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テレビでは直ちに影響を及ぼすものではないと言っていますが実際には何μsv/hまでが安全なのですか?ちなみに私が住んでいる福島市は2か月位ずっと約1.18μsv/hです。
また自宅の土が約1.5μsv/hで芝が多いとこで2.0μsv/hです。7歳の娘と11カ月の息子がいます。ほとんど庭には出ませんがこの程度の線量は危険でしょうか?すぐに芝は剥がすべきでしょうか?去年新築で建てて一緒に12坪ほどの芝を張ったのですがもったいないような気がして・・・
東電に一般人が請求することって可能なんでしょうか?教えて下さい。

A 回答 (4件)

原子力関係の仕事をしており、今回の事故では災害派遣で福島県で放射線モニタリングやスクリーニング業務にも従事しました。


線量計をお持ちでしたら実際に計ってみれば分かることですが、空間線量率は場所が少し離れるだけ(家の中と外など)で数倍の違いがあります。そのため、空間線量率から年間の被ばく量を計算するのは非常に誤差が大きな推計になってしまいます。原子力発電所などでは、数値をデジタル表示で確認できるポケット線量計は予想外の高線量に対するアラームが主な目的で、計測値は参考程度です。実際の被ばく量は、常時身に着けているガラスバッジ式線量計での積算線量を1ヶ月ごとに解析して出しています。
福島県では文科省が学校等に対する調査の一環として、校庭などの線量測定に加え、教職員が線量計を身につけて学校滞在時間中の積算線量を計る調査をしており、結果は随時文科省のウェブページで公開されています。また、子供にガラスバッジを配布して家庭での時間を含め生活時間での積算線量を測定する調査もしていますが、まだ最初の1ヶ月の集計が出ていません。
ご自宅の構造、主な滞在空間、寝室の位置などにもよるとは思いますが、現在の主な線源が地面であることを考えれば、1日を通した平均被ばく線量率は野外での空間線量率よりかなり低くなると思われます。学校の調査では平均0.1μSv/h程度という結果が出ていました。

福島県のガラスバッジ集計結果が出ればかなり正確な予測ができると思いますが、1年間で5mSvを超える被ばくの可能性はほとんどなく、福島市など比較的線量の高い地域であってもほとんどの人は1mSv/年までに収まるのではないでしょうか。憶測ですが。

尚、食品の摂取による内部被ばくについては、厚労省の下の薬事・食品衛生審議会の部会で試算した結果が公表されています。セシウム牛肉が騒ぎになる前ですが、それを含めても結果は大きくは変わらないでしょう。内容は参考URL(PDF)をご覧下さい。

どこまでが安全なのかは分かっていません。100mSv/年未満では現在のところ統計上有意な影響は確認されていません。将来統計や解析の精度が上がればより低い被ばくでも影響が確認される可能性はあります。ただし、影響があったとしても非常に軽微なものであり、何のコストもなく避けられるのなら避けるに超したことはありませんが、そうでない(大多数の)場合は何も気にしないのが結局のところ一番リスクを低減できると思われます。
どこまでを「気にしない」レベルにするかは難しいところですが、放射線医学の専門家は成人で20mSv/年、乳幼児・妊婦で10mSv/年程度とする意見が主流のようです。

参考URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001ip0 …
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No,1です。



計算して見ると一ケタ間違っていましたね。17mSv/年となります。

年間100mSv浴びると確かに発ガンの可能性が出てくるとされていますが、実証はされていません。
250mSvを超える辺りからの可能性は指摘されています。

また、10と100では10倍違うだけでですが、発生するエネルギー現の強さとしては1000倍違います。
これは空間全周に広がるので3乗に比例する為です。

放射線が影響を与えるのは細胞分裂の活発な細胞から。
人間で言うと皮膚や血液などです。
これらは実験からも200mSv程度までは問題がありません。

ただし、胎児のように出産するまでに異常に細胞分裂が活発なものはもっと敏感に影響を受けますが、
出産後はそれほど心配は要りません。
(胎児の内は10ヶ月で数ミリの卵子から3000gに成長するのですから成長速度が極めて速い事が判ります。)

私は学生時代放射線の勉強をしていました。
しかし、昨今のWebサイトでは付け焼刃の知識で不安を煽る人が大勢いるので気を付けてください。
放射線は付け焼刃で理解できるほど簡単では有りません。
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現在測定されている数値に10を掛けて単位をミリシーベルトに直せば年間の線量に近い値になります。

つまり貴方の周辺では約10ミリシーベルト前後一年で浴びる可能性があります。
累積で100ミリシーベルトを超えるとがんの発生率が数%高くなるといわれています。
土壌の放射能は土ごと掘って新しい土を入れるのがベストだと思いますが、無理なら飛散を防ぐためにコンクリートを敷くのも方法の一つかもしれません。子供は放射能に対する感受性が高いので、できるなら放射能で汚染されてない地域へ疎開させた方が無難だと思いますが、無理なら外出するときはマスクをさせる等の内部被曝に対する防衛策をとりながら、定期的にホールボディカウントしてもらって下さい。ホールボディカウントの費用くらい東電に請求しちゃってください。1人では無理でしょうけど大人数でなおかつ法律の専門家を1人味方につければ道も開けましょう。
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放射性降下物が土に含まれているので芝を刈っても無理です。


せっかく張った芝はそのままでもかまいません。

人間は普通に生活していても2、4mSvの放射線を年間浴びているとされています。
これは自然に降り注ぐものや、人工物から浴びる放射線を含めます。

計算していませんが、質問者さんの量では年間2mSv行かない量では?
測定はガイガーカウンターで行ったものですよね。

最近WEBでガイガーカウンターを使って「発表は嘘だ!真相はこれ!!」みたいな感じでやっていますが、本来は間違った使い方で、年間分を測定するほど性能は良くありません。
年間分を測定するにはシンチレーション計測機という別の物を使います。

今一瞬の表面汚染度を調べるには向いているのですが・・・

これ以上書くと訳が分からなくなるのでやめておきます。

たとえ心配で芝を張りなおしたとしても学校の通学路とかも同じ様な値を示すはずなので全く無意味です。
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