No.6ベストアンサー
- 回答日時:
1つ間違えてはならないのは、「広がる」という時に、広がり
のある空間の中に物質が広がる、というイメージを持っては
いけない、という事です。
それは、空間的、エネルギー的に小さな領域に暮す我々の、
近似的な錯覚(空間は平坦に延長される=ユークリッド空間)
であり、実際の時空は、物質の存在と運動によって、非ユーク
リッド的なのです。
つまり、質量密度が高ければ空間は閉ざされ、ちょうど球の
表面のように“端がない有限な広がり”のものになります。
「宇宙がビッグバンで広がる」と簡単に言っていますが、
そうした重力閉鎖したブラックホール状態から、どのように
拡大できるかは問題であり、量子トンネル効果やインフレー
ション理論など、様々な提案がなされています。
ただ、膨張すれば密度が低下し、重力閉鎖も大きくなるので、
「膨張すれば膨張する」ので、現状に矛盾はありません。
しかし、本来、重力によって膨張速度が(端における初期の
光速膨張が)低下すれば、137億年経った時に137億光年先
には到達できず、背景輻射は消えるはずなのに、いまだに観察
される事実を説明すべく、「斥力がある」とか「初期に超光速
で広がった」といった諸説が唱えられています。
しかし量子論的に考えると、認識によって宇宙が生じる=自己
(現在/感受/光速)から過去(記憶/時間/超光速)と
未来(予測/空間/光速下)が対発生していると考えれば、
その基底としての時空が広がる(時間経過=空間膨張)のは
当然のことです。
全ての存在は量子的な不確定性(確率波動)に基づいており、
無限に詰め込むと存在確率の山が平らになって、無と等しく
なります。
この「絶対無=不確定性無限」において、その無限の闇に、
認識体の仮定断面の運動(プランク定数hの収束の時系列化)を
想定すれば相対的に無の風は光になり、認識体はその光の向うに、
自我仮説の補完としての時空仮説=宇宙を認識します。
我々は「過去は既に終わっている」「未来はまだ来ていない」ので、
「存在するのは現在」と考えますが、真の『現在』とは、認識体の
感受表面での量子相互作用(光速)のみであり、その経験
(過去=超光速)による予測(未来=光速下)として時空的
広がりは発生しているのです。
No.5
- 回答日時:
膨張というのを、3次元空間が3次元空間の中で膨張するという
観点で考えるので、「外」とか、質問者さんのような「スペース」
というものが意識されるんでしょうね。
高位の次元でどのように認識されるのかは想像すらできませんが
少なくとも3次元空間自体が高位の次元の中で膨張するとすれば
「外」は3次元空間的には「何もない」ことになりますね。
膨張宇宙の比喩で、良く膨らんでいる風船が例に出されますが、
その場合の「宇宙」は、風船の表面が全てで、風船の内部も外側も
「宇宙」には含まれないのです。
強いて言えば、風船の内部は「過去」で、外側は「未来」と言える
かもしれません。
で、この比喩の場合、膨らむ風船の表面だけを考えた場合に、
何か「スペース」が必要でしょうか?
というのが質問への答えになるでしょうか。
No.4
- 回答日時:
ハッブルさんが発見したのは画期的なのでしょうが、現在も膨張しているのなら天文学の学者から説明があってしかるべきだと思いますけどね。
科学と言うと皆信用しますが、そうでもないようです。
その一・・・話はそれますがハサミで紙を切るのは科学では証明できていません。
なぜハサミで紙が切れるのかわからないのです。なのでいまだに謎だそうです。
仮説はあるそうですけどね。
その二・・・それに心臓もなぜ動いているのかも科学では説明できません。
永久機関など存在しないのに何の動力もなくなぜ動くか不明だそうです。
科学なんてこの程度です。
眉にツバでもつけて聞いた方が良いかもしれませんよ。
ご回答ありがとうございます。
はさみで紙を切るのが証明できないって・・・
なんですか!それ!
超!不思議っつうか 科学!頑張れ!
No.3
- 回答日時:
すでに何か空間があって、その中にある"宇宙"が膨張してる、って概念じゃないんですね。
宇宙の「外側」には何もない・・・つか、そもそもその外側は原理的に観測不能(=光の速度で広がっている)なんで、「どーなってるかわからない」んです。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%87%E5%AE%99% …
ですので、「多元宇宙」とか、その手のSF的概念が跋扈しているんです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9A%E5%85%83% …
ご回答ありがとうございます。
なるほどです。
光速で広がるものを測定は不可能・・・。
測定不能というところに現在の科学技術はなっているということですね。
ありがとうございます。
光速以上の速度を持つものってあるんでしょうか・・・???
測定が出来ないけど、存在はする???
No.1
- 回答日時:
膨張は仮説ではなく、観測で確かめられています。
以下wikipediaより引用です
1929年にエドウィン・ハッブルが遠方の銀河の後退速度を観測し、距離が遠い銀河ほど大きな速度で地球から遠ざかっていることを発見した(ハッブルの法則)。つまり、ハッブルによって実際に宇宙の膨張が観測され、それにより《膨張する宇宙》という概念が定着したのである。
引用終わり
このwikipediaにわかりやすく概要や、関連する文献がまとめられていますよ
引用元ソース:
http://ja.wikipedia.org/wiki/宇宙#.E5.AE.87.E5.AE.99.E3.81.AE.E8.86.A8.E5.BC.B5
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 宇宙科学・天文学・天気 宇宙の膨張のイメージを易しく説明できる人いませんか? 6 2023/02/16 17:58
- 宇宙科学・天文学・天気 銀河同士が離れているのが事実だと仮定しても本当は時空が膨張しているから宇宙も膨張している 5 2022/07/23 14:55
- 宇宙科学・天文学・天気 宇宙原理が成立する時、宇宙の中にある程度大きな系をとり、その系が宇宙膨張により膨張すると、その系の膨 2 2022/11/11 14:37
- 宇宙科学・天文学・天気 宇宙と現実について 4 2022/10/15 14:02
- 宇宙科学・天文学・天気 オルバースのパラドックス 5 2022/10/29 22:00
- 宇宙科学・天文学・天気 宇宙を宇宙の外から見ることができるなら 7 2023/05/13 01:32
- 宇宙科学・天文学・天気 初期宇宙は、なぜブラックホールにならなかったのでしょうか 2 2022/06/04 21:12
- 宇宙科学・天文学・天気 無の空間におけるビッグバン 3 2023/07/01 20:53
- 物理学 真空の質量 3 2023/02/25 11:20
- 物理学 宇宙が光より早く膨張している、という事は事実上既に宇宙は無限大ですか? 1 2023/05/25 09:25
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
膨張宇宙下における光速について
-
この世界はループしているか、...
-
鉄の冷却による圧縮
-
空間の膨らみを、よく風船の膨...
-
時間て何?
-
宇宙で「止まっている物」って...
-
現在確認されている星で、地球...
-
宇宙はどうなっていると思いま...
-
宇宙の中心はどこ?
-
空間の膨張とはどういうことで...
-
☆宇宙の寿命について
-
宇宙人と会話できない理由は?
-
『天文学的な確率』という言葉...
-
宇宙も球形であると言う説は、...
-
はやぶさ2は、事前に投下した...
-
E=MC^2 エネルギーが質量に変換...
-
人類は1度も月には行っていな...
-
地球は、神様が作ったのですか?
-
本当に本当に悩んでることがあ...
-
25歳くらいで田舎から上京した...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報