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現在、二種類(或る処置前と処置後)のラットの番を用いて、出産後の母親の育児能力比較を行っています。
観察の結果、二種類の一方の番たちでは、一定の観察期間中に仔は順調に成長し、死亡することはほとんどありませんでした。しかし、他方の番たちでは、仔があまり成長せずに死亡、また、親によって食殺されることが見受けられました。有意差がある可能性があります。統計学的検定で、証明できるかもしれません。

一定期間、毎日、仔の生存数を記録しています。
その日の仔の生存匹数÷出産直後の仔の匹数=その日の哺育率(%)
を計算し、比較しようと考えています。

そこで、このような場合の統計学的検定の手法として、何が考えられるか、どなたか分かる方が居れば、教えていただきたいです。

A 回答 (3件)

No.2です。


率のデータなので、アークサイン変換 (率の平方根のアークサイン) してはどうですか、と追加する予定でしたが、少し調べてみたら、カウントデータの繰り返し測定でも一般化線形モデルで解析するのが普通になってきているようです。
ロジット変換して、ロジステック回帰風にモデルを作るのが良いように思います。

ただし、生存匹数は減る一方であること、また、時点ごとの生存率のつがい内での相関が高いように思われ、また、出産直後の仔の匹数を全ての分母にするのか、観察するたびに死亡したものを次の観察の分母から減らすのが良いのか、にわかには分かりません。

また、元に戻りますが、統計ソフトを使用しないで済ますなら、アークサイン変換を使用して普通の連続量と同じ扱いをするのも十分通用すると思います。その場合も分母を何にするのが良いかという問題は共通ですが。
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1. 特定の時点を決めて、哺育率のt検定。


2. 哺育率について、番をランダム効果とする混合効果モデル
3. 哺育率についてrepeated measurement ANOVA
などが思いつきました。一点だけの比較なら、同一番からの繰り返しデータの相関を考えないですむのでt検定できると思います。
生死のカテゴリーデータとしてどうしても扱いたいというなら、またアイディアを考えますが、t検定に類する方法を最初から捨てることはないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
何日目、という特定の時点を決めて、各種類の各番の哺育率(パーセント)をt検定する、ということでよろしいでしょうか?

このような場合の、百分率を比べる検定方法がなかなかイメージがつきませんでした。

ANOVAについても、検討したいと思います。

お礼日時:2011/08/31 13:26

動物実験で癌での死亡率の統計にどんな検定を使っているのか調べてみたら、


Log-rank (Mantel-Cox) test というものがでてきました。
このキーワードでGoogle検索したところ、もっと役に立ちそうなウェブサイトがあったのでそれも載せておきます。
http://www.ibaraki-kodomo.com/toukei/surv.html

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
Log-rank (Mantel-Cox) test では意味的に正しく評価できないようです。


Log-rank (Mantel-Cox) testでは、仔1匹ごとの生存が主体となっています。
全体のの仔の経時変化を追うよりかは、ある番の仔のうちの何パーセントが生き残るのかということを考え、二種類の親(番)の子育て能力比較を行いたいと考えています。nの数は、仔の数ではなく、番の数で評価したく考えています。

二種類の番を複数番飼育しています。

t-testでは当然評価できないので、悩んでいます。

補足日時:2011/08/30 11:53
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