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購入したAndroidタブレット(リチウムイオンバッテリー)の注意書きに、
新しいバッテリーは2,3回完全な充電と放電を繰り返した後使用しないと
十分な性能が発揮できないと書かれていました。

この注意書き、他の製品でも度々見るのですが、
なぜこのような作業をしないと性能が悪くなるのでしょうか。

このサイトで似たような質問を見つけ、そこには
「ニッケル水素電池はメモリー効果を防ぐために行うが、リチウムイオンでは関係ない」
との回答がありましたが、関係ないことを注意書きに書くでしょうか。。

注意書きにわざわざ書いてあるということは、
リチウムイオンでも最初に充放電を繰り返す意味があるということですよね。

A 回答 (3件)

リチウムイオンバッテリーにメモリー効果はほとんどありません。


ただしリチウムイオンバッテリにはバッテリの状態を管理するチップ(保護回路)が搭載されているのでそのチップが正確に過充電と過放電を行わない範囲を憶えるために2~3回充電と放電が必要なためそのような注意書きがあるのだと思います。
リチウムイオン電池は過放電と過充電と、満充電状態に近い状態での保存がバッテリーを劣化させる要因になりますので保護回路の制御はかなりの精度が必要になってきます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%81% …

少し回り道の説明をさせていただきましたがレノボのサイトにも書き方が違いますが保護回路のことを「内部ゲージ」として書いていることが今回の質問の回答になると思います。

http://www-06.ibm.com/jp/domino04/pc/support/Syl …

つまりリチウムイオンバッテリをうまく利用するためにはバッテリの管理をしている部分の定期的なリセットを行うことがベストでありそのリセットに正確性を持たすために2~3回の充電放電を推奨しているのだと思います。

最後に多少難しいのですがリチウムイオンバッテリーの解説がされているページをご紹介させていただきます。

http://www.baysun.net/ionbattery_story.html

ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/06 09:42

>リチウムイオンでも最初に充放電を繰り返す意味があるということですよね



そういうことです。
少ない容量しか充電しない場合、電池がその容量までしか充電しなくて良い事を記憶してしまうのです。これをメモリー効果と良いです。ですので、めいっぱい充電させる事で、使用できる容量が本来の性能値に近くなると言うのが注意書きの理由です。
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/06 09:41

リチウムイオン電池にもメモリー効果はあります。


ただ、ニッケル水素電池ほどではないだけです。
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この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/08/06 09:40

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