしょう。・・・これならば何時でも元に戻せますので、幾らでも試行錯誤を繰り返すことができます。

スピーカー・ケーブルを太いものに変えるというのも「柔らかく艶のある音」を目指す手法として効果的です・・・ただし太ければ「柔らかく艶のある音」になるというわけでもないので、試行錯誤が必要です。

いろいろと試行錯誤を繰り返す出費を考えると案外アンプ 1 台分ぐらいはかかってしまうものですので(笑)、現在のシステムを好みの音へと自ら手を入れるチューンナップするのが一番だと思いますよ・・・その方が長く、深く、楽しめますし(^_^)/。
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