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肥料として尿素には、窒素約46%が含まれているとなっていますが、
尿素の窒素成分量は、全窒素での表示となっています。

実際に尿素に含有される窒素は、尿素態窒素以外にアンモニア態窒素、
硝酸態窒素等も含まれるのでしょうか?

含まれているとすれば、各々何%ぐらいでしょうか。

A 回答 (2件)

尿素には、尿素態窒素しか含まれていません。



尿素は、土壌中で 尿素態窒素 → アンモニア態窒素 → 硝酸態窒素 へと変化し、植物に吸収されます。


こんな説明をすれば、少し理解していただけるのではないでしょうか



<尿素>
 化学式:CH4N2O
 分子量:60

   尿素は、「C:炭素」、「H:水素」、「O:酸素」、「N:窒素」の4つの元素から出来ています。
       (Cの分子量:12)
       (H  〃   : 1)
       (O  〃 :16)
       (N 〃 :14)

        「C」が1つ、 「H」が4つ、 「O」が1つ、 「N」が2つ なので、
      = 「12」×1 + 「1」×4 + 「16」×1 + 「14」×2  
      = 60 (分子量)       

  分子量「60」の内、『N』は「14」×2=28 含まれているので、

       28÷60×100≒46%

  つまり、尿素には窒素分(N)が46%含まれてい。。。という訳です。
  残りの約54%は、「C」、「H」、「O」で出来ているのです。
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2011/09/06 00:27

尿素は土壌中でウレアーゼを有する微生物により速やかに炭酸アンモニウムあるいは炭酸水素アンモニウムに変化します(アンモニア化成)。

炭酸アンモニウムは硝酸に変わりやすく、硝酸化成速度は硫安や塩安よりも速いです。
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