憶測の内容証明

Question

現在、匿名掲示板にて個人的にも会社のことも併せて、誹謗中傷、名誉毀損的な内容を書かれています。

書き込み始め辺りから、会社の損害を受けているような感じで仕事も受注が減り、やがての刑事告訴をふまえ、弁護士に相談しました。 

書き込みした人間はおおよそ見当がついており、依頼した弁護士は、とりあえず内容証明を出して、相手がどう出るか待ちましょう。 
というアドバイスでした。 

複数サイトにて個人情報がいろいろな場所で書き込まれていますが、現時点で取り寄せた証拠書類は聞いてもいませんし、見たこともありません。

相手が書いたという決定的証拠書類などないまま、内容証明で相手にかまをかけるような内容を、弁護士が作成して送付することは普通にまかり通る話ですか?


書類の一部文面です。
『以前お尋ねした依頼人に対するインターネット上の誹謗中傷行為について、名誉毀損、業務妨害に関する証拠の収集が完了しました。本件は極めて悪質な刑事事件であり、当職は断固とした措置をとる準備ができています。
一方で、依頼人Aは、本件に貴殿が関与しているとは考えておりませんが、本件について法的措置をとるまえに、貴殿との話し合いの場をもつことを希望しております。』
このような内容です。 
書き込みされた内容のプリントアウトなど状況証拠はありますが、営業妨害に関する被害の証拠、誰が書き込みしたという開示情報など含めて立証などは、まだできていません。 


私が読んでも、かまをかけるような脅しのような内容ですが、通常このような内容証明は当たり前ですか? 

法律に詳しい方、従事者からのご回答を求めます。

aki-o2011 · Accepted Answer

補足拝見しました。

少し、弁護士側の事情を裏読みしますと、
刑事事件で告訴、となると、
あとは警察が捜査しますし、警察の捜査は無料ですから、
結局弁護士は着手金と刑事告訴のための告訴状作成費用くらいしか
報酬がないんですよね。

対して、相手が行為を認めて、
あなたに示談金を支払ったりした場合は、
あなたが獲得した示談金に応じて
成功報酬が得られます。（10％～20％くらいでしょうか）
なので、できるだけ刑事事件よりも
示談で示談金を取るために
そういう行動に出ている可能性もあります。
（あくまで可能性です。
　単におおごとにしないためという考えだけかもしれません。）

なので、あまりにも頻繁に内容証明ばかり送って、
（内容証明も一通いくらで費用計上してる可能性もあります）
なんら解決に結びつかず、
あなたがその弁護士を信用できないと思うのであれば、
今の弁護士を解任して、
別の弁護士に頼んでも一向にかまわないです。
（これまでの費用や報酬はとられますが。）

正直なところ、ご説明を読んでいる限りでは
あなたのために事態を早急に解決させようという感じがしませんので、
あまりいい弁護士ではないように感じます。
（あくまで説明から受ける私の主観です）

aki-o2011 · Answer

最初から事を荒立てないということで、
こういう対策になっているのかもしれませんが、
通常は、まず、掲示板に誹謗・中傷を書かれて、
営業に悪影響が出る、と考えられるのなら
”偽計”業務妨害で警察に告訴してしまうのが確実です。
（威力業務妨害は実際に直接的な行為が伴いますので、
　この場合は違うでしょう）
偽計業務妨害はあなたの会社の信用を失墜させるような、
虚偽の内容を流布しただけで（要は掲示板等にウソの悪い噂を書き込む等）
成立します。
実際に業務に悪影響が出ているかどうかは関係ありません。

内容証明の内容ですが、
証拠と言っても、実際の書き込みの内容を確保しているだけなので、
相手が書き込んだという証拠がなければ、
まあ、ハッタリというかカマかけに近いですね。
プロバイダ責任制限法の開示請求では、
結局プロバイダ側で勝手に明らかな権利侵害と判断すると危険なので、
たいてい、裁判所経由の開示命令をを要件としています。
かなり費用がかかるので、まずそこまではやっていないでしょう

しかし、この件で相手のＡさんが本当に無関係で、
あなたの思い違いであった場合、
名誉棄損までいくか、と言われると、
さすがに弁護士でうまいことごまかしてますね。
「お前が犯人だろうから、告訴の前に正直に認めろ」という
気配（あくまで気配だけ）を感じさせつつも、
実際の文章では
「あなたが犯人だと思っていない」という文章があり、
最後の一文が
「告訴しようと思ってるんだけど、
　あなたはどう思うか、意見が聞きたい」と
とれるようになっているからです。
（相手が名誉棄損だとか言い出せば、
　間違いなくこういって言い逃れるでしょう）
じゃあ、なんで内容証明で送ってくるんだよというツッコミどころはありますが、
名誉棄損にはあたらないでしょう。

ただし、こんな内容証明が送られて来れば、
相手は気分を害しますし、
本当に無関係だったら無視されるでしょう。
その後の対策については
本当に刑事告訴するしかなくなりますが。

mimazoku_2 · Answer

確実な証拠がありますか？

でなければ、業務を妨害され、損害が出ているならば「威力業務妨害」で訴えた方がいいでしょう。

それならば、警察を動かし、確実に犯人を捕まえられます。

確証が無い場合「しらを切られたら」終わりです。

それに一定期間を置いて、再活動されれば、また、同じ問題が発生します。

また、万一相手が「名誉毀損」などで反撃してきたら、確証の無い貴方側が大きな被害を被ります。

確実にしとめるならば、法の下での処分を考えてみてください。

憶測の内容証明

補足拝見しました。

最初から事を荒立てないということで、

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