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現代語で浄瑠璃を作りたいと思っています。

現代の(あるいは現代に置き換えられる)物語で、浄瑠璃にしたら面白いんじゃないか、というネタがあれば教えてください(小説などからでも結構です)

A 回答 (2件)

連投申し訳ありません。



「浄瑠璃」というのを、「語り物の浄瑠璃節」と理解して前の回答をしましたが、
もしかして、
「文楽人形を使い、現代語で上演する、新作の人形劇を作りたい」
というのがご質問の趣旨でしょうか?

であれば、「新作の人形劇」という部分に重点を置いて、再質問なさったほうが有効な回答が付きやすいと思います。
浄瑠璃をよく知らない人は多いと思いますが、
文楽人形を見たことがある人、人形劇によさそうな原作を知っている人なら、たくさんいると思います。

個人的には、文楽人形に洋服は似合いそうにないので、
ファンタジーがいいのではないかと思います。ゲームの人形劇化とか楽しそうです。
モンスターや特殊効果も、人間の劇にくらべると簡単にできますし(笑)。

この回答への補足

どうも回答ありがとうございます。確かに現代を舞台にした新作の浄瑠璃を作りたい、という趣旨だったのですが、人形まで用意して、というほど本格的なものではなく、飽くまで音楽としての側面から義太夫節を作ってみたい、という趣旨です。
確かに現代を舞台にはしますが、自分もファンタジーや耽美的な作風好きな人間なので、古典を現代に翻案して作りたいと考えています。
ゲームの人形劇化ですか。最近のはどんなのなのか分かりませんが、小説に限らず物語として面白ければ、そういう試みもいいかもしれませんね!

前の回答も合わせて、大変参考になりました。

補足日時:2011/08/04 20:38
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現代語で五七調の文章を書いて、それを浄瑠璃の節回しに乗せて、語る、ということでいいでしょうか?


浄瑠璃の重厚さは、かなり損なわれるかもしれないですね。
また、浄瑠璃の聞き取りにくさは、独特のリズムや、フツウの会話とはまったく違う、単語の一部を急に伸ばすような節回しのせいも大きいと思うので、
現代語にすれば、意味が聞き取りやすくなる、というものでもないかもしれません。

とりあえず。既存の浄瑠璃作品を現代語に訳すことは、おやりになっているでしょうか?
まだでしたら、まず、何本か訳してみるといいと思います。
八百屋お七などでしたら、浄瑠璃としても初期作品なので比較的文章もライトですし、充分現代の話にできると思います。
近松も、内容的には現代の話にしやすいと思います。冥途の飛脚とか。
時代物はやはりやりにくいだろうなと思いますが、
忠臣蔵などの「江戸のお侍」の話よりは、義経千本桜などの源平もののほうが、現代日本の常識に合わなくても、聞くほうは付いていきやすいかもしれません。

浄瑠璃は、今は存在しない、掛詞や縁語、序言葉などを駆使した複雑なレトリックによって組み立てられています。
単純な古文ではありません。
たとえば、歌舞伎の河竹黙阿弥の書くセリフは全て七五調ですが、七五調というだけでは浄瑠璃にはなりません。
黙阿弥作品には浄瑠璃も入っていますが、これはセリフとはまったく違う浄瑠璃用の文章です。
というように、「浄瑠璃用の現代文」というものを、一度作ってみる必要があるかもしれません。

「新たに浄瑠璃作品用にお話を作る」のと「浄瑠璃に向いた現代文を作る」のとを、一度に全てやるのは、けっこう難しくないでしょうか?
まず、今あるものを訳すことで、文章のほうをある程度練ってみるといいと思います。
また、今は殆ど上演しない浄瑠璃作品で、いいものはたくさんありますので、
そういうものを探して訳すのは、イチから新しいものを作るよりも完成度が高いものができる可能性がある上に、
過去の名作の再評価、という点でも文化的貢献度は高いと思います。

完全な新作を作るのは、過去作品をあるていどいじってからのほうが、効率いいのではないでしょうか?

すでに何本も現代語訳版を作ってらっしゃるのでしたら、申し訳ありません…。


一応、現代文に近いもので、比較的浄瑠璃にも近いジャンルの文章として、
「浪曲」があります。
参考になるかもしれません。
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